腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 






原ジャイアンツ、リーグ優勝おめでとう!


“あっぱれ”3つお願いします。


9回、クルーンが出てきたところで、不覚にもソファでウトウトしてしまい、実況アナウンサーの
「ジャイアンツ優勝!」の声でハッと目が覚めました。

慌ててデジカメ出して撮った画像↓
 完全にシャッターチャンスを逃している

急遽胴上げすることになったそうですが、ということは祝勝会のビールかけは無しだったの?

ま、ビールももったいないし、日本一に取っておいてください。


で、金曜日の夜『未来創造堂』(日テレ)で“腕時計の未来を切り拓いた男”ってやってましたね。

見ました?
これ↓


カシオ計算機で腕時計の開発担当をしていた伊部菊雄さんの話。
1981年、「落としても壊れない腕時計の開発」をたった一人で着手した伊部さんは、10mの高所から落としても壊れない時計を試行錯誤の上、開発に成功。
しかし、当時は“軽薄短小”が良いとされた時代。
強化プラスチック(ウレタン)に覆われた大型で分厚い腕時計はサッパリ売れなかった。

が、当時米国で流れた一本のCMからG-ショックの快進撃が始まる...

アイスホッケーの選手がパックの代わりにG-ショックをキーパー目がけて叩き込むという内容のCMは、物議を醸し出し、“ヤラセ”、“インチキ”と抗議が殺到したそうな。
そこで、ある番組が実証した結果、G-ショックは全く故障せず、正常に動いていたことが判明した。

これで一気にストリート系の若者やスポーツ選手からの人気を得、その後映画での使用などで一気にブームの波に乗ります。

開発当時、職場の3階のトイレの窓から落とした時計は200個あまり。

流石、物作り大国ニッポン。
開発者の執念には頭が下がります。

20代~40代くらいの男性なら一度は手にしたことのあるG-ショック。
店主も完全にブームの真っ只中にいました。
販売員側として。
もちろん自分でも持ってました。
5~6本あると思います。(今も全部健在です。)


小学校(低学年)の頃には『ゾウが踏んでも壊れない筆箱』を持っていた記憶があります。

腕時計を誤って落とすってのは想定できますが、筆箱をゾウに踏まれるという機会はまずないでしょうが、それでも当時は大ブームでした。

その後、多機能な両開きのデッカイ筆箱が流行り、中学生になると布製でチャックの付いた鉛筆入れが流行ったりしましたが、いつの間にか缶ケースに落ち着いたようです。

社会人になってからは、筆箱を持つ習慣が無くなったのでよく分からないが、ゾウが踏んでも割れない筆箱って今も売ってるのかね?

今度文房具屋さん行ったら探してみよ。


スノーボードに行くときは-20度まで耐えられるG-ショックを着けている腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
これ↓


-20度って...腕時計よりも先に着けている人間がダメになる。

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