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交流

「浮世絵」について調べた生徒たちは・・・・

2003-10-31 05:23:00 | 徒然なるままに
10月21日(火)

今日は、加曾利中学校で行われた市の教育研究会の美術の研究授業を見学に行った。

今日のテーマは、「浮世絵」についての鑑賞の授業。
1学期に「西洋とジャポニズム」のビデオを見せたところ、
「西洋の絵画の方が日本の絵よりも優れていると思っていたのに、日本の絵の影響を受けた有名な画家がたくさん居ることに驚いた」
というような生徒の「感想文」をきっかけに、日本の美術の良さを鑑賞しようということになった。
その中でも「浮世絵」に的を絞って、生徒たち自身が自分達でその特徴や優れた点を調べることにしたのだそうだ。
調べ方は、夏休み中に美術館やインターネットなどを使って。美術館に行った生徒達は、実物を見せてもらったり、制作過程を詳しく見せてもらったりと、有意義で、とても貴重な体験をさせてもらっていた。

発表の仕方は各班とも趣向を凝らしてあり、面白かった。人形劇あり、紙芝居あり、クイズ形式あり・・・。中でも「パワーポイント」は、視覚にも訴え、分かりやすく、インパクトがあった。

発表の内容は、私の知らないことの発表もあり、聞いていて私のほうがむしろすごく勉強になった。

生徒たちの発表の感想の部分で、日本の絵が西洋の絵画に多大な影響を与えていたことを知って、素直に驚いたし感心したりしていたのが印象的だった。
この勉強が、それぞれどんな風に伸びていくか楽しみだ。

ケーナとクリスマス会と・・・♪

2003-10-31 02:34:00 | 徒然なるままに
10月20日(月)

こどもネットのサークル会に出席。
来年度の鑑賞作品の決定事項の連絡と、クリスマス会の企画について話し合った。
来年度は、人形劇団「むすび座」による「西遊記」や、高学年の「ウィンド オブ ゴッド」が楽しみだ。

クリスマス会の企画では、ご近所に住む年配の方で、ケーナを演奏される方がいらっしゃるので、その方をお招きして演奏だけでなく、子ども達に吹き方を教えてもらったりする「三世代交流」の企画をした。

企画演出は私。どんなイメージで演出しようかなぁ♪♪♪
私としては個人的にも大変興味もある方なので、ぜひ、これを機会に、フォルクロ―レの事とか、いろいろ教えてもらえたらと思っている。
今年のクリスマス会は今からわくわくしている☆★♪

コーディネイとはコーデナイト(県立美術館ワークショップ)

2003-10-31 02:16:00 | 徒然なるままに
10月19日(日)

今日は、県立美術館ワークショップでのお仕事。
今日のテーマは、『モノレール千葉駅を秋色にコーディネイトしよう!』ということで、美術館を飛び出し、外部でのワークショップ。
130組前後の親子連れで、秋のイメージのカッティングシートを思い思いの形に切ったり、重ね合わせて貼ったりして、千葉駅の通路の壁面やガラスにカラフルな『壁画』を制作した。

私達の出番がないほど、それぞれアイディアを活かし、工夫して、ステキな『秋色ストリート』が出現した。
子ども達も夢中だったが、大人たちは輪をかけて熱心な『芸術家』だった。

見ていて、子ども達の発想の面白さと感性の豊かさに、こちらの方がすごく刺激を受け、勉強になった。
驚いたのは、特に注意をしたわけでもないのに、『キャラクター』がどこにも表現されていなかったこと。みんな、『秋』をイメージした植物や果物、動物達や行事をアレンジしていた。

出来上がった作品は、今月いっぱいそのままの状態で公開されている。
モノレールの関係者の方からはとてもほめていただき、喜んで頂いた。
たくさんの人たちに見てもらいたいな。
参加者からは、「『秋色』だけでなく、『クリスマス』『お正月』や『春色』『夏色』のコーディナイトにも挑戦してみたい」というリクエストをもらった。それも楽しそう~!

今日も末娘を連れての参加だったが、ほんとに彼女は良く働く。自分だって制作したいだろうに、サポーターに徹していた。
帰りにご褒美として余ったカッティングシートをもらってきた。
お家で娘と家の窓ガラスを「秋色」にコーディネイトしてみようっと! 

『こどものまち』と1000人ソーラン

2003-10-31 02:15:00 | 徒然なるままに
10月18日(土)

今日は、千葉ニュータウンの近くで行われた「ラーバンフェスタ」というお祭に参加してきた。
「120万本のコスモスが咲き誇る千葉ニュータウン。ラーバンフェスタ2003は、千葉ニュータウンとその周辺で活動する団体や学校が、自分たちで企画を考え、実現する千葉ニュータウン最大の市民の祭り」。
  千葉ニュータウン中央駅南側のコスモスストリート会場では、子ども達が物を作って売り、町を運営するこどものまちが15団体により30のテントで行われます。さらに、ブラックシアター専用テントや東京電気大学テントなど30のテントが立ち並び、さまざまな催しが行われるほか、メインステージでは、10団体が演奏や踊りを披露し、コスモスストリートでは、ストリートパフォーマンス、ばか面踊り、オープンカフェ、1000人ロックソーランなどが計画されています。」

ということで、午前中は「子どもの町」に参加(子どもだけ)し、午後からはソーランに参加してきた。
「子どもの町」は子どもの町の『市役所』に100円で住民登録(参加申し込み)をし、『職安』に行って『仕事』を紹介してもらう。
『仕事』は、ゴミを拾ったり、鶏の世話や、水汲み、焼きそば売り、呼子、看板かきなどさまざま。仕事をしたら、『ゼニ―』という子どもの町だけで通用する通貨の「お給料」をもらう。
私は末娘が売る焼きそばを買いに並んだが、現金はダメ。
「働いて、『ゼニ―』を稼いで来てください。」と言われてしまった。
子ども達は、その『お給料』で、好きなカードやシールを買ったり、食べ物を買ったりして、『ゼニ―』がなくなると、また『職安』に並んで、別の仕事を紹介してもらうのだ。

14:45~『1000人ソーラン』ということで、待機しているうちに、どんどん雲行きが怪しくなってきて、14:30にはかなり雨が降ってきて、お客さんたちが帰りだしてきた。
『メインステージ』が、ずい分おして、15分遅れてソーランが始まった。
待っている間にかなり雨に濡れて冷えたせいか、踊りだした瞬間に、足の裏がつってしまった!途中で止まるわけにも行かず、つま先立ちになって、なるべく筋を伸ばすようにして、何とか切り抜けた。
寒い時ほど事前の充分なストレッチは必要だと思った。
踊っているうちに身体も温まり、雨の中見てくれたお客さんたちから拍手をもらって、踊りきった後、雨も激しくなってきたので、そのまま解散。

このところ雨にたたられっぱなしのソーラン。
この後も、イベント続きなのだが、子ども達、風邪ひかないといいんだけど・・・。

秋空に響け歌声!~合唱コンクールに参加して

2003-10-19 08:12:00 | 徒然なるままに
10月17日(金)晴れ!!

今日は、隣の学区の中学校の合唱コンクールに、PTAコーラスとして参加してきた。

市民会館大ホールを使用しての、本格的なコンクールだった。
各学年、合唱もかなり練習してきたんだなあという成果が現れていたし、ピアノ伴奏も、指揮も、とても上手で立派だった。
特に、2年生の優勝したクラスが歌った「木琴」という歌は、戦争を題材にした歌だったが、聴いているうちに情景が見えてくるような、歌い手の思いが伝わってくるような歌い方に、思わず涙が出てきてしまった。

市民会館という会場のせいもあってか、生徒の入・退場も、客席で聞く態度も立派で、適度な緊張感が心地好かった。

3年生の合唱が終わって、審査が出るまでの間の「つなぎ」として、いよいよ私たちPTAコーラスの出番。
昼休みのリハーサルの時には、全然声が出ない上に声が嗄れていて焦ってしまったが、その後の「声出し」で何とか高いキーが出るようになった。(「声出し」って大切~!)

ところが、アルト4人に対して、ソプラノ・メゾが15人ぐらいもいる(本番前に急に増えている~?!)。なのに、私の隣のアルトの人は、リハーサルではメロディーを歌っていた。な・何故~?????
こう言う状況の場合、私の行動パターンとしては、そう「頑張ってしまう」という悪い癖が頭をもたげてしまった。
なのに、この間のソーランですっかり喉を潰してしまって、「米良さん」の声が出なくなってしまっている・・・!
もう、こうなったら、演劇的発声法で、地声で突っ張らないように気をつけながら、自分だけ飛び出ないように、でもソプラノに負けない程度の声量は出さなきゃならない。(む・難しい・・・!)
リハーサルの時に感じたのだが、練習のときにはピアノを囲んで歌っていたが、舞台では真横2列に並んで歌うとお互いの声が聞こえない。
きれいにハモれているか、自分の声がどの程度出ているか、又は出ていないか出しすぎていないか、全然分からず不安いっぱいで本番を迎えた。
先生は、とにかく、「笑顔で、歌う。歌うことを楽しもう!」といった下さった。

「キス ユア ドリーム」も「マイ ウエイ」も客席が本当に一生懸命聴いてくれているのがわかって、私的にはかなりノって歌えたと思う。
とくに「キス ユア ドリーム」は、生徒たちの顔一人一人を見ているつもりで歌った。内容的にも今の中学生達へのエールのような内容なので、「母の心」で心を込めて歌ったつもりだ。
「マイ ウエイ」はおなじみな曲なので、会場のお母さんたちも一緒に歌ってもらえたらいいなあと思いながら歌った。

果たして私の声は、客席にはどう聞こえていたのだろう???
顔見知りの母さんに「良かったよ~、アルト一人で頑張っていたね」
といわれ愕然!「3人のアルト」の声に聞こえていなかったんだ~~~(ショック・・・)

でも、そのあとの反省会で、メンバーのお子さん達が、
「お母さん達にも金賞あげたいくらいだったね」
「アルトの声が良かった」
と言っていたと聴いてうれしかった~~!!
講評の先生にも、この5年間で初めて
「レベルの高いコーラスで、感心しました」
とおっしゃってもらった!!

反省会&打ち上げの帰り、夜の国道を運転しながら車の中で「キス ユア ドリーム」と「マイ ウエイ」を大きな声で歌った。
この歌の練習がなくなるのは、なんだかとっても淋しい・・・。
また来年も、このメンバーに+αで歌いたいと思う。
今日はお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

29日は息子・長女の中学の合唱コンクール。
PTAの出番はなさそう。(残念!)
息子にとっては中学最後の合唱コンクール。
今年も伴奏担当なのだが、家では、
「いつ練習するんだ?」
というくらい、まだ気合いが入っていないように見えるのだが・・・。
先日、1年生が息子のクラスの練習を見学に来た時、その日の学級日誌に
「すごかった・・・。1年生とは比べ物にならない・・・。3年生の歌、本当にすごかったです!サイコーでした!」
とあったそうだ。
3年生に刺激されて、「一声入魂」で、クラスがどんどん1つの目標に向かってまとまっていく。
娘の友達が、先生が、ラブコールを送ってくれている・・・。
長女は、その日までに登校できて参加できるかどうか、今、葛藤の毎日を過ごしている。
後12日・・・。

その日は息子の15歳の誕生日。悔いなく思う存分楽しんで、いい誕生日といい合唱コンクールを過ごしてほしいと思う。

「わたしのせいじゃない―せきにんについて―」

2003-10-18 00:14:00 | 徒然なるままに
10月16日(木)

今日、長女の学校カウンセリングに行った時、図書室で本を借りてきた。
「わたしのせいじゃない―せきにんについて―」レイフ・クリスチャンソン/文 ディック・ステンベリ/絵
15センチ角の白い小さな絵本。
スウェーデンで生まれた「あなたへ」というシリーズの1冊。

ストーリーは単純。
画面に15人の子どもたちが固まっていて、真ん中より下に、一人ぽつんと泣いている子がいる。
各ページその隣で15人のうちの1人ずつが、泣いている子のことについて語っている。
一人の子は、
「はじまったときのことみていないから どうしてそうなったのか ぼくはしらない」
と言い、別な子は、
「おおぜいでやっていたのよ ひとりではとめられなかった わたしのせいじゃないわ」
と言い、中には
「自分のせいじゃないか その子がかわってるんだ ほかの子はみんなふつうなのに」
と言う子もいた。
そうして15人がその子たちなりの理由を言い終わると・・・・。

「このシリーズの背景には、スウェーデンの学校で行われている「オリエンテーリング科」という教科があります。人間の生き方を模索しながら、同時に社会のさまざまな問題にも目を向け、友情、孤独、幸福といった人間関係の大切なテーマが扱われています。
『わたしのせいじゃない』は、このシリーズの中でもやや特異なシリアスな内容を備えています。いじめの状況と、その責任のなすりあいが描かれ、後半の写真は多くのことを語りかけてきます。」(訳者後書きより抜粋)

この本は、長女の中学校の1年生が道徳の時間で取り組んでいる題材だ。
先週、担任の先生が家庭訪問に見えて、ぜひ、娘にもその授業に参加してほしいとお願いにきてくださった。
「まあ、登校が無理でも、本だけは読んでみてね。」
ということだったので、代わりにわたしが学校の図書室から借りてきたのだ。

帰宅して娘に渡したところ、ざっとではあったが、目は通してくれたようだった。

その後、末娘と、遊びにきていた友達に読んで見せてあげたところ、じっと絵を見ながら聴いていた。
あの子たちの、最後ページの写真を見たときの見開いた目を、私は忘れない。
「みんながこんなことばかり言っていると、あなた達が大きくなった頃の世の中はこんな風になっちゃうんだよ。ううん、その前からとっくに世界のどこかで、こう言うことが当たり前のように起きているし、おじいちゃん達が小さい頃の世の中はこんな風だったんだよ。」
といったらすごく真剣な顔で、
「こわいね~。」
「どうしてなの?」
と聞いてきた。

彼女達の心に、この本がどういう風に根付くか根付かないか分からないけれど、この子達の未来が明るく、安心して暮せる社会・世界でありますようにと願うばかりである。
そのためにも、身近ないじめの問題は、解決を先送りせず、その都度その都度、周りの大人が的確に対応していかなければと思う。
そして、二度と悲劇を繰り返さないよう、子ども達に正しい歴史を教えていかなければと思った。

「わたしのせいじゃない」という責任のなすりあいを、まず、大人が辞めなければ。
子どもはその通り真似するのだから・・・。

コーラスって、人生論だね。

2003-10-16 23:41:00 | 徒然なるままに
10月15日(水)

いよいよ2日後に迫った合唱コンクール。
先週の土曜日の練習は、ソーランの練習と重なり欠席。
その時に、先生が、
「いつもと感じが違うと思ったら、あの方がいらっしゃらないからなのね~」
とおっしゃたそうだ。
「あの方」とは、そう、私のことである。
そう教えてくれた友達には、
「だからといって、今度の練習ではがんばり過ぎなくていいからねえ」
と、しっかり釘をさされた。

今日の練習はそこのところを意識して歌ったつもりだが・・・。
でも、先日のソーランで張り切りすぎて、肝心の声はガラガラだった。

私の長所は「頑張りや」。
私の短所も「頑張りすぎ」。
で、その境目が微妙に難しいのだ。

コーラスを始めて、その辺が、少し分かるようになってきた。

ただでさえ地声が大きく、響くというか通る声の私は、そのまま歌うと他の人とハモらない。
いつも、「米良さんで歌って」と注文が来る。

米良さん・・・喉の奥を開けて、ファルセット歌う歌い方。
この発声法でも、私のアルト1に対してソプラノ5人は必要なぐらいの声量が出てしまう。

先日、久し振りに練習に出てきたアルトの人に、パートの歌を教えながら、彼女の歌を聞きながら歌った時、皆ともすごく綺麗にハモることができた。

一人で何人分もの声を出さねばと頑張りすぎず、周りの声を聞きながら、自分の音程と合っているかどうか気をつけがら声を出す。

妹に話したら、
「コーラスって、人生論だね。コーラスになぞらえて、お姉ちゃんは自分に必要ないいことをたくさん教わっているんじゃない。」
と言われた。

確かに、1つの歌を歌う時、山場を生かすためにはどういう出だしで行くか、最後のクライマックスに盛り上げるために休む時と、落とす時、助走をつける時など、メリハリが大切になって来る。
そして、歌はハートで歌うものだけど、感情を入れすぎて、自分に酔ってしまってはダメ。かえって聴いている人が引いてしまう。
音譜にとらわれてばかりで、歌詞をおろそかにしていると何も感じない、気持ちや歌詞の意味の通じない歌になってしまう。

私がいなくても、コーラスは成り立つと思う。
でも、私が入ったら入った分だけ、音声が豊かになる。
自分がいないとダメと頑張ったり、使命感に燃えるのではなく、自分がいたなりにその時できる自分の「分」をちゃんと歌えればいいのだと思う。

今、「脱力系」の女性が注目されているとか。
肩の力を抜きながらも、「その時」がきたらキメるところはピシッとキメられる女性。
「力み系」の私の努力目標である。

17日まで、日曜日のソーランで潰した声を何とか元に戻さなくっちゃ!(汗汗)

ハッピーバースディ ~命かがやく瞬間~

2003-10-16 23:40:00 | 徒然なるままに
10月14日(火)

今日、隣町の小学校で、PTA主催・家庭教育学級と全校視聴覚教室として、長編アニメーション「ハッピーバースディ ~命かがやく瞬間~」を見ました。(AnimeとBookのページ参照)

「おまえ、生まれてこなきゃよかったよな。」十一歳の誕生日、母と兄のひと言から、あすかは声を失してしまいます。
そんな衝撃シーンから始まるストーリー。

一見、子供の問題のように思われますが、実は、少女の母親が、何事にもひいでた姉と比較されることにより、傷ついてきたという過去があります。

大人の抱える問題の反映なのです。適切な洞察を怠ると、虐待は代々受け継がれます。なんて恐ろしいことでしょう。

いじめもそうです。
クラスの子のいじめについて話し合う時に、自殺した中学生の遺書の朗読のシーンがありました。
そのあとで、みんながいじめた子に謝る中で、一人、
「私は転校前の学校で、いじめられていました。今度の学校ではいじめられる前にいじめれば、いじめられないだろうと思っていじめていました。○○さんごめんなさい」
と言った子がいました。
その時、いじめの主犯格の子は、「このぐらいのことで大騒ぎしやがって」と反省の色もありませんでしたが、後に、あすかに、母親に殴られない日はないことを打ち明けます。

でも、そんな登場人物たちが、あすかが声と元気を取り戻し、いじめに立ち向かう勇気に刺激されて変わって行くのです。
家でも、いじめていた兄が、あすかの心の成長を通して自分を道を歩みだし、自分もまた成長していきます。母も、自分のトラウマに気付き、葛藤し母の心を取り戻していきます。

最後は物語的にはまとまっていきますが、多くの問題提起を投げかけているアニメでした。

 作者は横浜市で、教育カウンセラーをする元小学校長の青木和雄さん。 この物語の主人公あすかのモデルは、六年前に青木さんのもとに相談にやってきた、言葉のでない四歳の女の子とその母親でした。「おまえを見ているとイライラする」「お兄ちゃんと比べてのろい」と母親がいうと、少女はのどをしきりにつまみ、声を失いました。この面談で、母親も子ども時代、親にかわいがられず傷つき、その思いを我が子にぶつけていたことがわかりました。 物語の中では、声を失った少女あすかを、あふれる愛情でいやしてくれるじいちゃんや、あたたかくじっと見守ってくれるばあちゃんがでてきます。 じいちゃんはあすかに心の底から愛情をこめて、こう語りかけます。
 「怒るときは思いっきり怒れ。悲しいときは思いっきり泣け。感情を殺すことは生きるエネルギーをなくすことだよ。受けとめてやるから、本当のあすかをさがしてごらん。」
 じいちゃんやばあちゃんはあすかを信じ、わかろうとしました。あすかの声にならない『ハートボイス』を、あたたかく、自分のこととして受けとめました。その結果、あすかは心から愛されていると感じ、自分を取り戻していきます。

子どもは子どもらしく愛されて育つことの大切さと、その難しさとを考えさせられる作品でした。
この世からいじめをなくすのはできないかもしれない。
でも、その連鎖をどこかで誰かが断ち切る努力は、皆で取り組んでしていかなければならないと思います。

そして、
「あなたが生まれてきてくれてよかった」
「私は生まれてきてよかった」
と心から思い、言い合える幸せを皆でかみ締めあえる世の中にしていきたいと思います。

無情の雨と「ソーラン」と・・・

2003-10-13 19:01:00 | 徒然なるままに
10月13日(日)体育の日

今日は昨日の雨で順延となった町民運動会と、隣町の秋祭りの両方で、ソーランを踊るという強行軍の予定だった。

朝から、秋晴れの空に花火が鳴り響き、運動会&祭日和。
8:30には運動会の会場に行き、役員さんに挨拶方々、今日の段取りの最終確認をしに行った。
その時、昨日の雨で今日に延期になったせいか、参加者がずいぶん少ないんだなあという印象だった。

10:30秋祭りチームは、お神輿に続いて、午前中に踊る会場(コンビニの駐車場)へ移動。
途中で、お神輿と別れて会場で待機。ところが、踊る時間になってもお神輿が到着しない!気を揉んでいるところに、運動会チームから「参加人数が少ないので競技の進行が早く、30分早く踊ってほしいと言われた」と連絡が入った。
そうすると、秋祭りチームが踊り終わったと同時に、運動会会場で踊りださなければならないという時間になるので、これはもう、二手に分かれて踊るしかないという決断をするしかなかった。
ちょうど人数的には半々ぐらいだったので、それで決行した。
私は秋祭りチームの方だった。コンビニの駐車場を舞台に、道路を隔てた対岸がギャラリーという状況で、たくさんの人たちが声援を送ってくれたリ、飛び入りで一緒に踊ってくれた。
3曲踊る予定が、時間が推しているということで「南中ソーラン」と「どっこいしょ」の2曲を踊った。

昼食をとってからの2回目は、1時から神社の境内で。
運動会会場から駆けつけてくれたメンバーも合流して、40人編成で、「どっこいしょ」と「よさこい島」を踊った。
2歳から熟年までの3世代が、鳴子を持って元気いっぱいニコニコ踊るこの踊りは、秋祭りにぴったり!「南中ソーラン」とはまた違った味がある。

3時からは、中学生や運動会チームが皆合流して、太鼓クラブとのセッションで、「南中ソーラン」を踊ることになっていた。
ところが、2時ごろから天候が崩れだし、雨はだんだん激しくなり、風も強くなってきて、2時30分頃には、「洪水注意報が出たので、今日は中止」ということになってしまった。

その頃、運動会の方は予定より2時間も早く終了し、閉会式を終えたところでの突然の雨だったそうだ。

秋祭りの実行委員会には夏休み前から何度か出席し、青年団や自治会、商店会の各役員や参加団体責任者の熱気ある打ち合わせを見てきただけに、これから盛り上がるという時の突然の「無情の嵐」は本当に残念でならない。
皆さん、「自然が相手じゃねえ・・・」とおっしゃってはいたが・・・。

3時からの「ソーラン」を見に来る人たちに振舞おうと200食分の豚汁を作ったばかりのところへ、突然の雨に見舞われた豚汁担当のお母さん達・・・。
雨の中、楽器を持って出番を待っていたのに、中止になってしまった、小学校の鼓笛隊・中学の吹奏楽部、高校のブラスバンド・・・。
昨日バッチリ音合わせ・リハーサルをして、今回初共演になるはずだった和太鼓クラブ・・・。
夜8時まで、たくさんの催し物や、たくさんのクラブの発表会が予定されていた・・・。

夕方、あの雨はなんだったの?とばかり、日が差してきて、青空まで見え出した。
でも、あのまま晴れるのを待っていたら、皆濡れ鼠で風邪をひいてしまっていただろう。
本当に、返す返すも残念だったが、少しでも踊ることが出来た私たちのソーランをあんなに喜んでもらえて、祭の盛り上げに少しは協力できたことだけでも良かったと思わねば。

3連休の最終日。突然の雨に見舞われ、大変な連休になってしまった皆さん、お疲れ様でした。

みなさまへ

2003-10-13 01:26:00 | 徒然なるままに
いつもいらして頂きありがとうございます。

このところ行事とその準備に追われて、更新並びにレスが遅れております。

明日は、朝から秋祭りと町民運動会の掛け持ちで、1日3ヶ所で、計4回、総勢60人を引き連れて「ソーラン」を踊ってきます。

休み明けにまたその様子などをDiaryに書き込みますので、ぜひ読んでみてくださいね!

レスのほうも順次送らせて頂きますので、もうしばらくお待ちください。

みな様もお元気で楽しい3連休最終日をお過ごしください。