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明日から夏休み!~1学期の反省(汗)~

2013-07-19 19:36:23 | 担任雑記
7月19日(金)

今日は、終業式。ようやく、長いようで短い1学期が終わった。
昨日は、成績付けの間できなかった、3年生の水墨画&篆刻作品の掲示物を、美術部に協力してもらって、頑張って作った。結局、できあがったのは深夜になってしまった。(途中で頭痛がひどくなって来て、途中で学校の近くの整体屋さんに駆け込んで、施術をしてもらい、また学校に戻って最後まで頑張った。)
本当は、朝のうちに3年生の廊下に貼ってあげたかったのだけれど、朝から忙しくて、結局、みんなが通信簿をもらっている時間になってしまった。(下校時には、みんな、掲示物見てくれたかなぁ・・・)

「自分を励まし、観る人を励ます絵、言葉、文字」と言うテーマで、みんなの決意がたくさん込められている作品は、掲示物を作成している間、誰よりも私が励まされた。
全ての部の総体やコンクールには応援に行けないけれど、みんなの健闘を心から祈っています。

1学期は、とにかく時間にも心にも、身体にも余裕がなかった。新しい職場、新しいシステム、マンモス校の授業は、人数も授業時数も多かった。
・2学期は、1学期の反省を生かして、先を見通した年間計画と授業準備・評価をできるように頑張ろう。
常にアンテナを高く、潤滑油として周りへの気配り目配りができるように頑張ろう。
・生徒にやらせたいことと、やれること、やれないことの実態を見極めた題材選びと、授業計画をもう一度練り直して、もっと効率よく、充実した作業時間が確保できるように頑張ろう。
・学年チームとして、自分の仕事だけでも、期日を守って誰かに迷惑をかけないようにしなくては。できれば、自分だけの仕事で手いっぱいにならないよう、チームのために貢献できるように頑張ろう。
・忙しさにかまけて、家のことを後回しにすることが多く、いろいろ溜めてしまったことを、夏休み中にはなんとか解決できるように頑張ろう!
・今回も頑張りすぎて、身体がボロボロになってしまったので、夏休み中にしっかり体のメンテナンスをやり、心身ともにリフレッシュさせて、2学期に備えよう。

夏休みは出逢いの時であり、再会の時でもある。
この夏休みには、どんな出逢いや再会が待っているだろう。わくわくやドキドキ、ときめきがいっぱいありますように。

一年前の私と一年後の私へ   誕生日の前に送る手紙

2013-07-15 06:28:42 | 担任雑記
7月15日(月)

さっき、丁度1年前の日記を読み返してみた。
そして、その51歳だった私へ、もうすぐ53歳になる私からの手紙という形で、近況を書こうと思う。


もうすぐ52歳を迎える私へ

読み返すだけで、当時の大変さが蘇ってきました。
本当にお疲れ様でしたね。
今の私は、当時のように毎週整体に通うこともなく、声も元のソプラノに戻りました。

生活は、この1年間で激変しました。
2月に引越し、4月からは中学校の美術の先生をしています。
5月には旧姓に戻り、第三の人生を踏み出しました。
長男は、入社三年目を迎え、今や新入社員の教育係。昨年知り合った可愛い彼女とも仲睦まじく、今年の母の日には、彼女がアレンジメントしれくれたカーネーションに、泣けるようなメッセージカードを書いてくれてプレゼントしてくれました。
長女は、公私ともに順風満帆。実際にはいろんな紆余曲折はあるみたいだけど、公私ともに良きパートナーや、スタッフ、ブレーンに支えられて、今、人生の岐路に立っています。私は親として彼女の幸せを願い、最強の応援団長であり続けたいと思っています。
末娘は、ようやく自分の進むべき道を見出し、その未来にコンパス(指針)を合わせて、ようやく出航の準備を始めたところです。
担任の先生も応援してくれています。まるで私自身の高校3年生の夏休み直前にそっくりです。8月4日には一緒にオープンキャンパスに行ってきます。

両親は元気です。
去年の秋には、二人で軽のワンボックスカーで岡山の美術館まで絵を搬入に行きがてら四国巡りをし、かじ坊さんのミカン畑まで行ってかじ坊さんにお会いしてきました。道中はまさに『やじきた道中膝栗毛』よろしく、いつまでも元気で仲良く行動的な2人です。

石巻は、復興への道はまだまだ遠く、あの日のまま手付かずの被災地もあるし、全くの更地になってしまったところも多いです。
更地に新しい建物を建設するには、新しく盛った土が落ちつくまで2~3年はなにも建てられないのだとか。
6月に石女の同期会があり、高校卒業以来久しぶりに会った友達と、再会を喜び合いました。
みんな、それぞれ波乱万丈の日々を『あまちゃん』(今ハマっているNHKの朝ドラ)に出てくるおばちゃんたちバリの元気さ、明るさで頑張っています。皆の大変さに比べたら、私の大変さなんて物の数にも入りません。

ところで、昨日は採用試験でした。結果は、7月末か8月初めに発表されます。
今年は、試験対策用に老眼鏡を買いました。おかげで、マークシート(答えが合っているかどうかは別として)もデッサンもバッチリでした。
面接は・・・微妙かな。
とりあえず、自分的には、今できる自分のベストは尽くしたつもり。
これで不合格でも悔いはありません。
もし不合格だったら、私にはこの仕事は不向きで、千葉県には私は必要ない教員なのだと割り切ることができます。
でも、もし、二次試験に進むことができたなら、全力で勝ちに行きます。

今の学校では、去年の経験(失敗や挫折も含めて)があらゆる場面で役に立っています。
小学校での担任の経験は、自分にとってはのスキルアップと土台になっています。
どんな苦労も無駄なことはないのですね。
我が子たちの成長ぶりを見てもそう思います。
逃げない、ブレない、諦めないで、自分を信じて努力を続けて行けば、必ずプラスに転化する時が来る。
弱音を吐かず、マイナスをプラスに変えて行けば、夢は叶う。
7月に入ってから全く受験勉強できなかったけれど、685人の成績付けは過去最大の過酷な作業で、採用試験の前日の夜までかかったけれど、やり遂げた達成感と反省こそが最強の自己PRだと自負できます。
生徒たちの答案用紙や作品こそ、私の授業の長所や欠点を教えてくれ、自分の教師としての適性や課題を指摘してくれるからです。
去年の小学校での学級担任経験は、普段の生徒指導だけでなく、今回の面接でも、大いに役に立ちました。
あなたの身体を張った頑張りは、けして無駄にはしませんでしたよ。心からありがとうを言います。
合格したら、誰よりも、去年と一昨年の受け持ちだった子どもたちとお世話になった先生方にに知られせてあげたいです。


ここからは、来年この日記を読むであろう私を意識して描きますね。

もうすぐ54歳を迎える私へ

相変わらず、毎年激動の波乱万丈な人生を送っていることでしょう。

26年度は仕事はどこで働いていますか?教員は続けていますか?
教諭になれて、去年と同じ学校に勤務できているなら、成績付けは今年は去年の経験を生かして、みなさんにご迷惑をかけることなく、効率良くできましたか?
常勤講師なら、また新たなシステムでの成績付け、お疲れ様でした。夏休みを有効に使って2学期も頑張ってね。
非常勤講師なら、何校かかけもちで教えているのでしょうが、くれぐれも交通事故だけは気を付けてね。
教員免許更新の勉強は順調ですか?スクーリングでまた新たな出会いがあり、スキルアップができますよう祈っています。

子どもたちは元気ですか?
末娘は、大学生?予備校生?彼女はきっと大丈夫。自分の道を見極めたら、あの集中力と根性で何年かかったって自分のやりたいことをとことんやる子だから。その代わり、やりたくないことはとことんやらないけどね。
もし、念願叶って志望校に進学して花の女子大生になっていたら、一緒には暮らしていないのかな?
子どもたちがみな手元から巣立って行って、旧姓に戻って、身軽になった分、寂しさはそれ以上かな?
でも、私もそうだけど、親が元気でいてくれるからこそ、子どもは自分のやりたいことができる。
子どもたちには何も残してあげられないけれど、せめて、元気で、誰かが疲れてちょっと帰りたくなった時には、いつでも温かく迎えてあげれられる様な心と時間の余裕を持っていてあげてね。

両親は元気ですか?
石巻の復興は進んでいますか?
あなたの元気が両親の元気であり、石巻の皆の元気の素です。
でも、頑張りすぎて疲れてエネルギー不足になっていたら、また石巻の空気を吸って水を飲んで米や野菜や魚を食べてリフレッシュして来よう!

マチュピチュへ行く計画は進んでいますか?
気力、体力、時の運?
貯金も、スペイン語の勉強も毎日の努力です。
55歳の誕生日を目指して頑張ろう!ほら、来年の今頃はもうリマに降り立って、ケーナの練習と高山病に備えて準備万端かな?
両親や家族に向かって、マチュピチュから写メを送っている自分や、アンデスの人たちと一緒にフォルクローレをセッションしている自分をシュミレーションして頑張ろう!

第三の人生は、波乱万丈の出航だったけれど、大津波にもひるまず直進して行って浮上したマグロ遠洋漁船のように、人生の荒波に立ち向かって行こう!
きっとそうしなければ、見られない景色がきっと見えてくるはず。

願わくは、あなたが今の私以上に心身ともに健康で、充実した、ときめきいっぱいの日々を送っていますように…。

                                 
                                         もうすぐ53歳を迎える私より