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交流

花粉症の季節の前に

2006-01-23 03:47:00 | 徒然なるままに
1月22日(日)

朝からピーカン!
雲ひとつない青空に、降り積もった雪がまぶしい。
1時間かけて、家の前の雪かきをした。
結構いい運動。
道路脇に雪を寄せながら、雪の重さを感じる。
今年の大雪では、毎日悲しいニュースを聞く。
家が潰されたり、雪下ろしをしているときに事故にあったり、屋根から落ちてきた雪に埋もれてしまったり。
雪国に暮らす方々のご苦労は本当に大変なものなのですね。
事故に合われた方々のご冥福を祈り、関係者の方々に心からお見舞い申し上げます。
これ以上の事故が起きずに、明るい春を迎えられますように。

先日、消防署からイベントのアトラクションにと、ソーランの出演依頼を受けた。
3月4日。私はお天気と風邪を心配していたのだが、出欠を取っていたら、メンバーから、
「その頃は花粉症がひどい時だから、その時の体調しだいかしら」
と言われ、はたと気がついた。
そうだった!それは私も同じこと。
毎年、立春の声を聞くや否や、上あごの辺りがむずがゆくなり、おひな様の頃は、ゴーグルなしでは痒くて眼も開けられない状態になるのであった・・・・。

しかし、消防署の期待は大きく、我がソーラン隊を推薦してくださった方の声援に応えるためにも万全の体調で望まねば。

と言うことで、予防をかねて、今から対策を立てようと思う。
まずは、家の埃っぽい所の掃除。
・甜茶を飲み、しその葉(目の痒みを取り、目をきれいにする)を食べる。
・韓国式あかすりでこすり、皮膚を鍛える。
・免疫力を高める、納豆+メカブ、納豆+オクラを食べる。
・刺激物や甘いもの、あくの強いものは控える。
後は花粉が飛び出したら、マスクを着用し、ゴーグルをつける。
症状が出始めたら、鼻炎用カプセルを寝る前に服用する。

と言うわけで、いろいろ揃えにダイエーに買い物に行った。
そしたら、見つけてしまった!
「トリトンフーズ」のメカブを!!
早速、名前に惹かれて思わず2パックも買ってしまった。

これから気をつけなくてはならないのが睡眠不足とストレス。
どんなに予防しても、薬を飲んでも、この二つが改善されなければ、悪化の一途をたどるだけ。
花粉症でなくてもこの二つは免疫力低下の原因となり、万病の元となるのだ。

『春』と言えば花粉症。
元気に明るくこの季節を乗り切るために今から心と体の準備だ。



良薬は口に苦し

2006-01-22 13:03:00 | 徒然なるままに
1月16日(月)

休日出勤までして書いたアドバイスは功を奏し、みんなの絵がどんどん良くなる。
放課後集まった自己評価カードにも、
「手直ししたら、自分の絵がぐっと良くなったので満足!」
「先生、アドバイスをどうもありがとうございます」
というようなコメントがたくさんあった。
どんなに疲れていたって、落ち込むことがあったとしても、この子どもたちのがんばりとエールが、どんな栄養ドリンクよりも私を元気にしてくれる。

実は、今日はショックなことがあって、かなり凹んでしまった。
でもそれは私が社会人として、プロとしてお給料をもらって生活をしていくうえではありがたい忠告であり、こんなことでめげたり腐ったり、開き直ってはいけないこと。
初心を忘れず、教育のプロであり、美術教師としてのプライドにかけて、二度と同じ忠告を受けないよう、意地でもがんばらなければならない。
「良薬は口に苦し」
言い難いことを正面から忠告してくれたその人に感謝し、その気持ちを行動で示して、「発つ鳥跡を濁さず」でこの学校を去れるよう、がんばろう。


ゆーきやコンコ♪

2006-01-22 12:52:00 | 徒然なるままに
1月21日(土)

朝から予報どおりの大雪。
午前中は、子どもネット八千代のサークル会。
2月4日に行われるNPO5周年記念キッズアートフェスティバルの前売り券のチェックと、当日のタイムスケジュールと役割分担の打ち合わせをした。

今回、私たちの地域で取り組む地域公演の演目は、エツコ・ワールド所属のくすのき燕さんによる肩掛け一人芝居の「ねずみのすもう」&腹話術「ハロー!カンクロー」という人形劇。

出し物としては超お勧めなのだが、この時期、当日にならないと子どもの体調によってはドタキャンの可能性もあると踏んで、前売り券の売り上げは伸び悩み。
その上、当日のお天気も心配。今日みたいな大雪が降ったりすると、市外から車で来場予定の人は大変かも・・・・。
本番まで2週間。
お天気に恵まれることと風邪の蔓延阻止を祈願!

午後からはズンズン降る雪の中を、末娘を連れてピアノ教室へ。
一面の雪の原を雪中行軍のように進む中、まるではじかれた様に子犬のように大はしゃぎの末娘。
道なき道の誰の足跡もないところに駆けて行ってはわざと倒れて、いたるところに足跡ならぬ人型を残して真っ直ぐ歩いてくれない。
5分も遅刻して教室に辿り着くや否や、「暑い暑い」とまるでハイジのように洋服を脱ぎだし、半そでTシャツ一枚でレッスンを受けた。

帰り道、今度は雪合戦をしながら帰ってきた。
娘とこんなことをできるのも、小学生のうちだけなんだよねぇ・・・。

雪がどんどん降り積もり、明日もこの調子だったら、月曜日は学校まで一時間かけて歩いていかねばならない。
雪道、アイスバーンに気をつけ、無理に走る車に注意しながら、あの坂道を歩くのかと思うとぞっとする。

先週のように一夜あけたらピーカンで、一日でせめて路面の雪が解けますように・・・。

祝!合格。しゃぶしゃぶ食べ放題!

2006-01-22 02:23:00 | 徒然なるままに
1月20日(金)

長女、高校合格。
昼休み、まるで別人のように高いキーの明るい声で報告があった。
今日は定時で帰宅し、病院に行って体調も回復した息子も一緒にみんなで食事に行った。

場所は、私の初ボーナスが出たときにみんなにご馳走したしゃぶしゃぶ屋。
何のたれにするかでちょっともめたが、みんなでおなかいっぱい食べ放題、大満足だった。

子どもたちは前回のときもそうだったが、注文すれば何皿でも「国産牛」や「もち豚」「津軽地鶏のつみれ」が次々に運ばれてくるのに感激し、
「ママ、ここって、天国みたい」
「パラダイスだ!」
「ネバーランドだ!」
と大はしゃぎ。
この大雪で野菜高騰の中、野菜も食べ放題で、私は野菜中心に食べ放題。
食欲の回復した息子も一気に免疫力回復するかのようにパクついていた。

帰宅後、改めて合格通知と学費その他の払い込み通知書を見た。
私立はお金がかかるとは聞いていたが・・・・。
長女が悩みぬいて決めた高校。
彼女に合う学校かどうかは、本人が実際に学校生活を送って見ないと分からない。
彼女の未来にどんな学校生活が待っているか、親にできることは、子どもを信じて応援することと、お金を出してあげることぐらいしかできない。
ただ、高校は義務教育ではない。
自分の選択が間違っていたら、まず、自分で解決するしかない。
消して周りのせいにしたり、他人に責任を押し付けるようであってはならない。
ぎりぎりまで努力して、だめなときはだめ。
失敗も経験のうち。
要はチャンスをどう生かし、失敗をどう反省し乗り越えるか、防げなかったトラブルをどう解決するか、そのためにもプラス、マイナス両方の経験が必要。

ま、今日はお祝いの日。
取り越し苦労はこのくらいにして。
長女の未来に、乾杯!

長女の入試

2006-01-22 01:57:00 | 徒然なるままに
1月19日(木)

今日は、長女の入学試験の日。
推薦入試とはいえ、親の私も朝から緊張気味。
夕べ、緊張のせいか、なかなか寝付かれなかった様子だった長女。
彼女が起きるよりも前に出勤した私は、時間に間に合って言ったかどうかから心配でならない。
我ながら親ばかと言うか過保護というか、面目ない。

おまけに息子は火曜日からずっと欠席し、今朝も顔色が優れないので、医者に行くよう指示し、出勤したものの、今日は木曜日でどこの病院も定休日だった。

午後からの授業が空き時間だったので、午後から年休を取って帰宅。
息子におかゆを作っているところに長女が帰宅し、試験はまあまあ、面接でも自分の意見をちゃんと言えたし、質問にもちゃんと答えられたと自信満々だった。
試験に行く途中、結果通知書送付用の小銭を作るため、コンビニに立ち寄ったとき、お店の人に
「学校はどうしたの?」
と聞かれ、
「これから入試なんです」
と答えたら、お店の人がみんな出てきて
「がんばってね~!」
と手を振ってくれたそうだ。
それだけでもうれしいのに、店を出たら、消防署見学の小学生たちまでみんなで手を振ってくれたのだそうだ。
長女はとってもHAPPYな気持ちになって、面接会場に向かったということだった。
結果は今日のうちに発送し、明日の昼までには速達で自宅に届く。
祈・合格!

『グッドラック』

2006-01-22 01:39:00 | 徒然なるままに
1月18日(水)

今日は読書感想画の出品。
5時間目には、審査会場校に届けに出張するはずが、昼休みに修正し切れなかった生徒の指導を放課後にも少々行ったため、届けたのが6時近くになってしまった。

去年よりも参加校が多いらしく、特に中学校は去年よりもずっと多いということだった。
果たして、みんなの絵がどこまで健闘してくれるだろうか・・・。

提出した帰り、本屋に寄って、「グッドラック」という本を買った。
何人かの生徒がこの作品の感想画を描いていた。
みんな、この本を読んだ感動をどんな風に表現していいのか分からないけれど、描きたい気持ちでいっぱいになる本なのだそうだ。
感想を言葉で書くのと、絵に描くのではずいぶん勝手が違う。
でも、絵は、その本がどんな内容なのか、その人がどんなシーンに心惹かれたのかが、一目でわかる。
彼女たちの絵はそんな絵だった。
上手い、下手ではなく、この本はどんな本なんだろうと興味をそそるような。

「新しい人生を歩き始める人へ」
本の帯に書かれていた言葉だ。
読んでみて、私も感動したら、きのう、高校に願書を出しに行った長女に贈ろうと思う。

風邪

2006-01-22 01:36:00 | 徒然なるままに
1月17日(火)

心配は的中した。
先日の嵐の中の試合がたたって、息子は風邪を引いてしまった。
息子の登校よりも先に出勤する私は、息子が今日、学校を休んだことを知らずに仕事をしていた。
夕方、高校の担任の先生から知らせを受け、すぐ帰宅。
熱はなさそうだが、頭痛、半身の節々の痛み、喉の痛みなど、まさに風邪の症状だった。

やはり、ノロウィルスで免疫力が低下し、十分回復しないうちに無理をしたせいか・・・。
体力と免疫力は別物だとは聞いていたが、サッカーをがんばっている割には高校に入ってから、体調を崩しがちなのが気になる。

中学時代栄養のほとんどを給食でまかなっていたような息子だけに、高校は給食が出ないから、弁当の栄養のバランスが悪いのだろうか・・・。
通学に1時間以上かかる高校を選び、毎日部活動で、疲れがたまっているのか。
単なる寝不足か・・・。

ま、高校生なのだから、健康管理も時間の管理も自分の責任。
しばらく様子を見てみよう。

約束

2006-01-22 01:32:00 | 徒然なるままに
1月15日(日)

嵐の後のピーカン!雲ひとつない快晴!
午前中は大洗濯大会。
今日も新人戦に出かけた息子の昨日の山ほどの洗濯物を片付け、今日も休日出勤。
2年生が提出したコンクール出品作品1枚1枚にアドバイスを書いた。
仕上げ作業を授業中ではなく、冬休みの宿題にしたせいか、多少の手直しが必要な作品が多い。
でも、締め切り直前でもあり、一人ひとりに説明している時間はないので、一言アドバイスを書くことにした。
未提出者も何人書いたが、200枚近くの絵1枚1枚にコメントを描くのは大変だった。
4時30分頃、やっと終わって帰ろうとしたとき、ソフト部の2年生とすれ違った。
仕事中、校庭から試合をしている元気な掛け声がずっと聞こえていた。
結果を聞いたら2校と試合し、両方とも勝ったとか。
「おめでとう!みんなの声を聞きながら、私も休日出勤がんばれたよ」
とお礼を言った。
「コンクールでもいい結果が出るよう、コメントを書いておいたから次の美術の時間がんばってね」
と言ったら、生徒たちから
「お疲れ様でした!」
と声を掛けられた。
自分の絵はどうだったか聞かれたとき、みんなの絵を1枚1枚思い出してアドバイスをしたら、
「先生、みんなの絵、全部覚えているんだね。」
と言うので、
「私を誰だと思っているの?」
「美術の先生!!」
「そう。」
どういうわけか、私は顔と名前はなかなか覚えられなくても、絵と名前だけは一度見れば覚えているのだ。

別れ際、
「先生は春から代わっちゃうの?」
「うん、講師だからね。1年以上は同じ学校にいられないんだ。」
「じゃあ、私たちは3年生になったら、今3年生がやってる作品は作れないの?」
「うーん、今度の先生次第かな。でも、その先生がもっと別な得意分野がある先生だったら、私とはまた違う手法を教えてもらえたり、作品に取り組ませてもらえるじゃない」
「そうかなぁ・・・」
「私が高校の美術の免許取れたら、今度はどこかの高校の選択美術で会えたりしてね?」
「それいいなぁ!がんばって高校の先生になって!」
「そうだね。でもその前に、小学校の免許取らなくっちゃ!」
「がんばって早く取って、次は高校も取ってね!」

新年早々、子どもたちに大変な約束をしてしまった。
でも、いつか・・・なんてのんきなことを言ってはいられない。
今年中には小学校免許を取得して、来年3月には玉川大学を卒業し、次は高校の美術教師の免許を取るぞ。

嵐の休日出勤

2006-01-22 01:23:00 | 徒然なるままに
1月14日(土)

休日出勤。
昨日集まった2年生のコンクール出品用の作品の採点をした。
途中、ソーランの練習に参加しに小学校の体育館へ。
ソーラン終了後はまた中学校に戻り、採点の続き。
朝から降り出した雨はますます激しくなり、雷も鳴り始め、まさに「あらしのよるに」という感じになってきた。
最後まで残ってくださっていた技術家庭の先生を駅まで送り、嵐の中、帰宅。
家に戻ると、朝からサッカーの試合に出かけていた息子のベンチコートがぐしょ濡れになって玄関に掛けてあった。
ノロウィルスにかかってからまだ万全の体調ではないだけに、ちょっと心配。(後にこれは現実の事になる。)

モダン・アート・テクニック

2006-01-14 01:00:00 | 徒然なるままに
1月13日

今日の授業は1年生が多かった。
今、1年生にはモダン・アート・テクニックを教えている。
1学期に、2・3年生に教えた内容だ。
テクニックといっても、難しいものではなく、半分は造形遊び。
マーブリング(絵の具流し・墨流し)
スパッタリング(霧吹き)
ドリッピング(吹き絵)
スクラッチ(引っかき絵)
デカルコマニー(はがし絵)
スタンピング
ステンシル
スーパー・ローラー・テクニック
ぼかし
にじみ
板締め

ほとんどの生徒が初体験で、毎回すごい反応が返ってくる。
美術が苦手な子も、誰でも面白く参加でき、本人自身も予想もつかない傑作が生まれる。
最初はみんな失敗の連続。
でも、それも大切な経験。
どんな水加減だと成功し、失敗するか。
タイミングはどうか、段取りを間違えるとどうなるか。
力の入れ加減、抜き加減。
失敗をどうカバーするか。
偶然にできる効果の面白さ。
筆や鉛筆、クレヨン以外でも絵が描ける面白さ。
などなど、テクニックを身につけるためには、同時に失敗の経験も必要。
考えすぎる生徒と、話を聞いていない生徒はいい作品は作れない。
「先生、やばいのができちゃった~」
と見せに来る生徒ほど、面白い作品を作る。
面白がっていろいろ試してみたり、はまって凝る子はいい作品を作る。
「いいね~!いい色出てるよ」
「この思いっきりがいいね~」
「どんまい。失敗は成功の元。本番は気をつけよう」
「すごい!筋がいいね~。プロに弟子入りできるよ!」

子どもたちはこんな言葉かけでどんどん伸びる。
1学期、これらに手法の中から3種類を使って、3年生は「言葉をデザインする」2年生は「CDジャケットデザイン」を制作した。
上手い下手は別にして、感性豊かな作品がたくさん生まれた。
それは2学期、3年生のBOXARTで更に傑作が生まれる原動力になる。
2年生はそれを生かして、冬休みに、読書感想画、環境ポスターコンクール出品作品に取り組んだ。

1年生は、どんな作品に取り組ませよう。

かつて、TVアニメ「機動戦士・ガンダム」や「イデオン」などの背景画を描いていたころの技術が、今の私を支えてくれている。
あの頃、経済的には本当に苦しくて、「夢」だけで生きていた。
上司からは、「腕に貯金しているつもりでがんばれ」
といわれ、睡眠と体力を削ってがんばっていた。
あの頃の『貯金』は、その後、人形劇に関わることで更に大きな『貯金』となり、それでまた、今の私はたくさんの引き出しを持つことができた。

図工・美術を生徒たちに教えることで、同時に生徒たちからも刺激を受け、たくさんのことを学び、経験をさせてもらっている。
教材研究は私のレパートリーを広げ、子どもたちの意欲と達成感溢れる感想は何よりの励みだ。

もっと子どもたちに教えたいこと、一緒に制作したいものはたくさんあるが、少ない時数と、自分の体力を考えると限界がある。
私の役割はみんなを美術の世界の入り口まで案内すること。
そこから先は『好きこそ物の上手なれ』
子どもたち自身が、扉を開け、それぞれの可能性に向かって自分のペースで進んでいくだろう。
私は『興味・関心・好奇心』という種をまく人。

でも、私も同時にアーティストでなければ。
いつまでも『昔取った杵柄』に甘んじることなく、常に新しい挑戦と作品制作に努力していかなくては。

とりあえずは、子どもたちへの『参考作品』作りから。