腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



以前にも書きましたが、テレビ大好きです。家に帰ったら、とりあえずスイッチ入れます。
最近は連ドラを見なくなりましたねぇ。オッサンになったからか。(><)見るといったらスポーツ、報道番組、バラエティ番組、映画、クイズ番組くらいですかね。料理番組大好きです。

昨日のテレビでナインティナインとSMAPの中居君が出てた『めちゃイケ』で中居君の腕時計が重要アイテムになってました。

フランク・ミュラー。  ええ時計持ってやがるなぁ。さすがSMAP。画面のスーパーではちゃんと“ミュラー”って出てるのに、ナイナイや中居君、あとナレーションの人もやっぱり“ミューラー”って言ってますね。見ていてどうも引っかかるのは私だけ?(だいたひかる風)

最後の最後に時計が大写しになった時、「あ!デジカメで撮らないと!」と思って一澤帆布のカバンをゴソゴソ探ってたら画面から消えてしまった(><)しかし時計の種類はしっかりチェック済み。

マスターバンカーですね。 100万ちょっと超えるくらいか。

その後もウダウダとテレビ見てましたが、夜11時半からイチローとスポーツジャーナリストの義田氏が出てた『イチ流』を見ていた時、イチローの腕時計にも目が行きました。手元にデジカメがあったので今度はバッチリ撮影成功。
こちら↓


アラン・シルベスタインです。

店主がアラン・シルベスタインの実物を見たのは、時計の販売員をしていた頃。初めて見たときは「なに?このおもちゃ?スウォッチ?」と思いましたが、プライスを見てビックリ!ロレックスより高かった!ゲロゲロ!(古っ!)
イチローのモデルもクロノグラフなので、100万円前後かと。

アラン・シルベスタイン...1987年創業。元々は建築家で、構造デザイナーでしたが、1980年代半ばにコンクールに出品した時計が大絶賛され、時計業界に。“デザイナーズ・ウォッチ”の先駆者と言われています。

POPアートなカラーリング、クネクネに曲がった針、●▲■型のリュウズやプッシュボタン。一度見たら「あ!アラン・シルベスタイン!」と誰もが記憶に留めるデザイン。
こんな感じ↓


ロゴのサインといい、アパレルの“カステル・バジャック”のような感じか。
他人とちょっと違った個性的な腕時計をお探しの方はご検討されてはいかがでしょうか?

私はちょっと...パス!(^^;)


イチロー、ラスベガスでブラックジャックとルーレットで1000ドルほど勝ってましたね。最後の大勝負でブラックジャックを引くとは流石一流勝負師。


マカオには数回行ったことがあるが、勝って帰ったことが一度もない腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
リスボアホテル恐るべし!

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




昨日、仕事の帰りに大阪市内の“なんばCITY”のバーゲンをチラリと覗きました。特に欲しい物があったわけではないのですが、何か良いものがあればなぁ、と軽い気持ちだったのです。昨日はポールスミスがバーゲン初日だったようで、夜7時半頃だったのですが、店内は大混雑。ブラブラと目的無しに店内をうろついて一本のコーデュロイ(昔で言うコール天)のパンツに目が行きました。なにしろ縦にデカイ(最近は横にも)ので、最大サイズをチョイスしていざ試着室へ! ...

パッツンパッツンやん!(><)

何も買わずに帰りました。

バーゲンでピッタリサイズの服やパンツを買えたためしがありません。数年ぶりにバーゲンに行ったので、その法則をすっかり忘れていました。もう行かない!


と、ここでグチっていると、新春一発目の修理仕上がり品が店に戻ってきました。

とうとううちの店にも来ましたよ~!
こちら↓


ブレゲ タイプXXトランスアトランティック  守口市在住のI様所有の品。


以前からこのブログでも数回紹介している世界三大時計ブランド“バセロン(ヴァシュロン)”“パテック”そしてこの“ブレゲ”。

ブレゲは創業から今年で232年目と老舗中の老舗ブランド。創業地はフランスのパリ。創業者はアブラアン・ルイ・ブレゲさん


『ブレゲがいなければ時計産業の歴史が200年遅れていた』とも言われるくらい時計業界には欠かせない人物。
精度向上に不可欠なヒゲゼンマイ、ミニッツ・リピーター、スプリットセコンド・クロノグラフ、そしてうちの店名にもなっているトゥールビヨンなど、超が7個くらい付く複雑機構を次々に開発したのがこの人。
機構面だけではなく、デザインや装飾にも大きな足跡を残しています。ブレゲ針と呼ばれる青焼き処理を施した独特のハンド、ブレゲ数字、ギョーシェ装飾の文字盤、コインエッジなどなど。
ブレゲの顧客台帳にはフランス王妃マリー・アントワネットや将軍ナポレオン・ボナパルトの名前が確認できます。

で、上写真のタイプXXトランスアトランティックですが、フランス海軍航空部隊のために1954年に製造された軍用クロノの第4世代に当たります。
こちらがケースサイド↓

リュウズとプッシュボタンの間のギザギザが確認できますか?これがコインエッジ。ブレゲウォッチの際立った特徴の一つです。

いやはや素晴らしい時計。大事にお使いくださいませ。


新春に相応しい時計のご紹介にバーゲンの悔しさが吹き飛んだ腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
なんだかんだ言っても良いものは良い!間違いない!

コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )




今年の干支は亥年ということで、昨年の11月頃から年賀状のテーマは決まっていました。
“亥=猪”ということで...

アントニオ猪木   間違いない!

はたして、全国民の何人がこれに気付いたか?はたまた同じような年賀状を作成したか?

こちら↓


もうちょと顔と体の色を合わせたかったのですが...  「きもい」という辛辣なご意見もチラホラ(><)
くそう!

しゃくれ顔を自身で何枚も撮影している時のワビ・サビがわからんか!?
嗚呼、この達成感。プリンターから最初の一枚が出てきたときのやり遂げた感は来年、再来年と脈々と継承されるであろう一子相伝のナンセンス度。

段々何を言っているのか判らなくなってきました(^^;)この辺で止めておきます。


お年賀をお届けできなかった皆様に、改めまして『今年もよろしくお願いします!』


さぁ、正月気分も今日で終わり、明日からミッチリとディープなウォッチの世界へ貴方を誘いたいと思います。

もう店がオープンして小一時間ほど経つのに、表にはほとんど人通りがない。皆、今日辺りから仕事始めなのね。  フ~。(--)


お客さんが来ないといつまでもダラダラと文章を書き続けてしまいそうな腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
うお!電池交換のお客さんが来てくれた! ヤホ~イ! 仕事頑張ります。

コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )




明けましておめでとうございます。

本年も御付き合いのほど、宜しくお願い致します。


アッという間の正月休み。3日間は短いですね。来年は5日間ほど休んでやろうかと、もう来年のカレンダーをチェックしていますが、今年の正月は3日間丸々親戚の叔父の家に入り浸っておりました。

そして、元日には京都までお参りに行ってきました。
まずは大谷本廟↓
 祖父が奉られております。

そして清水寺↓


参拝前にお清め↓


  ニカッ

すごい人出でした。
 ほとんどウォーリーを探せ状態。

しかし、京都の元日は雲一つない晴天で、ポカポカしていて上着はいらないくらいの良い天気でした。

京都には叔父と叔父の次女(従兄妹)の3人で行ったのですが、店主と従兄妹が清水さんでおみくじを引きました。結果、店主のおみくじは、な、な、なんと!


新年早々縁起がいいですな!
ちなみに、従兄妹のおみくじはと言いますと、嫁入り前の娘がまさか“凶”だったとは口が裂けても言えません。 あ!言っちゃった!
まぁ、本人はかなり気にしてるみたいだったので、そっとしておいてやってください。

というわけで、本年もあげあげで~...っと、このフレーズを使うと、全国から苦情の電話やFAXが殺到しそうなので(サブちゃん、お気の毒)、普通に...

本年も宜しくお願い致します。


初夢は何も見なかった...ような気がする腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。



コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )


   次ページ »