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交流

アタック~、アタック~、No1!を目指して!!

2011-01-30 10:15:00 | 徒然なるままに
1月29日(日)

今日は、朝一番に、バレー部の1年生大会の応援に行った。
昨日の数学の授業で、いつも元気なエースアタッカーが風邪ぎみで元気がなかったのと、メンバーが足りないというので我が演劇部から2名の助っ人コンビが出場するからだ。
第一試合と言うこともあってか、身体がガチガチの割には第1セット目はみんなけっこう動いていたのだが、エースのせき込みがひどく、やはり、いつもの調子が出ない。2セット目はミスの連続で、声がどんどん出なくなり、ボロ負け状態になってしまった。

私はその後用事があるので午後の2試合目は応援できなかったが、帰り際に、2年生のキャプテンに、
「相手がどんなチームであろうと、気持ちで負けるな!って、伝えて」
と言い残して会場を後にした。
キャプテンは複雑な顔をしていたので、私は郡市内のバレー部のことはよく知らないが、相手校の○○中はけっこう強いチームなのだろう。

会場には、前任校のバレー部の生徒たちも来ていた。
特に、去年1年生だった生徒たちは、私のイメージの中ではまだ1年生の姿なのに、みな大きくなっていて、月日がたったことを実感してしまった。
「先生、バレー部の顧問なんですか?」
「ううん、演劇部の顧問んだけど、メンバーが足りなくて、演劇部員が助っ人で出ているから応援に来たの。でも負けちゃって…。でも、もうこれから帰らなくちゃならないんだ。」
「第2試合はどことやるんですか?」
「○○中だって」
「あ~、そこ強いですよ~!演劇部の子たちは小学校の時はバレーやってたんですか?」
「う~ん、初心者だと思うよ。他の運動部の子は皆1年生大会があって出られないから、吹奏楽もコンテストあるし、演劇部しか土日暇な部がないから。その中でも、体育でバレーが上手にできた子って条件で出てるみたい」
「そうなんだ~、大変ですね」
「メンバー足りなくて試合に出られないかもしれなかったから、出られたでけでもよかったのかな?
あなたたちは、来年3年生になるんだね。総体、がんばってね!」
「「「「「「はい!!」」」」」」

そしたら!!!!!!!第2試合後、午後から応援に行った教頭先生からメールがあり、なんと、その○○中に勝ったというではないか!!
メールに気がついたのは大分経ってからだったのだが、教頭先生に折り返しTELして、二人で大興奮だった。
本当にみんなよくやった!応援に来ていたお母さんたちも泣いていたそうだ。
この一勝は本当に大きい、価値ある一勝だ。
月曜日に、みんなに会ったら、思いっきりほめてあげよう。*(笑顔)*


ファミリーマート、儲かるだろうなあ~。TVの力は偉大だ!

2011-01-24 06:42:00 | 徒然なるままに
1月22日(土)

 photo by toliton717 from OCNフォトフレンド

早朝ウォーキングで、見かけた夜明け前の白い月と、水仙の花。

今日は、演劇部の生徒と千葉市の南部青少年センターで開催された「夢チャレンジ」というイベントの中の、中学校演劇コンクールと高校演劇コンクールのそれぞれ最優秀校の舞台を見てきた。
中学校の部は、千葉市立大椎中学校の『ふ号作戦』
高校の部は、県立千葉高校の『上村応援歌』
どちらもなかなか見応えのある舞台だった。(後で加筆の予定)

その後、私だけ抜けて、今度はバスケットボールの桜井杯の応援に行った。
現勤務校の試合には間に合わなかったので、前任校の試合の応援に行った。
みんな、この1年でずいぶん成長していた。
惜しくも破れてしまったのだが、差し入れの*(みかん)*を渡し、次回の1年生大会、4月の相川杯、そして夏の総体に向けてのエールを送って帰って来た。

帰り、前前任校、またその前に勤めていた学校区にあるスーパーに立ち寄り、夕食の買い物をしていたら、思わず買ってしまったのがこれ!
photo by toliton717 from OCNフォトフレンド
なんでウインナー?と思いきや、「ウインナーを食べて 目指せ!Winner!」と言う命名につい、つられて買ってしまった親バカでした。
もう、この時期は神頼みと「験担ぎ」しかありません。ただのごろ合わせ商法だとは百も承知なのですが…。

でもって、更に親バカ丸出しママは、TV*(テレビ)*で、『ファミリーマート』のスィーツランキング1位の商品を、娘の少女漫画のようなキラキラ*(キラキラ)*の眼力*(うるうる)*に負けて(実は自分が食べたかった*(酔払い)*)、速攻買いに走ったのでした。
photo by toliton717 from OCNフォトフレンド
ランキング2位の『俺のエクレア』が売り切れだったのが残念*(ショック)*
お店で買い物をしていたら、次々と私と同じようなお客さんが来て、スイーツの棚はあっという間に空っぽ!*(キョロ)*
恐るべしTV*(テレビ)*の影響*(驚き)*
明日からしばらくはファミリーマートはもうかるうだろうなぁ~*(ニヤ)*

結局今週もまとめ日記  1/15~1/21

2011-01-21 23:25:00 | 徒然なるままに
*(パスタ)*学年の食事会

1月21日(金)

放課後、なぜか私ご指名の2年生の男子生徒の教育相談をし、同時進行で、冬休みの課題が終わっていない生徒の補習をした。

教育相談と言っても、二人で野球の話で盛り上がっただけだったのだが、選択美術の時はお茶らけてふざけてばかりの彼が、美術室のカギ当番は忘れずにやってくれるし、何より朝、私を見かけた時のあいさつがとても爽やかで、そういう挨拶をしてもらうと嬉しいことを話した。
高校に行っても甲子園を目指して頑張るという彼に、心からエールを送った。

一方、今日中に美術の作品を完成させないと、明日の大会出場メンバーから外されるという背水の陣を敷かれた生徒は、何とかかんとか仕上げることができ、本人も大満足で帰って行った。
明日は思う存分、暴れて来い!

未提出者は、あと一人となった。


夜は、来週総合の時間に学習する『職業人に聞く』で、講師としてお話をしていただけるイタリアンレストランのシェフが経営するレストランに、学年の職員と教頭先生とでディナーを食べに行った。
とっても美味しくって、話も弾んで、楽しい食事会だった。
みんな、車で帰宅するので、*(ワイン)*が飲めなかったのが残念だ。


*(学校)*卒業生

1月20日(木)

夕方、帰宅しようとしていたところに、今年成人を迎えたという卒業生が来校した。
先日の成人式の時に中学時代の同窓会で、学校のことが話題になり、懐かしくなって、学校に来たのだという。
めったにこちらに帰ってくる事ができなくなっているので、どうしても、学校見学をしたいのだという。

3学年の先生方は続々とかかってくる合否や帰宅確認の電話連絡に追われて忙しそうだし、成り行きで私が校内を案内することになった。
でも、それは私にとってはすごく貴重な体験になった。
彼らが中3だったのは5年前。その頃の思い出話を聞かせてもらいながら、校内を回るのは、新鮮な驚きや面白いエピソードを聞かせてもらったりして、とても楽しかった。
面白かったのは、トイレに入った女の子が、突然叫び出したので、何事かと思いきや、
「中学時代は届かなかった窓のかぎに触ることができた!」
と言うのだ。
身長153?だった当初は、背伸びしても届かなかったのに。
「学校、小さくなったねえ!」
とうれしそうに言うう笑顔がかわいかった。
男の子も、在学中は150cmそこそこで一番小さかったとかで、昇降口に行った時、靴箱の一番上の面を見降ろすことができて
「へえ、一番上はこうなっていたのか!学校、縮んだみたい」
と笑う顔もかわいかった。
何のことはない、2人が成長しただけなのに、学校が小さくなったという感覚がおもしろい。
と驚く姿もかわいかった。

2人は、散々校舎の思い出の場所を写真に撮って、大満足で帰って行った。

     *(チキン)*        *(ジュース)*        *(チキン)*        *(ジュース)*    


今日は、末娘の合格*(桜)*した高校に『延納金』を振り込みに行き、夜は、末娘と妹と私の3人で、パン食べ放題のレストランに行き、ささやかなお祝いのお食事会をした。
今度、志望校に合格*(桜)*したら、息子や長女も呼んで、盛大にお祝いをしよう!
がんばれ!ピッピ*(グー)*


*(桜)*末娘、高校合格*(チョキ)*

1月19日(水)

今日は、末娘の合格発表。でも、私はその時間は授業中。
朝、出がけに娘に
「携帯に留守電入れておいて」
と伝えておいたのだが、休憩時間にその留守電を聞くのに、ものすごくドキドキした。でも、娘の伝言は、
「ママ、受かったから」
というごくシンプルで、気が抜けるほどあっさりしたものだった。

私が先日面接練習した生徒たちは、あちこち私を探しまわったり、朝一番に私を待ち構えていたりして、うれしそうに『合格報告』をしてくれた。
抱きしめてあげたり、男子生徒の頭をい子いい子してあげたりすると、みんな中3とは思えないほどかわいらしくうれしそうに笑ってくれた。
我が娘は、なんだかとってもクールなのだ。
でも、その日はカニ鍋にしてお祝いをしたところ、大喜びしてくれた。

明日は、妹の再就職祝いも兼ねて、レストランでお祝いだ。


*(クローバー)*育児仲間

1月18日(火)

今日、何年かぶりで子どもたちが赤ちゃんの時の育児仲間のママから電話があった。
あの頃の赤ちゃんが、大学を卒業し、社会人になって、それぞれの道で頑張っている話や、懐かしい思い出話に花が咲いた。
あの頃の仲間たちはみな離れ離れに引っ越して行き、年賀状のやり取りはしていても、めったに会うことはなくなってしまった。
今年の春は、久し振りにみんなでよく遊んだ「緑地公園」*(庭)*でお花見*(桜)*をし、みんなでお買い物に行っては食べたスーパーの昼食処でお茶*(コーヒー)**(ジュース)*しよう!という話になった。
何組の母子が集まるかわからないが、久しぶりの公園仲間同窓会が、今から楽しみだ。
子どもたちはどんなに成長し、どれだけ変わっているのかなあ…


*(鉛筆)*末娘、いざ出陣

1月17日(月)

今日は、末娘の私立高校受験。
私は、4時30分から早朝願掛けウォーキングに行って神頼みをし、娘のリクエスト弁当を作って、送り出した。

末娘が帰宅した頃に家に電話したら、いつになくしょんぼりした娘の声。
「試験、どうだった?」
「数学が難しくて、問題がよくわからなかった」
「そうか。でも、逆によかったじゃない。本命の高校受験の前に、自分の弱点が分かって。そこをしっかり解き直しておけば、今度同じような問題が出たら、こっちのもんじゃない。」
「ありがとうございます・・・。」
なんともしおらしい。私は一瞬、誰と話しているのか分からなくなるほどだった。
「面接はどうだった?ちゃんと答えられた?」
「入・退室なんかはしっかりできたけど、緊張していっぱい『えっと・・・』を連発しちゃった…」
どうにも、がっくり落ち込んでいるようだった。

元気出させようと、今夜はステーキを焼いて励ました。
がんばれピッピ!これからが本番だ!!


*(ギター)*親父バンド

1月16日(日)

今日は妹が勤める整体に行って、先日の健康診断で身長が8?伸びたことを報告した。
その後も足が軽くてウォーキングがらくになり、早くなったことなども話した。
から40分間体をほぐしてもらった後、妹と昼食を一緒に食べた。

午後からは、勤務校の近隣の子ども会の様な組織の大人サポーター会議に出席した。

夜は、3年前にお世話になった学校の当時の教頭先生が、『親父バンド』のコンサートをやるというお知らせを受けていたので、それを聴きに行った。
楽器店の一室で、吉田拓郎の歌を中心としたコンサートだった。
当時の同僚たちがメンバーに加わっていたり、撮影係を買って出ていて、久しぶりに元気なみんなに会えてうれしかった。


*(学校)*休日出勤

1月15日(土)

昨日の授業中、冬休みの課題が未提出の生徒を居残りさせ、補習をしていたら、それでも終わらない生徒が、
「明日、部活が終わったら続きやりたいんだけど…、家じゃ一人じゃできないから」
と言ってきた。
わたしは、明日までの展覧会を見に行く予定だったのだが、明日から、部活動やら予餞会の準備やら居残りさせられる時間はなさそうだったので、やむなく、その希望をかなえてやることにした。

朝から、書類整理やら採点をし、午後からは生徒作品の撮影をしながら、課題をやらせた。
クラスでやるとお茶らけて全然まじめにやらない生徒なのだが、今日は終始真面目に取り組み、ちゃんと仕上げることができた。
仕上げ終わって、感想を聞いたところ
「できてほっとした。達成感がある」
と言い、にこやかに帰って行った。
彼は、今まで、最後まで作品を仕上げたことがなかったのだという。
「あなたの作品も、しっかりカメラに収めたからね」
と言うと、本当にうれしそうだった。

ああ、後二人。今日、電話がつながらなかった2人がそろえば全員提出だ。
私があきらめたり、切り捨てたら、そこで『試合終了』だ。
『全員カレンダー』完成を目指して、あきらめずにがんばるぞ!

帰り道、久々に陶板浴に行って、一週間のお疲れを取った。
40分間、ガチで爆睡した。スッキリした~。


50歳を過ぎても、『青春現役』でいるために…!

2011-01-15 01:05:00 | 徒然なるままに
1月14日(金)

今日は朝一で、講師登録更新のために毎年受けている健康診断に行った。

うれしかったことと、悲しかったことが、それぞれ一つずつあった。

まず、うれしかった事は、身長が伸びたこと*(ニヤ)*
なんと、157.5?だった身長が、158.3?になっていた!この8?の違いは大きい!!
これは、最近整体に通って、骨盤や、背骨、足の骨の矯正を受けているおかげなのだと思う。
姿勢をただすということは、文字通り背筋が伸びるということなんだ。
私の場合、足の方が伸びた感じがする。
この調子で、姿勢良く日常生活を送り、ウォーキングを頑張っていけば…。夢の160?も夢じゃないかも~?(←無理に決まってるじゃん!)

次は、悲しかった事。
視力が落ちた。裸眼で、右目が0.4、左目が0.8と言う、乱視の上に、ガチャ目になってしまっていた。
この仕事を始める前の8年前の健康診断で、両目とも、2.0だったのに・・・。*(泣く)*
右目は更に、今かけているメガネを着用しても、0.7だった。これは、近々にメガネを作りなおさねば。

30代ぐらいまでは、飲まず食わず寝ずでも、何とか乗り越えられてきた。でも、半面、ストレスは今の何十倍も抱えていた。
40代で、だんだん無理が利かなくなってきた。それでも、まだまだ若いつもりで、相当な無茶をし、自分の体を痛めつけてきた。正直、自分の体は二の次で、今思えば、『自殺行為』に匹敵するほど、精神も身体も酷使していた。

そして50歳を過ぎて、今になって自分の体のメンテナンスの必要性を痛切に感じる。

まずは、
眠ること。
食べること。
便通を整えること。
身体を休めることも仕事のうち。
気分転換や、安らぎのための『好きなこと』をやる時間を持つこと。
家族のことを考え、家のことをやる時間も必要。
適度な運動で、健康を維持する。
痛くなる前に、身体をほぐし、しなやかな身体でいること。
1カ月に1回は白髪染めに行き、見た目も心も若返ること。
一カ月に1回はエステで肌の張りを取り戻し、アカスリでピチピチのお肌になること。
花粉症予防に陶板浴に行くこと。
ダイエットを頑張って、昔のスーツが入るようになること。

まだやっていないのは、歯医者に行くこと。

それと、できれば、『恋』をしてときめくこと。*(キラキラ)*
現実には無理でも、二次元の世界でも、歴史上の人物でも、映画の主人公でもいいから、ときめき*(キラキラ)*が欲しい。

・・・・なんだか、だんだん健康診断とかけ離れて行ってしまったけれど、今年も元気にスタートは切ったぞ!

鬼と仏の顔の面接官

2011-01-14 23:58:00 | 徒然なるままに
1月13日(木)

今日は、3年生の集団面接練習2日目。

昨日と同じ志望校の別のグループだ。
今日のグループは、正直、初っ端からダメだった。
美術室に入ってきた途端、
「どうせ、滑り止めだから、たとえ受かっても、結局行かない高校だし」
と言う会話が聞こえてきた。

『面接官役』の私は、それを聞いて、逆に『スイッチ』が入った。

かなりシビアな私の指導に、泣きだす生徒まで出た。

入室して、着席までを5、6回やり直しさせた生徒もいた。

たかが滑り止めの私立の集団面接が、こんなに難しいとは、誰も思っていなかったのだろう。

でも、練習の最後には、全員が、この練習で身に付けたこと、学習したこと、指導を受けたことは、本命の公立高校を受けるときにも必ず役に立つ、という確信と自信を持って終えることができたと思う。

帰る時の顔は、昨日の生徒たち同様、みんな目がきらきらしていて、爽やかだった。中には、
「先生、面接練習は今日だけですか?」
と聞いてきた生徒に、
「大事なことはみんな教えたから、それを思い出しながら、お家の人や、友達に面接官になってもらったり、ビデオに撮ってみたりして、自分で練習してごらん」
と言った。
そして、職員室に帰ってから、今日面談した生徒のカードに、感想とアドバイスを書いた。

全員に*(桜)*咲け*(びっくり2)*

注・面接の時の入・退室では、『敷居』を踏まないこと。




ひさびさ、まとめ日記 1月8日~12日

2011-01-12 23:34:00 | 徒然なるままに
*(グー)*自分をあきらめない

1月8日(土)

*(映画)*『ロッキーファイナル』を見た。http://movies.foxjapan.com/rockythefinal/top.html
『ロッキー5』で思春期だった息子は一流会社に就職しながら、父親の『影』に傷ついていた。エイドリアンは3年前に他界し、ロッキーは、思い出の中に生きていた…。

ある日、無敵のチャンピオンとかつてのロッキーが試合をしたら、どちらが勝つだろうかというバーチャルリアリティーのゲームがTVで放映された。
ゲームではロッキーが勝ったのだが…。

この後は、ぜひ、本編を見て頂いた方がいいので、ネタばれになることは控えよう。

50歳を越えたロッキー(当時、シルベスター・スターローンは60歳!)が無敗の若いチャンピオンと戦うために、身体作りをする姿や、息子に決意を話すシーンにはグッときた。

見終わった後、私はじっとしておられず、夕方の通りへウォーキングに出かけた。もちろん、頭の中のBGMは♪ロッキーのテーマ。(つくづく影響を受けやすい奴…)

『人生はバラ色ばかりじゃない。
 いくら打たれても前に進むんだ。けしてあきらめずに。
 自分を信じなきゃ人生じゃない。
 叶わない夢はない』

今年こそ、なりたい自分になるために!


*(ドイツ)*アルブレヒト・デューラー版画・素描展|国立西洋美術館

1月9日(日)

午前中、『カラダファクトリー』で整体を施術してもらった後、上野の国立西洋美術館にデューラー展を見に行った。

最初に、国立西洋美術館の学芸員さんによる、常設展のギャラリートークを聞いたのだが、なかなか面白かった。
次に、『デューラー展』の記念講演会を聞き、鑑賞のポイントを学んだ。
さて、いよいよ展覧会を見ようと思ったのだが…。
さ程混んでいない割に、絵を見ている人の列の進みが『牛歩』より遅いのだ。
その上、作品が、皆、葉書大サイズで、大きくてもA4サイズぐらい。
緻密なエッチング作品を、みなじっくり見るのだから、このまままでは閉館時間までに全部は見きれないだろうと思い、他人の頭の後からひょいひょい見て飛ばして歩いた。

見て一番思ったのは、「宗教」「肖像」「自然」の3つの分野の展示のうち、『宗教』は、キリスト教や『聖書』の知識があった方がより興味深くそこに表現されたシーンを見ることができただろうということだった。
それともう一つ。たくさんの人が観ることができるように、葉書大サイズの原画をA3ぐらいに拡大したものを頭の高さぐらいに展示し、その下にその原画を展示するようにすれば、もっとたくさんの人が効率よく作品を見ることができるのにと思った。

飛ばし飛ばし見ながら、後で図録を買ってじっくり見ようと思っていたのだが、図録の文字が小さくてびっしり書いてあるのを見て、なんだか読むのが面倒になってしまい、買い控えてしまった。

今度デューラー展を見るときは、拡大鏡を持参することにしよう。

*(ワイン)*成人の日

1月10日(月)

今日は、長女の成人の日。
千葉の成人式には仕事で参加できない長女を、東京で家族だけで祝うことにした。
着物を買った呉服店で着付けをしていただき、明治神宮に参拝。
空は快晴だったが、北風が冷たかった。
photo by toliton717 from OCNフォトフレンド
目黒雅叙園で食事をし、スタジオで写真撮影の後、雅叙園内の撮影スポットでスナップ写真を撮りまくり。(←超~親バカ!)
夕方、塾を終えた末娘が合流、息子は卒論が終わらず欠席で、着替えた娘と洋食屋さんで食事会。

成人の日だからと、ワインを勧めたところ、
「私、まだ19だよ、いいのかな~?」
と言いながら、ワイン*(ワイン)*を一口飲んだとたん
「苦~!コーラ*(ジュース)*の方がいい!!」


3月には、無事大学を卒業でき、就職祝いの息子と、中学を卒業し、、高校の入学祝いの末娘のお祝いも兼ねて、またお食事会をしよう。
もう、こういうアニバーサリーな日にしか全員そろっての食事ができなくなってしまったんだなあ…。
子どもたちが成長し、巣立って行くのはうれしいが、同じくらいさみしいものだと思った。
そして、それは、私の両親も同じような思いをして来たんだなあ・・と今更のように思った。



*(テレビ)*アニメ『冬のソナタ』

1月11日(火)

7年前に大ブームになる直前にハマってしまった『冬のソナタ』。それのアニメ版を見た。

丁寧な作りと、ヒーロー、ヒロインの声が、実写版と同じ俳優が担当するというこだわりのアニメだ。

まるで、昔のディズニーアニメや東映長編アニメのように、実写版をなぞって描いたであろう、ドラマそのままの映像に、安心しながらも、半面、物足りなさを感じている私だった。
特に表情は、実写版には到底かなわない。
背景がきれいすぎて、現実味がない。
なんて、シビアすぎる観方だろうか…。

せっかくアニメ化するのなら、ドラマをそのまま忠実になぞるだけでなく、アニメならではの表現があってもいいのではないだろうか…。

そう言う私も、7年前、あの有名なシーンを3次元立体絵画で表現したのだった。
photo by toliton717 from OCNフォトフレンド


*(学校)*集団面接練習

1月12日(水)

今日は、3年生の私立高校受験者のための集団面接練習の面接官をやった。

なんと言っても、入室して、一通り自己紹介をしてもらった時点で、
「ああ、これでは今の時点で、全員不合格だね」
これが私の第一声だった。
声は小さい、お辞儀がダメ、早口でもごもごしていて聞き取れない、目が泳いで、目を見て話せない。椅子によりかかっていて座り方がダメ、服装がだめ、髪型がだめ。
指摘された生徒たちは、たかが練習だと思ってきていたのだろうか、みんなびっくりしていた。

個人面接と集団面接の違いは、自分の番でない時の態度もしっかり観察されているということ。
他人の話を聞いている時の態度や表情、コミュニケーション能力、緊張感…。
自分のことでいっぱいいっぱいになって、他人の話が聞けていないようではダメなのだ。
そして、自分が応えようとした答えを、先に別の生徒に応えられた場合の受け答えの仕方も、しっかり意識して練習しておかないと。

入室前から退室までの、マナーや身だしなみ、立ち居振る舞い、よく出そうな質問事項に対しての受け答えのポイントなどなど…。

1時間みっちり練習とレクチャーをして、最後に感想を聞いたところ、
「今日は、僕たちのために、お忙しい中、時間を作っていただきまして、どうもありがとうございました。
自分の知らなかったこと、気づかなかったところなどをわかりやすく教えて頂き、大変勉強になりました。
当日は、教えて頂いたことを思い出して、気をつけながら面接に臨みます。」
と、礼儀正しくそれぞれがお礼を言ってくれた。
みんな、最初入室してきた時とは、全然目つきも顔つきも姿勢も態度も違った。
「この5人が全員そろって合格できるように祈っているからね。がんばって!」
と言ったら、みんな、
「どうもありがとうございました!」
と、元気に爽やかにあいさつをして帰って行った。

みんなに明るい春*(桜)*が来ますように…。

明日は集団面接2組目だ。


『心が変われば、・・・・・人生が変わる』

2011-01-08 16:17:00 | 徒然なるままに
*(グー)*末娘、出願

1月6日(木)

今日は、冬休み最終日。
受験生の末娘は、私立高校に出願に行った。
心配性の親バカは、午前中年休を取って、自宅待機。
無事、出願から帰って来たのを見届けて、午後出勤。

美術室には、明日の提出を控えて、迷える子羊たちが待機しており、昼食もそこそこに美術の課題の補習をした。

なんとか目途がついた生徒、その日のうちに提出できた生徒、さまざまだが、明日が課題提出日。
みんなの力作に期待したい。
私も、全員提出、全員カレンダー作成を目指して、頑張るぞ!!  

      

 
*(グッド)*心が変われば……人生が変わる*(キラキラ)*

1月7日(金)

今日からいよいよ3学期がスタートした。
1時間目の始業式で、校長先生のお話が、とても印象に残った。
大リーガーの松井秀樹選手が恩師に贈られた言葉を紹介してくださった。

『心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。』

という言葉なのだそうだが、実はこれはヒンズー教の教えだそうで、このメッセージには続きがあるのだそうだ。

『運命が変われば、人生が変わる』

自分の心の持ち方一つで、運命も、人生も変えて行けるんだなあ・・・。

たしかに、悪い習慣(夜更かし・寝坊の不規則な生活、バランスの悪い食生活、遅刻魔、片付けられない、衝動買い、男癖・女癖・酒癖の悪さetc.)を改めないでいると、健康はもちろん、人間関係・信頼関係も、家庭も幸せも、皆、手の指の間からすり抜けて行ってしまいそうだ・・・。
その悪い習慣を改めて行ったら、運命も、人生も明るい未来に向かって開けて行くんだろうな・・。

私も、もう一度自分と向き合って、悪い習慣を、良い習慣に転化して行けるようにがんばろう!

初日からバッチリ授業はあって、4時間目は「お誕生月のカレンダー」の鑑賞をした。
5時間目は、数学。コンパスを使って、『角の二等分線』の引き方を学習した。
部活動も、今日が部活始めなのだが、今日提出の課題のチェックと、終わらなかった生徒を美術室に呼んで仕上げさせた。
演劇部のみんなは元気いっぱいで新学期を迎えた。
今日は、予餞会に向けての配役やスタッフ決めをした。

生徒完全下校後、有志の先生方と一緒に新年会で盛り上がった。
その席で、三年生が卒業するまであと35日、修了式まであと40日の登校日だということが話題になった。
子どもたちと一緒にいられる日々が、そんなに少ないなんて…。
でも、去年の今頃も、そうだったなあ…。予餞会や卒業式で歌う歌を通勤中の車の中でうたいながら、淋しくなって泣きながら運転してたっけ…。
あれから1年。今年も、もう、そんな季節になってしまったんだなあ…。
残り少ないこれからの毎日を、1日、1日、大切に、精いっぱい充実させて過ごして行こう。
やがて来る、卒業式、終了式、そして、離任式に悔いを残さないように…。

それと同時進行で、来年度に向けて、『始動』しなくては。物の整理と、手続きなどの準備を。
別れは、また新たな出会いのはじまりなのだから…。

『良い習慣』を身につけて、『運命』を切り開き、最高の『人生』を歩んで行けるように…。

『宇宙戦艦ヤマト』&『武士の家計簿』

2011-01-06 08:53:00 | 徒然なるままに
1月5日(水)

冬休み最終日。
平日の休みは今日1日だけ、ということで、1月いっぱいで期限が切れる映画のタダ券を生かすべく、映画2本を見てきた。

1本目は『宇宙戦艦ヤマト』http://yamato-movie.net/index.html
TVアニメで見たのは中学3年生の時だった。
第一話の『大和』が浮上するシーンには感動した。
『ヤマト』のコックピット内のリアルさとかっこ良さには憧れた。
毎回、『地球滅亡まで後○○日』というナレーションが流れるのだが、当時、受験生だった私たちの教室の黒板には、日直の隣に、『高校受験まで後○○日』と書いてあったけ…。
その後、何度も映画化されるたびに、映画館まで見に行ったものだ。

それが、今度は実写化された映画になると聞き、ぜひ、見てみたいとは思っていた。(正直、あまり、期待はしていなかったのだが…。)
結論、面白かった*(ニヤ)*。感動した*(酔払い)*。泣けた*(泣く)*。(母として)

でも、駄目出しもいっぱい。
往年の『ヤマト』ファンはあの設定でOKだろうか…。

私的には、あれはあれで、よく2時間にまとめた作品だと思う。
ハラハラ、ドキドキ、涙ありで、2時間全く飽きなかった。

いろいろ変えられた設定もあるのだが、どうせ、あそこまで変えてしまうのなら、それも、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』なんて海外向けを意識した様なタイトルを付けるなら、なぜ、乗組員に外国人をいれなかったのだろう。

思えば、アニメ版の時にも思っていた。
『地球防衛軍』と言う割に、登場人物が全員日本人なのはなぜ?
被害にあっている場所にも日本人しかいない。
石ノ森章太郎氏の『サイボーグ009』は、主人公こそ日本人だが、いろいろな国籍の登場人物が活躍している。

35年前の設定はそうだったかもしれないが、2011年に、かなりのお金をかけて実写化するなら、なぜ、もっとグローバルな設定にできなかったのだろう。
CGも役者もけっこうがんばっていて、テーマとしてもいい感じなのに、これでは日本人にしか見せられない。
もったいないなあと思う。

まあ、それはそれとして、原作を知らない今の小・中学生が見たら、それなりに感動し、ブームになるかもしれない。
興味を持ったら、ぜひ、原作のアニメ版も見てほしい。
2時間の中では語りきれなかったたくさんのメッセージを受け取ってほしいから。

     *(映画)*     *(映画)*     *(映画)*     *(映画)*     *(映画)*


二本目は『武士の家計簿』。http://www.bushikake.jp/index.php

実話を基にした江戸から明治にかけての御算用武士3代の話で、現代のガード文化に依存している世代の人間には、ぜひ、見ておいた方がいいと思われるような内容だった。
親子の絆とか、家を守るということとか、親の生き方とか、今、家計を任され、子を巣立たせる時期の私にとって、自分を振り返り、学ぶことが多い話だった。
客層は私より年配の方たちが多く、そう言う年代だからこそ分かり合えたり、笑えたり、泣けたりするシーンがあって、これは名作映画だと思った。

飽食の時代の不況は、江戸時代の飢饉などに比べれば、まだまだましなのかもしれない。
借金がかさむ家の家計を立て直し、飢餓に苦しむ領民に目を向け、不正をただそうとする主人公の生き方に感銘を受けた。
『そろばん侍』『そろばんバカ』と言われながらも『お家芸』としてのそろばんに誇りを持ち、「帳尻だけ合わせればよい」という上司の言葉に反発する、不器用だけど実直な生き方。
その父の姿を、疑問に持ち、反発し、最後は尊敬して成長していく息子は、後に、そのそろばんの腕と性格を買われて
「君こそ、これからの時代が必要としている人間だ」
と言われ、時代を動かす原動力になっていく…。

不況だ、就職難だと、ご時世を恨み、社会のせい、他人のせいにする前に、「足るを知る」ということ、自分にしかできない、自分だからこそできる『一芸』を磨くことを怠ってはいないか?

自分のためにではなく、家族のため、世の中のために役に立つ人間でありたいと思う。
家族が健康であること、家族が支え合い、理解し協力し合ってこそ、自分の生活も、未来もあるのだ。
世の中のためにがんばることは、まわりまわって、世の中が自分たちを助けてくれるのだ。
そういう当たり前のことが、私の子どもの頃には普通だった。
「お互いさま」「おかげさま」という気持ちをもう一度自分の中にしっかり根付かせ、子どもたちにも教えていかなくてはと思った。

最近、ちょっとドンブリ勘定になってしまっている家計簿付けを、復活しよう!と思った。

小さい春、み~つけた*(梅)*~千葉市昭和の森公園~

2011-01-05 09:03:00 | 徒然なるままに
1月4日(火)

朝早く、石巻に行く長女を駅まで送り、塾に行く末娘を見送った後、妹と千葉市土気に昨年できたばかりのホキ美術館に行った。

免許取り立ての妹の高速道路運転に付き合い、緊張しまくって、やっと目的地に着いたところ、なんと今日は休館日*(泣く)*
疲れとがっかりでしばらく放心状態。
ちゃんとHPで確認してきたはずなのに、1月6日まで休館日~~~~~*(怒り)*
駐車場には、取手から来たという方もびっくりしてがっかりしていた。

憎らしいほど見事に晴れ上がったお天気だったので、気を取り直して、第2の目的地、美術館に隣接している昭和公園に向かった。

広大な敷地には、縄文時代の土器や遺跡が発掘されたという場所が随所にあり、広い芝生では、凧揚げしている家族連れや、運動部の高校生たちがたくさん走っていた。
四季折々の植栽が、枯れ木のように見えながら、かたい蕾を付けて、やがて来る春を待ちわびているようだった。

MAPを見ながら展望台に向かうとはるかに九十九里海岸を見渡せる展望台に付いた。
足元にはタンポポの花が*(シャイ)*地面にちょこんと顔をのぞかせているような小さい日本タンポポ!!
私は、ゴッホがひまわりを好きなのと同じぐらいタンポポの花が好きなのだ。(タンポポにまつわる切ない恋物語があるのだがそれはまたいつか…)
 photo by toliton717 from OCNフォトフレンド

歩いて行くと春を待ち切れず、ほころび始めた梅林が出現!紅白の小さな花たちは本当に可憐で、桜よりも古くから愛でられてきた古の人々の気持ちがよくわかった。
  photo bytoliton717 from OCNフォトフレンド

竹林を過ぎると、白鳥や鴨たちが遊ぶ池があり、季節には睡蓮が咲き誇るであろうその池を過ぎたところで、素敵なスポットを見つけた。
今はただの湿地だが、勝負やカキツバタが満開の時はどんなに見事だろう。
この場所に、尾形光琳の杜若屏風よろしく、八橋がかけられていた。これはぜひ、菖蒲の季節には見に来ないと!!!
photo by toliton717 from OCNフォトフレンド

千葉市昭和の森公園
●鉄道
JR外房線土気駅から徒歩20分
●バス
JR土気駅から千葉中央バス「あすみが丘ブランニューモール行」で「昭和の森西」下車徒歩5分
JR土気駅から千葉中央バス「あすみが丘南行」で「大通り中央」下車徒歩10分
●マイカー
千葉東金道路土気中野ICで降り、土気停車場千葉中線で大網街道へ出た後大網方面に2km

菖蒲園は公園の南端にあり、土気駅から歩くと40分ほどかかります。また、「昭和の森西」バス停は菖蒲園とは公園を挟んで反対側にあり、「大通り中央」バス停も菖蒲園から1kmほどの距離があります。ご注意ください。

▼参考
ようこそ千葉市昭和の森公園へhttp://www.city.chiba.jp/toshi/koenryokuchi/kanri/midori/contents/showa-no-mori/(植物の開花情報など)


     *(梅)*     *(庭)*    *(桜)*     *(ひまわり)*     *(紅葉)*

帰りも危なっかしい高速運転に付き合い、ぐったりした私たちは、帰り道にある『極楽湯』に立ち寄った。
極楽湯は、昨年秋に我が家のお風呂が壊れた時、1ヵ月間通って以来だった。

今日は、アカスリコースも含めて2時間もたっぷりいろんなお風呂を楽しんで、昨年からの疲れと垢を落として、気分もお肌もすっかりリフレッシュ*(キラキラ)*何よりもの自分へのご褒美だ。

     *(温泉)*     *(温泉)*     *(温泉)*     *(温泉)*     *(温泉)*

夕方、実家から写メ付きメールが届いた。
長女の振り袖姿だった。
成人式のお祝いに来れない両親に、長女が遊びに行ったら着せてみてほしいと、事前に実家に着物を送ておいたのだ。
その着物姿のあでやかさと、スナップ写真に写った両親のうれしそうな顔*(笑顔)*
仕事が忙しい中、都合を付けてがんばって石巻まで行ってくれた長女に感謝!
いいおじいちゃん・おばあちゃん孝行ができたね*(ウインク)*

ここで画像をアップしたいのは山々だけど、個人情報に関わるので、涙をのんで我慢します。
今度、成人式に後姿の写真が撮れたらアップする…かも*(口笛)*?

睦月の『家族の食卓』と、中島みゆきの『時代』に寄せて

2011-01-04 07:27:00 | 徒然なるままに
1月3日(月)

今日は、午前中に、末娘と一緒に初詣に出かけた。

別名だるま寺と呼ばれるそのお寺は、現勤務校の学区にあり、総合学習の地域調査の時におじゃまし、初詣には受験生の娘を連れて来ることを、ご住職の奥様に告げてあったのだ。

賽銭箱の隣に、初詣記念プレゼント用のだるまが置いてあったのだが、黙って持ち帰るのも気が引けて、ご自宅の方に声を掛けさせてもらったら、奥様が出ていらして、だるまのプレゼントはもちろん、本堂の中まで案内していただいた。
満願叶って、両目の開いただるまさんがたくさん祀ってある部屋を見せられて、娘もびっくりしていた。
来年は、満願叶って目を開けただるまを奉納しにまた訪れる約束をしてお寺を後にした。
 photo by toliton717 from OCNフォトフレンド

     *(桜)*      *(桜)*     *(桜)*     *(桜)*     *(桜)*     桜咲け!

昼は、卒論を書くためにアパートに帰るという息子と、末娘と、夫と4人で久しぶりに食事をした。
息子の就職内定祝いを兼ねて、中華料理店でささやかなお祝いをした。
昼には帰省するはずだった長女は、仕事の宿題が終わらないからという理由で昼食には間に合わなかった。
夜は、予約していたイタリアンレストランで、今度は長女と末娘、そして夫の4人で、ちょっと早い長女の成人のお祝いをした。
2月19日の長女の二十歳のお誕生日には全員そろってお祝いができるといいなあ…。

その後、昨日のカラオケ大会に参加できなかったことをしきりに残念がる長女を連れ、途中、仕事帰りの妹を乗せて、今年3連チャンめのカラオケに行った。
時間も遅かったので1時間コース。主に歌っていたのは娘たちで、長女は私のリクエストに応えて『残酷な天使のテーゼ』を透明感があるのにパンチの利いた美声で歌ってくれた。
今日の私は、娘たち&妹へのメッセージとして、植村花奈の『トイレの神様』と中島みゆきの『時代』を歌った。

中島みゆきの『時代』は、中3時代の私の応援歌だった。
たしか、当時、ラジオの大石吾郎の『コッキーポップ』という番組でよくかかっていた歌だ。
そのころの我が家は、祖父が末期ガンになり、両親は仙台の大学病院に看病のために泊まりに行っていたりして、電話が鳴るたびに悪い知らせではないかどうかドキドキして心配ばかりしていた。
周りの必死の看護の甲斐もなく、祖父は私の受験の2日前に亡くなった。
最後の模擬テストの日の朝、訃報の電話を聞き、私は1時間目の国語のテストだけ受けて、雪深い駅への道を急いだ。

祖父との思い出を書きだすと明日の朝までかかりそうだから、それはまた別の機会に小出しで…という事で。

霊安室を出た時、親戚の人たちから
「受検がんばってね。じいちゃんが必ず守ってくれるから、きっと大丈夫」
と言われるたび、うれしい反面、プレッシャーを感じていた。
そんなとき、いつも聞いていた中島みゆきの『時代』の歌が、頭の中でずっと流れていた・・・。

  今はこんなに悲しくて 
  涙も枯れ果てて
  もう、二度と笑顔には
  なれそうもないけれど・・・・

  そんな時代もあったねと
  いつか話せる日が来るわ
  あんな時代もあったねと
  きっと笑って話せるわ
  だから今日はくよくよしないで
  今日の風に吹かれましょう

  まわるまわるよ時代はまわる
  喜び悲しみ繰り返し
  今日は別れた恋人たちも
  生まれ変わって巡り会うよ

時を経て、3人の母となり、長女の15歳の時は、私も長女もまさに試練の時代だった。
5年前、誰が今の彼女の姿や活躍を想像することができただろう。
でも、私は信じていた。きっと、この『さなぎ』の時代を乗り越えることができたら、彼女は自分でその殻を破って、自分にしかない色の羽をもって羽ばたいていくことができるだろうということを。
娘が自暴自棄になるたびに、私は彼女が大好きな『はらぺこあおむし』の話を持ち出しては、励まし続けた。
あれから5年…。今や夢を叶えた長女はさらに大きな夢に向かって、日本中、さらには世界に羽ばたこうとしている。
その活躍と夢を語る娘を、レストランのテ-ブルを挟んで目を細めて聴く両親と、尊敬と憧れと、彼女のつらい時代をまじかで見てきただけに、心から「良かったね」と涙ぐんで聞く妹…。
こんな幸せなシュチュエーション・・・。本当に、新年早々、理想的な家族の図だった。

「がんばれば夢は叶う」
長女の話は、高校受験直前の末娘には、何よりものエールだ。

去年の妹は、秋から体調を崩し始め、12月には心も体も限界に来ていて、私と弟で、実家に強制送還してのお正月だった。
実家に戻って少しふっくらとはなったものの、両親もどう言葉をかけてよいものかわからず、妹もため息ばかりで何も手に付かない様子だった。
そんな妹が、今年の春から我が家に来て、就職活動や、お見合い、車の合宿免許で免許を取得し、秋には『整体』という、今までとは全く違うジャンルの仕事の研修にチャレンジしている。
元気に声を張って倖田來未の歌を歌う妹を見て、まさに、『時代』の歌の通りだなあと思った。でも、治ったわけではない。日々を一生懸命、具体的に行動することでしか、前進はできないのだ。

そして何より私自身。
今日、昼の部と夜の部に別れはしたけれど、家族差し向かいで食事をするその和やかさを思い出す。
『睦月』仲睦まじく、新年を迎える月にふさわしい、今年のスタートだった。

『時代』を歌いながら、この9年間を振り返っていた。
そして、一番苦しい時に私を励ましたこの歌のことも・・・。

瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢わむとぞ思ふ
                 作者/歌人名:, 崇徳院(すとくいん)

私はまだ人生という大きな川の中流で、まだまだ流れは早く、障害物も支流も多いけれどけれど、いつか大海に流れ着く前の穏やかな流れになったころには、もう一度向き合って同じ歩調で歩むことができたら…

その域に達するまでは、まだまだやるべきことややりたいことが山ほどある。
これからも淀むことなく、いろんな景色を見ながら、いろんなものを受け止め、役に立つ『大河』となれるように『海』を目指して、流れ続けて行こう。

年頭にあたり、去年はやたらと目標を掲げたけれど、今年はシンプルに。

   日々精進!前進あるのみ。*(グー)*


   まわるまわるよ時代はまわる
   別れと出逢いを繰り返し
   今日は倒れた旅人たちも
   生まれ変わって歩き出すよ