10月27日(金)
『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』を見てきた。http://www.sonypictures.jp/movies/michaeljacksonthisisit/
ちょうど息子も早く帰ってきたので、中間テストが終わった末娘と3人で行った。
見終わっての感想は、『悔しい』の一言だった。あらゆる意味で、本当に悔しい映画だった。
まず、一番悔しいのは、この類まれなるアーティスト、キング・オブ・ロック マイケル・ジャクソンと言う逸材を、私たち人類は永遠に失ってしまったのだと言うことだ。
もう、彼の新しい歌を聴き、ダンスを見ることは出来ないのだ。
次に悔しかったのは、あんなに皆が必死に真剣にすべてを懸けて取り組んできたステージが実現できなかったことだ。
マイケルだけではない。出演者、スタッフ関係者達があの夢のステージの実現が不可能になったことを知った時の絶望・喪失感はどれほどのものだったのか・・・。また、会場予定地だったロンドン市民達やチケット購入者達の落胆はどれほどのものだったろう。
何より。
全世界が彼の『最後のカーテンコール』を楽しみにしていたのだ。
きっと、今はまだ幼い、そしてこれから生まれてくる未来のマイケル・ジャクソンファン達にとっても、このステージが実現できなかったことは本当に残念でならないことだろう。
その次に悔しかったのは、もし、マイケルが生きていたら、絶対にこんな映像は公開を許さなかっただろうということだ。
1つの音に対して、一筋の照明に対しても、完璧を求めた彼が、こんな未完成の、裏側の映像を晒すなんて、絶対にありえないことだろう。
人前に発表するものは、完膚なきまでに完璧なものでしかありえなかったはずだ。
それほどまでにハイクオリティで音楽史上に燦然と輝くステージを彼は作り上げようとしていたのだ。
それなのに。
衣装だって、その歌のために一流の人たちの知恵と技術を結晶させたものを着て、バッチリ決めたものを見せたかっただろうに・・・。映画では、リハーサル風景の記録だから、踊りはすごくても、練習だからみんなバラバラなスエットやジャージ姿で、緊張感や統一感に欠ける映像なのだ。
音だって完璧ではない。
ジャクソンファミリー時代の歌は聞くに堪えない。
あんなちゃんと歌えていない練習風景を流されるなんて、彼のプライドが許さないはずだ。私が彼なら耐えられない。
でも。
エンドロールの最後に、
『この映画をマイケルの3人の子ども達に捧ぐ』
と言うメッセージを読んだ時、このドキュメンタリーの元になった映像を撮影してくれた人に、編集してくれた人たちに、全世界同時上映を企画してくれた人々に、心から感謝の気持ちが湧いてきた。
どんなステージにマイケルがしたかったのか、彼の「ヒール・ザ・ワールド」にこめたメッセージを私たちに伝えてくれたことをしっかり受け止めることが出来た。
最後にもうひとつの悔しかったこと。
今日ほど、自分の英語力の無さを情けなく思ったことは無い。
字幕もあったし、知っている曲の大体の意味は分かっていたが、やはり、それは『生のマイケルの声』では無く、誰かが訳してくれたものを読んで理解したことでしかない。
彼が伝えたかったこと、こだわるフレーズの10分の1も私は自分では聞き取ることが出来なかった。
彼のメッセージや歌っている歌詞の内容が、ダイレクトに理解できたら、もっともっと感動できたに違いない。
エンドロールのBGMに流れている曲を聴きながら、悔しくて情けなくて涙が出た。
一緒に行った息子に、
「あんたはマイケルの言っていることや、歌の意味は分かったの?」
と聞くと、
「まず、最初に字幕を読んでから聞いていると、訳が違っていたり、ニュアンスが違っていたりと言うのは分かった。
マイケルはそんなにスラスラ言っていなくて、『溜め』とか、言葉や声の強弱があったり、ジョークを言ったりしているのに、そういう細かいニュアンスが字幕を追っているだけだと伝わらないと思う」
さすが・・・TOEICを受けるだけのことはある・・・*(いっぷく)*
う~~~ん、悔しい*(汗)*悔しい*(涙)*悔しい*(びっくり1)*
この映画がDVDになったら買って、何とか字幕を見ないでも何言ってるか分かるくらい英語勉強しなおすぞ!
と心に誓った。
今、3年生の1,2年生の英語の補習授業を担当しているのだが、頑張って私もTOEICを受けられるように、勉強しなくっちゃ!
そんでもって、カラオケでマイケルの歌を原語で歌うんだ*(音符)*
どの歌も素晴しい演出で、知っている歌が流れてくると、自然に体がリズムを取っていた。
『We Are The World』や『BILLIE JEAN』が流れてきた時には、涙が流れた。
マイケルが映画の最後に言った言葉。
『今、地球を救わなくては手遅れになる。誰が?僕達一人ひとりが。今、自分に出来ることからはじめよう』
彼のこのメッセージがこめられている『Heal the World』を改めて紹介する。
作詞・作曲はマイケル・ジャクソン。『We Are The World』と同様に。
歌詞は人生や世界の問題をテーマにしている。2001年のアメリカ同時多発テロ事件直後にも流され、マイケルの訃報ニュースではマスコミは、こぞってこの曲を流した。
LOVE & PEACEを訴えるメッセージソングがジョン・レノンの『イマジン』なら、『Heal the World』は、世界の貧困層と地球の環境破壊に目を向けた癒し系のバラードだ。
【画像と音楽】http://www.youtube.com/watch?v=sZftrElZxuY
【日本語訳歌詞 大意】
Heal the World - ヒール・ザ・ワールド - 世界を癒そう
君の心の中にある 一つの場所
僕は知っているよ それが愛なんだ
そして君のその場所が 明日を待たずとも
明日はもっと 明るく輝けるんだ
泣く必要なんてないよ
君の心の中にある その愛でね
傷つくことも 悲しむこともない
必ず たどり着けるんだ
君が生きて行こうと願うなら
少しだけその気持ちが あればいい
今よりもっと 世界を癒せばいい
素晴らしい世界にしよう
君のために 僕のために そして世界みんなのために
死んでいく人たちもいる
もし君が生きていこうとするのなら
もっと素晴らしい世界にしよう
君のために 僕のために
僕らは どこまでも 飛んでいける
魂は決して なくなったりしない・・
僕は感じているんだ・・
君たちは皆 兄弟だ
怖がらず この世界を 作り上げよう
武器を捨てて 僕らはたどりつけることができる
素晴らしい世界にしよう
僕のため 君のため そして世界みんなのために
死んでゆく人もいる
もし 君が生きて行こうと 願うなら
君のために 僕のために よりよい世界にしよう
世界を癒そう もっと 幸せな世界にしよう
マイケル、生まれてきてくれてありがとう。
素敵な歌と踊りとメッセージをありがとう。
来年は私もあなたと同い年になります。
あなたのメッセージをしっかり受け止め、あなたの分まで生きて、この地球を癒し、子ども達のためにより良い場所を作り、それを未来の子ども達に残すために、私に出来ることから始めます。
そして出来ることをたくさん増やし、仲間に呼びかけていくことを誓います。
どうぞ、見守っていてくださいね。
どうぞ安らかにお眠りください・・・。
そして、いつか、新しい健康な身体を得て、この世界に再び戻ってきてくださいね。
あなたとまた同時代を生き、あなたの歌声を今度は字幕無しで楽しめる日が訪れることを夢見ています。
『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』を見てきた。http://www.sonypictures.jp/movies/michaeljacksonthisisit/
ちょうど息子も早く帰ってきたので、中間テストが終わった末娘と3人で行った。
見終わっての感想は、『悔しい』の一言だった。あらゆる意味で、本当に悔しい映画だった。
まず、一番悔しいのは、この類まれなるアーティスト、キング・オブ・ロック マイケル・ジャクソンと言う逸材を、私たち人類は永遠に失ってしまったのだと言うことだ。
もう、彼の新しい歌を聴き、ダンスを見ることは出来ないのだ。
次に悔しかったのは、あんなに皆が必死に真剣にすべてを懸けて取り組んできたステージが実現できなかったことだ。
マイケルだけではない。出演者、スタッフ関係者達があの夢のステージの実現が不可能になったことを知った時の絶望・喪失感はどれほどのものだったのか・・・。また、会場予定地だったロンドン市民達やチケット購入者達の落胆はどれほどのものだったろう。
何より。
全世界が彼の『最後のカーテンコール』を楽しみにしていたのだ。
きっと、今はまだ幼い、そしてこれから生まれてくる未来のマイケル・ジャクソンファン達にとっても、このステージが実現できなかったことは本当に残念でならないことだろう。
その次に悔しかったのは、もし、マイケルが生きていたら、絶対にこんな映像は公開を許さなかっただろうということだ。
1つの音に対して、一筋の照明に対しても、完璧を求めた彼が、こんな未完成の、裏側の映像を晒すなんて、絶対にありえないことだろう。
人前に発表するものは、完膚なきまでに完璧なものでしかありえなかったはずだ。
それほどまでにハイクオリティで音楽史上に燦然と輝くステージを彼は作り上げようとしていたのだ。
それなのに。
衣装だって、その歌のために一流の人たちの知恵と技術を結晶させたものを着て、バッチリ決めたものを見せたかっただろうに・・・。映画では、リハーサル風景の記録だから、踊りはすごくても、練習だからみんなバラバラなスエットやジャージ姿で、緊張感や統一感に欠ける映像なのだ。
音だって完璧ではない。
ジャクソンファミリー時代の歌は聞くに堪えない。
あんなちゃんと歌えていない練習風景を流されるなんて、彼のプライドが許さないはずだ。私が彼なら耐えられない。
でも。
エンドロールの最後に、
『この映画をマイケルの3人の子ども達に捧ぐ』
と言うメッセージを読んだ時、このドキュメンタリーの元になった映像を撮影してくれた人に、編集してくれた人たちに、全世界同時上映を企画してくれた人々に、心から感謝の気持ちが湧いてきた。
どんなステージにマイケルがしたかったのか、彼の「ヒール・ザ・ワールド」にこめたメッセージを私たちに伝えてくれたことをしっかり受け止めることが出来た。
最後にもうひとつの悔しかったこと。
今日ほど、自分の英語力の無さを情けなく思ったことは無い。
字幕もあったし、知っている曲の大体の意味は分かっていたが、やはり、それは『生のマイケルの声』では無く、誰かが訳してくれたものを読んで理解したことでしかない。
彼が伝えたかったこと、こだわるフレーズの10分の1も私は自分では聞き取ることが出来なかった。
彼のメッセージや歌っている歌詞の内容が、ダイレクトに理解できたら、もっともっと感動できたに違いない。
エンドロールのBGMに流れている曲を聴きながら、悔しくて情けなくて涙が出た。
一緒に行った息子に、
「あんたはマイケルの言っていることや、歌の意味は分かったの?」
と聞くと、
「まず、最初に字幕を読んでから聞いていると、訳が違っていたり、ニュアンスが違っていたりと言うのは分かった。
マイケルはそんなにスラスラ言っていなくて、『溜め』とか、言葉や声の強弱があったり、ジョークを言ったりしているのに、そういう細かいニュアンスが字幕を追っているだけだと伝わらないと思う」
さすが・・・TOEICを受けるだけのことはある・・・*(いっぷく)*
う~~~ん、悔しい*(汗)*悔しい*(涙)*悔しい*(びっくり1)*
この映画がDVDになったら買って、何とか字幕を見ないでも何言ってるか分かるくらい英語勉強しなおすぞ!
と心に誓った。
今、3年生の1,2年生の英語の補習授業を担当しているのだが、頑張って私もTOEICを受けられるように、勉強しなくっちゃ!
そんでもって、カラオケでマイケルの歌を原語で歌うんだ*(音符)*
どの歌も素晴しい演出で、知っている歌が流れてくると、自然に体がリズムを取っていた。
『We Are The World』や『BILLIE JEAN』が流れてきた時には、涙が流れた。
マイケルが映画の最後に言った言葉。
『今、地球を救わなくては手遅れになる。誰が?僕達一人ひとりが。今、自分に出来ることからはじめよう』
彼のこのメッセージがこめられている『Heal the World』を改めて紹介する。
作詞・作曲はマイケル・ジャクソン。『We Are The World』と同様に。
歌詞は人生や世界の問題をテーマにしている。2001年のアメリカ同時多発テロ事件直後にも流され、マイケルの訃報ニュースではマスコミは、こぞってこの曲を流した。
LOVE & PEACEを訴えるメッセージソングがジョン・レノンの『イマジン』なら、『Heal the World』は、世界の貧困層と地球の環境破壊に目を向けた癒し系のバラードだ。
【画像と音楽】http://www.youtube.com/watch?v=sZftrElZxuY
【日本語訳歌詞 大意】
Heal the World - ヒール・ザ・ワールド - 世界を癒そう
君の心の中にある 一つの場所
僕は知っているよ それが愛なんだ
そして君のその場所が 明日を待たずとも
明日はもっと 明るく輝けるんだ
泣く必要なんてないよ
君の心の中にある その愛でね
傷つくことも 悲しむこともない
必ず たどり着けるんだ
君が生きて行こうと願うなら
少しだけその気持ちが あればいい
今よりもっと 世界を癒せばいい
素晴らしい世界にしよう
君のために 僕のために そして世界みんなのために
死んでいく人たちもいる
もし君が生きていこうとするのなら
もっと素晴らしい世界にしよう
君のために 僕のために
僕らは どこまでも 飛んでいける
魂は決して なくなったりしない・・
僕は感じているんだ・・
君たちは皆 兄弟だ
怖がらず この世界を 作り上げよう
武器を捨てて 僕らはたどりつけることができる
素晴らしい世界にしよう
僕のため 君のため そして世界みんなのために
死んでゆく人もいる
もし 君が生きて行こうと 願うなら
君のために 僕のために よりよい世界にしよう
世界を癒そう もっと 幸せな世界にしよう
マイケル、生まれてきてくれてありがとう。
素敵な歌と踊りとメッセージをありがとう。
来年は私もあなたと同い年になります。
あなたのメッセージをしっかり受け止め、あなたの分まで生きて、この地球を癒し、子ども達のためにより良い場所を作り、それを未来の子ども達に残すために、私に出来ることから始めます。
そして出来ることをたくさん増やし、仲間に呼びかけていくことを誓います。
どうぞ、見守っていてくださいね。
どうぞ安らかにお眠りください・・・。
そして、いつか、新しい健康な身体を得て、この世界に再び戻ってきてくださいね。
あなたとまた同時代を生き、あなたの歌声を今度は字幕無しで楽しめる日が訪れることを夢見ています。