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交流

助走

2004-01-29 09:02:00 | 徒然なるままに
1月28日(水)

夕べの寝しなの『葱生姜味噌仕立て汁』が効いたのか、風邪はだいぶ抜けたようだが、イマイチはっきりしない。
寒気だけはなくなったので、インフルエンザではなさそうだ。でも油断大敵。ここでこじらせて粘膜を弱らせ、免疫力を落としてしまうと、てき面、花粉症の餌食になってしまう!

と言うような体調の中、午前中は学校スクーリングだった。
この1週間の長女の様子を報告し、それについての私の取組みや感想・反省などを話すのだが、
今日は先生から、
「お母さんも、ずい分分析できるようになりましたね。カウンセラーになれるんじゃないですか?」
なんて言われた。
でも、それは頭の中でのこと。
理屈ではかなり分かってきてはいるつもりが、感情面ではまだ、娘の言動に振り回されて一喜一憂するたびに心も体もボロボロになる。
自分の子どものことになると冷静ではいられなくなるのだ。
まあ、言ってみればそれが親であり、『人情』というものなんだろうけれど・・・。

午後からは教育センターから派遣されてきた家庭訪問相談員の方がいらした。
大学院で心理学を専攻していると言う若い女の先生だ。
いらっしゃる前に、長女は、一通りの私の説明を聞いて、
「芸能人で言えばどんな感じの先生?」
と聞いて来たので、
「私の受ける印象を最初に話してしまうと先入観が出来てしまうから、会うまでのお楽しみ。大きくてきれいな目で、優しい声で、静かに人の話をじっくり聞いてくれる人だよ。」
とだけ答えておいた。

今日は、初回と言うこともあり、1階の居間で2人で話したり、ゲームをしたり、休憩にお茶をしたりと言う感じ・・・。
時々出入りする私にかまわず、楽しそうな二人に、一安心。
長女は私と目が合うと、にこっと笑ってくれた。
1時間50分はあっという間に過ぎた。
中学校に報告に立寄る先生を学校まで送る途中、車内で様子をうかがった。
初めての訪問の時は30分も持たない生徒も多いが、長女の場合は1時間30分を過ぎてもリラックスしていて、別のゲームもやってみると言ったそうだ。
次回は2月9日。
この家庭訪問相談が長女の「助走」にどういう効果をもたらすかはこれからだ。
今の長女は、自分が不登校になって、現状に至っていることについては責任転嫁や自己正当化はしなくなった。
自分自身に問題があり、それは自分自身で解決し、壁を乗り越えなくてはならないと言うことも分かっている。
だが、なかなか「あと一歩」が踏み出せない。
最近は、現実を受け止めることが怖くて、自己逃避に走る傾向が強くなってきている。
それが、周囲の目には、こちらがイライラしたり、裏切られている様な気持ちにさせられるようにしか映らない。
長女の心の中ではものすごい葛藤があるということを、意識して理解しようとしてあげなければならない。これはすごい忍耐と無償の愛情を要することだ。
長女だけでなく、兄や妹に対しても配慮しなければならない。家族として、親として、教師を目指すものとして、貴重な体験・勉強・「修行」だ。
子どもの問題はそのまま、私自身の問題でもある。子どもを丸ごと受け止めるためにも、自分自身とも向き合って、「育児は育自」の気持ちを忘れずにで頑張っていこう。

ラストスパート!

2004-01-28 23:59:00 | 徒然なるままに
1月27日(火)

昨日からくしゃみ・鼻水・・・。ついにきたか花粉症!と思いきや、どうやら風邪をひいたらしい。
寒気がすると思ったら、熱が37.5℃。計ったとたんどっとだるさが襲ってきた。
今日は長女が洗濯物を干してくれ、お昼ゴハンにラーメンを作ってくれた。
その後葛根湯を飲んで、懇々と夕方まで寝たらだいぶ良くなって、末娘のピアノの送迎ぐらいはできるまでには復活した。

今日は息子の願書提出の日。
1週間後はいよいよ試験だ。
先日のV模擬の結果も出た。
結果は悪くはなかったが、いよいよラストスパート。
風邪なんかひいてはいられないというのに、私が風邪を引いてしまうなんて・・・!(ごめんなさい)

でも、今日は、なんだかいろんな話を息子とできた。
やるだけやっていれば、それだけの結果は出る。
やらなかったらやらなかったなりの結果しか出ない。
誰のせいにも出来ない。自分にしかできない。
今までの努力の成果を充分出し切るためには、ベストコンデション出本番に望めるよう、体調管理を万全にすることと、生活リズムを朝方に切り替えること。
人間は起きてから4時間後が一番頭がさえている時なのだそうだ。
9:00からの試験に絶好調で臨むためには5:00に起床していなくてはならない。
7:30過ぎにのこのこ起きてきて、朝ごはんも食べずに飛び出していくようでは、倍率10倍の試験の結果は、あと1点に泣くようなことにもなりかねない。

最初は四の五の反発していた息子も、最期には、
「明日から塾から帰ったら早めに寝て、夜明け前には起きて勉強をする!」
と断言した。(ホントに実行できるのかどうかは怪しいが・・・。)
1週間後の試験。そして、本命を一か月後に控えて、彼の作戦と意欲が実をむすぶよう、祈るしかない。

『コスメの魔法』

2004-01-28 23:46:00 | 徒然なるままに
1月26日(月)

今月に入ってから、なかなか面白いドラマが始まった。
その中でも、昼のドラマ『コスメの魔法』にちょっとはまっている。

レディースコミック「Kiss」で好評連載中の『コスメの魔法』のドラマ化。99年に連載が始まり、単行本は12冊を数える。

主人公は東京郊外のデパートに出店する化粧品会社「マ・ベール」のカリスマ美容部員・高樹礼子(萬田久子)。

「真の美しさは、内面の美しさから」という美容哲学を持つ礼子は、悩みを抱える女性たちに化粧をほどこしながら美しさを引き出してゆく。

礼子の決めゼリフは「キレイを怠るのは、犯罪です!」

毎回、劇中でメイクのテクニックもわかりやすく紹介する。楽しみながら「キレイ」のヒントが見つかるドラマになる。

http://www.tbs.co.jp/ainogekijyo/

今週は、高齢者養護施設が舞台で、玲子達美容部員のボランティアのリハビリメイクにより、高齢者達が生き生きとした表情になると言う話だ。

メイクをすることは、自分自身の自分らしい「きれい」を引き出すこと。
毎週、コンプレックスをプラスに転化して、礼子の『コスメの魔法』で自分の『きれい』に気付いていくゲスト達の話が面白い。

私は普段は、ほとんどスッピンで、行事のあるときにしかメイクらしいメイクはしない。
でも、このドラマを見て、メイクの根本的な考え方が変わりつつある。

女性だけでなく、男性にも面白いドラマだと思う。
今後の展開が楽しみだ。

生涯の友 4

2004-01-26 22:12:00 | 徒然なるままに
1月25日(日)

24日の夜から、妹に子供たちを託して、麻布に住む大学時代の友人宅に泊まりに行った。
高3の夏期講習で出会って以来、25年来の友人である。
卒業後もグラフィックデザイナーとして活躍する彼女にとって、都心のマンション暮らしは、必要不可欠な条件である。
六本木1丁目で降りて、マンションに向かう途中、ライトアップした巨大な東京タワーが出現!
私はお『おのぼりさん』丸出しで、大興奮してしまった!!

マンションに着いてからは、さっき食べた夕食とは『別腹』のお茶とお菓子を食べながら、2時過ぎまで積もる話をしまくった!

翌日は、麻布十番商店外を通って、六本木ヒルズまで散策した。
友人は8年間麻布に住んでいて、町の様子の移り変わりを見てきたことを語りながら、町を案内してくれた。
地下鉄駅が2つも出来て、六本木ヒルズができたら、すっかり人の流れが変わってしまったそうだ。
古い洋館やうっそうとした茂みはどんどん撤去され、近代的な街並みの中に、昔の名残のある木々や戦後の風情を残すような古い家や店、通りが、移築された鎮守様と一緒に必死で昔ながらの「麻布」の雰囲気を守っている感じがした。
都心とも思えない坂の多さと、高速道路に密接しているようなマンション、大きなビルの陰で、全く陽の当らない家々やアパート・・・。
廃校の危機にさらされている歴史ある小学校・・・。

「通勤には便利になったし、古い家を取り壊して建て直すと人がすぐ入ってくるし、人口が増えたよね・・・。」
と言いながら、六本木ヒルズの敷地内の毛利庭園の昔の姿を知る友人の目に映る麻布の町は、ちょっと悲しい色をしていた。

友人は、来年には、以前済んでいた月島に新築のマンションを買って引っ越すのだそうだ。
貯金は頭金に使ってしまい、これから払い続けていくローンのことを考えたら、職業柄、これからは絶対に病気は出来ない。

自分の腕と感性、キャリアで夢を実現させ、都心で頑張る友人。
住む世界や抱えている問題や夢は違っても、出会った頃からの変わらない友情と、これからの彼女の活躍と健康を祈って・・・乾杯!

「子どもは風の子、元気な子」

2004-01-26 22:10:00 | 徒然なるままに
1月24日(土)

午前中、小学校の体育館で、ソーランの練習。
子ども達は、この寒空、冷たい体育館の床の上で裸足で踊っていた。
「子どもは風の子、元気な子」

年末近くに入会した子達から、
「『どっこいしょ』をまだちゃんと覚えていないから、教えて欲しい」
との要望があり、今日のメニューは、『どっこいしょ』の1番と『よさこい島』のノーマルバージョンをやった。
みんな踊りに気合いが入り、終わりの頃には汗ばむほどだった。
この、汗が引いた頃が危ない!みんな、ちゃんと汗拭いたかな? 
来週は『よさこい島』の講習会。
インフルエンザが流行ってきているが、みんな元気でたくさん参加してくれますように。

午後からはソーランのスタッフ会議。
先週の『仮装ソーラン大会』は大好評だった。
31日の講習会、2月15日の『ソーランinワンズモール』の打ち合わせと、春のイベントから着用予定に新しい長半纏の話し合いをした。
今のところ、春は、
3月27日(土)『八千代高校さくら祭り』と
5月 2日(日)『佐倉 時代祭り』
の2つのイベントに出演が決まっている。
『八千代高校さくら祭り』は、去年は雨で中止になってしまった残念な思い出がある。
今年は揃いの長半纏で、満開の桜の下で、去年の分も思いっきり踊りまくろう!

『答』という本

2004-01-26 22:05:00 | 徒然なるままに
1月23日(金)

夕べ、妹が、素敵な本を紹介してくれた。
『答』というタイトルの、軌保博光(のりやすひろみつ)さんの本だ。
軌保博光さんは、原宿・表参道の路上に座りインスピレーションで言葉を書いている。
個展・執筆・公演・書き下ろしパフォーマンス・ラジオのパーソナリティなど多方面で活躍している人だ。
『答』は、左ページに彼の魂のこもった言葉の『書』が書いてあり、右ページにはその言葉についてのエピソードが書かれてある。
勢いと味のあるその『書』からは、たくさんのメッセージとエールとパワーを感じる。
いくつかを紹介しよう。

   答も道も一つじゃない。

   自分に惚れろ

   目標に向かっていないガマンはハナクソ

   君が頼るものは他でも神でもなく自分自身の勇気。そしてワクワクする心。

   仲間は勇気。勇気増やして高きを目指せ。

   君が君を信じないで誰が君にかける?

   人の目気にしてる時本当の力は出ん。

   この世に偶然はない!!と100%信じ切ったとき君はハイスピードで成長する。

   壁は乗り越えれる人の前にしか現れん。その壁必ず乗り越えられる。あきらめなければ。

   アドバイスは成功者に聞け。

   すべては変わる。もし変わらないものがあるとすれば 君がどこかであきらめてるか やることをやってないか それを受け入れてしまっているから。

   今日の一歩は明日へのプレゼント。

   すべてはやるかやらないか。あきらめるかあきらめないか。


今朝、長女に
「今日の一歩は明日へのプレゼント。」
と言う言葉を教えた。

昼、一緒にガストでランチを食べた。
長女はよく食べ、よく喋った。

5時間目の終わりごろ、学校に行った。
6時間目はなかったので、掃除して友達と一緒に下校した。


夕方、歯医者から戻ると、息子が、
「PTA会長さんから電話があったよ。」
「会長さん、何か言ってた?」
「会長さん、昨日のことでいろいろ働き掛けてくださったみたいだよ」
「よかったね。もうしばらく、静かに様子をみていてごらんね」
「うん、分かった。」

 
今日は久し振りに心穏やかに眠りにつけそうだ。

受験生達の不満

2004-01-23 20:51:00 | 徒然なるままに
1月22日(木)

息子の中学では、一昨日から校庭の整備工事が始まった。
この工事が完了すると、水はけがよくなり、前日に大雨が降っても、翌日には使える状態になるというような整備工事なのだそうだ。
雨が降るたび、砂を撒いて水溜りを埋めたり、トンボがけをしなくて済むようになるというのは、授業や部活動、運動会などには、ずい分助かることだ。

だが、この工事には2~3ヶ月の工期がかかる。
去年の秋頃から、そういう工事が始まると言われ続けていながら、着工がこの1月中旬までのびのびになっていた。
やっと始まった工事。
だが、その工事が今、いろいろ厄介な問題になっている。

私立高校の出願や入試が始まり、公立高校の特色選抜の願書受付を来週に控えたこの時期、受験生は、想像以上の緊張とストレスを抱えている。
特に運動部を引退してからの男子生徒たちは、昼休みや放課後にグラウンドでサッカーをしたりして、有り余るエネルギーを発散させてきた。
それが、ある日突然、校庭一面に測量の杭が打ち込まれ、昼休みや放課後の使用はもちろん、体育でも部活動でも一切校庭は使用禁止になっていた。

いつか工事が始まるという話や何のための工事かの説明などはずい分前にあったらしいが、卒業を目前に控えたこの時期になって、自分達の在学中に整備された校庭を一度も使用できない3年生にとっては、ありがたくも何ともない工事なのだ。
というのが、自称『工事反対派』と名乗る生徒たちの言い分だ。

彼らの気持ちは分からないでもないし、学校側の説明不足も否めないが、「この時期」である。
「受験を目前にして、サッカーどころではないだろう!そんな余裕はないはずだ!」
というような一喝も、
「今、何か問題を起こしたら、内申書に響くぞ」
というような脅しも
「お前達には関係なくても、後輩やお前達の弟や妹達が、気持ちよく使えるようになるんだから、我慢してくれ」
というようななだめ方も、彼らには全く意味がない。

反発や不満が、実際の問題行動に転化しないうちに、一方的に押さえつけたり、はぐらかす様なことではない、きちんとした説明や話し合いが必要だ。

夕べ、息子からそういう相談を受け、話し合ったことを、私は、今日の学校カウンセリングの時、カウンセラーの先生に相談した。
教育委員会の通達で行われている工事なので、PTAを通じて、学校側に話を通してもらうように薦められた。
その後偶然お会いしたPTA副会長の方に、
・生徒たちへの工事内容とその必要性の具体的な説明
・校庭を使用できない期間、それに替わる隣接公園のグラウンド使用の交渉とその結果の説明。
・毎年年明けに行われている3年生の最後の行事「球技大会」の屋外競技の会場確保。
・校庭を無断で使用しないように注意し、見張ったり、怒るだけでなく、工事関係者に協力的で礼儀正しくあるような指導。
などを学校側に生徒たちと父兄からの声として伝えてもらえるよう、お願いした。

息子の話だと、生徒たちの反発や不満は、この3日間で、かなり強まっているという。
実際、口先だけだろうとは思うが、過激なことを話しているらしい。
冗談で話したり考えていたことが、何をきっかけに実行に移すか分からない危険性を感じる。

今日は、昨日に引き続き、息子とその辺についてトコトン話し合った。
万が一、鬱憤晴らしに後先考えず、ふざけ半分で問題行動を起こした場合、どんな事態が待ち受けているか。
自分達の「正義」や「思い」を伝える、理解してもらうには、ルールを守り、相手の言い分を聞く冷静さと気持の余裕が必要だ。
勝手な「思い込み」や「思い上がり」により先走った行動は、無意味な「自爆テロ」行動であり、自分だけではその責任を背負いきれないだけではなく、周りにどれだけの迷惑をかけることになるか。
自分の、家族、友人の今までの努力もこれからの希望も全部台無しにしてしまうことになる。
大人に付いての偏見と不信感を丸出しにすることは、自分達を理解し支援してくれる大人たちまでも敵に回してしまうことになる。

「私は、あなた達の気持ちが通じるように、PTAや学校、教育委員会にだってに働きかけるが、あなた達がもし勝手な行動を取ろうとしたら、母たちで結束して、体を張ってあなた達の問題行動を阻止し、地に這い蹲って迷惑をかけた人達に謝って歩く覚悟はある。
親にそこまでの事をさせる覚悟があっての鬱憤晴らしなら、やれるものならやってごらん!あんたとあんたや家族の未来を守るためなら、私は体を張ってなんだってやるよ!」

四の五の言っていた息子は、私の剣幕に気おされてか、最後は穏やかな顔になり、
「みんなには俺から何とか言っておく」
と言って、塾に出かけていった。

その後、PTA会長や、何人かのお母さんたちに事情を話し、理解と協力を求めた。

息子は同じ塾の子には話せたらしいが、明日、学校で他の子達に話すらしい。
PTAからも早速明日学校側に話をしてくれることになっている。
その後の様子しだいでは、今月中にも「母ネット」の臨時集会を持つことになる。

卒業まで後30日。
この問題は、いろいろな意味で、15歳の彼らに大切な問題を投げかけてくれていると思う。
5年後、彼らが良識を持った新成人として社会に飛び立てるよう、今、親や教師が真剣に取り組み、子どもたちと向き合わなければならない。
子ども達が、心に一生消えない「杭=悔い」を残さないためにも。

家庭訪問教育相談員

2004-01-21 22:15:00 | 徒然なるままに
1月21日(水)

午前中はひたすらレポート書き。
明日が今年度分の最後のレポート受付最終日なのだ。
だが、最後の考察の段階で、参考文献を書くところで詰まってしまい、今回は断念か・・・?
「児童の行動観察」をいろんな発達心理学から分析せねばならず、観察と自分の意見・感想だけでは不十分なレポートであった。

午後から、中学校に出かけた。
教育委員会より派遣された家庭訪問教育相談員の方との面談に出席するためだ。
大学院で心理学を研究されていらっしゃる方で、若くてきれいで、聡明で、優しそうな方だった。
一通りこれまでのことや現状、我が家の家庭環境などを説明し、次回の家庭訪問のアポイントを取った。
来週の水曜日から、毎週、14:00~16:00長女を担当していただくことになった。

帰宅後、娘にそのことを話すと、
「初めて会う知らない人に、相談なんか出来ない」
と言う。
「初めての人でも、カウンセリングの人は、『守秘義務』というのがあって相談されたことは、絶対に相談人の許可なく口外することはないんだよ。
ママにも、お兄ちゃんにも、先生にも、友達にも相談できないことや、聞きたいことや言いたいことがあったら、その先生に聞いてもらってごらん。気持ちが楽になるし、専門的な立場からいろいろ相談に乗ってくれると思うよ。
今日、直接会ってお話してきたけれど、きれいで聞き上手な、優しそうな若い女の先生だったよ。
来週からいらっしゃるけど、最初は居間でお会いして、その次からは自分のお部屋で指導が受けられるように、少し片付けておこうね。」

少々対人恐怖症が入っている娘が、他人に心を開くのは簡単なことではないだろう。
でも、誰かに聞いてもらうという行為で、自分の気持ちを整理でき、自分自身と向き合うことが出来るかもしれない。
たとえ、そこまで行かなかったとしても、自分のちょっと先を行く素敵な先輩に出会って、自分のことを理解しようとしてくれる人と交流をもつことで広がる世界や、未来への希望が持てたらと思う。

私にとっても、貴重な出会いとなりますように・・・。


子ども達の遊ぶ声は、生活騒音?!

2004-01-21 21:06:00 | 徒然なるままに
1月20日(火)

午前中、子どもネットのサークル会をやった。
今年も楽しいこといっぱいの企画・運営の話し合いで、ワクワクした。
去年の年末の音楽会や、クリスマス会の反省でも、親も子も楽しかったことや、行事を通して子ども達に自主性が出てきたり、小さい子の面倒をよく見てくれるようになったりと、その子その子の成長ぶりがうかがえて、興味深かった。
家の場合も、中学生の息子も長女も、照れたりバカにしたりせず、自分の役割を果たしてくれたり、友達を誘ってちゃんと参加していた。
末娘も、お友達と協力し合いながら立派に子ども実行委員を務めていた。

中学生達はこれからは千葉・北総全体の活動に参加し、学校の枠を超えて世代を超えていろんな人たちと交流を広め、深めていくことだろう。
末娘は、高学年のお友達にサポートされながら自分達で楽しいことを企画・運営していくことを学んで実践していくだろう。
「親が黙れば子どもは動く」
をモットーに、今年も子どもネット、楽しんで頑張っていこう!

話し合いの後、気になることをメンバーの一人が持ち出した。
彼女は自治会の「広報」を担当している。
1歳、2歳、8歳の3児の母でもある。
今日も下の年子の2人相手に、見ているだけでも疲れそうな大変さだ。
その彼女に、先日自治会長が、
「『昼間の子どもの遊ぶ声がうるさいから何かしてくれ』と苦情があったので、記事にして広報誌に載せてくれ」
と言われたのだそうだ。
別に、彼女の家の子ども達のことではなさそうだったが、夜泣きがうるさいとか、朝早くから騒いだり大声で怒られているとかではない、
昼間、公園や道路で遊ぶ声がうるさいのだそうだ。

彼女の住んでいる地区は高齢化が進み、子どもがいる世帯は多くはない。
私達がソーランをやっていると、見に来るおじいちゃんのばあちゃん達は、涙を流して喜んでくださる。
でも、自分の生活圏で、始終子どもの声がうるさいとそういう感じになってしまうのだろうか。
祭りや運動会、自治会の行事も高齢化が目立ち、危険予防のため盛り上がる競技は軒並みカット。
お弁当や景品を用意しても、若い人や子どもたちの参加意識は低く、どこの自治会も頭を抱えている現状だ。
いかに三世代の世代を超えた交流を盛り上げるかが最大の課題のはずである。

それを、「子どもの声がうるさい」と広報誌に記事として載せろと、今小さい子の育児でめいっぱいの広報委員に、運営委員会も通さずに指示し、各家庭に配布するというのは納得が出来ない。

それを読んだ、子どものいる家庭はどう受け取るだろうか。
ますます少子化や核家族化、地域の高齢化が進むだけではないか。

ただ、迷惑に思い、我慢しかねている人がいると言う現実はあるのだ。
同じ内容でももっていきかただと思う。
・実際にどれだけの人が子供たちの遊ぶ声を迷惑に思っているのか、
・どんなとき、子どもたちのどんな声がうるさいのか、
・それに対して何か対策を試みたのか

大切なのは、誰もが住みやすい街づくりだ。
大きな災害のとき、1番の防災力は、地域住民の協力なのだ。
日頃の近所付き合いや、行事などの自治会活動を通しての交流や情報交換、信頼関係が、被害を少なくし、復興を早め、その町を救うのだ。
一方的で個人的な苦情を、一部の判断だけで公の広報誌に載せろと言うのはその根底をぐらつかせる非常識な意見だと思う。

今は死語になりつつある、「おかげさま」「おたがいさま」という言葉が自然に交わされる街づくりを心がけていきたい。

V模擬と、科目試験と、「一蘭」のラーメンと

2004-01-19 22:43:00 | 徒然なるままに
1月17日(日)

朝寝坊の息子が、珍しく自分で6:30には起きて「V模擬」を受験に行った。
毎朝、躍起になって起こしている母親としてはなんだか拍子抜け。
でも、受験生としての自覚をちゃんと持って、ベストの状態でで試験に望もうと言う心がけに、本当に成長したなあと思った。
1回目の受験の本番まで、あと2週間。
この調子で目標に向かって頑張れ!

午後から、今度は私が千葉の福祉センターに科目試験を受けに行った。

科目は「学校制度と社会」。
レポートでは臨教審や、学校の自由化などのテーマだったが、今回の出題は、「情報教育の目標」だった。
テキストにはかなり簡略に要点だけ書いてあったが、私は時間いっぱい、日頃感じている疑問や提案を書きまくってしまった。
ゆえに、論点がぼけ、主観的な、簡潔さに欠けた解答になってしまったかもしれない。

IT産業の需要と供給は、今後も目覚ましい発展を遂げていくだろう。
教育現場のみならず、各家庭や職場でも、親も子も「情報化教育」を受ける機会は多くなっていくだろう。
しかし、現実的にはパソコンの普及率は年々高くなり、子ども達のファミコンや携帯電話の所有率も高くなり、更に低年齢化している。
それに伴う「ゲーム脳」「メール脳」などという、前頭葉が全く機能しない、「ボケ状態」「痴呆症」の症状が子ども達を蝕んでいる。
コミュニケーションを上手く取れないことから来る人間関係の軋轢から、学校や社会に適応できない青少年が増加している。
「神戸事件」前後からは、パソコンや携帯電話がらみの少年犯罪や、規制無しの暴力的な情報が蔓延し、大きな事件の引き金にもなってきる。
今の子どもたちは、本当に生きにくい世の中を生きているのだと思う。
まだ、物事の善悪もちゃんと判断できないうちから、たれ流し状態の情報をテレビなどのマスメディアやインターネット、携帯電話などを通して暴力的に刷り込まれている。
まさに依存状態で、同じ情報を持っていないものは排除されてしまう。
何が本当か、自分にとって必要なことか、選んだり、考える暇もなく受け入れている状態だ。
こういった状況が、どれだけ人間性を欠き、本来あるべき姿からかけ離れた状態に陥っているのかと言うことを認識できないばかりか、それを教えてくれる人間も状況もない。

マスメディアも、IT産業も、今や私たちの生活に欠かせない大きなウエイトを占めているものだ。
銀行のキャッシュサービス、クレジットサービス、市民カードだってIDNO.で便利になった。図書館の本の検索・管理だって、コンピューター化している。
気付かないところで、IT産業の恩恵に浴しているところは想像以上だろう。
情報化の波に乗り遅れないよう、学校現場でも、職場でも、躍起になっている。
でも、文明の「利器」は使い方を間違えれば、「凶器」にも「武器」にも成り得るのだということも教えておく必要がある。
「利器」を「利器」として使うための基礎知識を学び、使いこなせる技術を習得しながら、使う側の態度やルールを自覚し理解させる指導が必要だ。
そのためにも、教える立場の人間は常に「後手後手」の指導にならないよう、教育者自身も研究実践する向学心が必要だと思う。

な~んてことを書いてしまったのだが・・・。
と言うわけで、こんな偉そうなことを書いた以上は、私自身、今年はちゃんとコンピューターを使いこなせるように勉強しなくっちゃ!

試験の後、玉川大学通信教育学部千葉支部のメンバーとの支部会に参加。
その帰りに「一蘭」というラーメン屋さんに行った。そのラーメン屋さんの美味しかったこと!とんこつラーメンに唐辛子があんなに合うとは思わなかった!
福岡が本店で、各地に支店があるので、お近くの人はぜひ一度ご賞味あれ!!
http://www.ichiran.co.jp/index.html

今度は無類のラーメン好きの息子達と一緒に食べに行こうっと!