6月28日(月)
今日は、午後6:00から快君のお通夜がある。
今朝、末娘を事故のあった交差点まで、手をつないで見送りに行った。
娘のクラスの先生を始め、小学校の先生方が横断旗を持って、子どもたちに信号待ちや、道路の渡り方を指導してくださっていた。
あの事故後、この交差点を渡れないでいる子がたくさんいると聞く。
娘はその事故を目撃したわけでも、事故後の惨状を見たわけでもないが、相当なショックを受けている。
目撃した子や、倒れている快君を見てしまった子どもたちの心の傷はどれほどのものだろう。
今日、小学校で合同追悼式があるそうだ。
先週の金曜日、元気楽しく一日を過ごし、明るく別れた友達が、その日の下校時に、通学路のいつもの交差点の横断歩道で、いつも見慣れたバスに轢かれてしまうなんて、誰が想像できただろう。
昨日、末娘が、縫合手術を施されてきれいになった快君が、葬儀社の車に乗って、いつも遊んでいた公園にお別れに来たと言っていた。
「快君の頭、つぶれてなかったよ。包帯もしてなかった。赤いいつものお洋服を着ていて、白い珠(数珠)を持ってたよ。眠っているみたいだった。」
1年生の快君。
ちっちゃくて、明るくて、かわいかった快君。
大きなバスのタイヤはどんなに怖かっただろうね。
やりたいこと、夢がいっぱいあったでしょうね・・・。
やっと落ち着いたお母さんは、
「快にはいつも、『男の子はみんなを守らなくちゃいけないんだよ。女の子にはやさしくするんだよ』といって聞かせてきました。
快は私の言うことを聞いて、みんなを守るために事故にあったんだと思います。」
とおっしゃっていたそうだ。
こんな悲しい、残酷なことは2度とおきてはいけない。
バスの運転手は、34歳の三児の父親でもあるそうだ。
本人ばかりではなく、その家族や会社関係者も、どれほどの悲しみと混乱の渦中に居ることだろう。
事故の原因は、双方の「思い込み」と「危険予測の甘さ」にあるのだが、死に至らしめる事故であり、相手は6歳とあれば、どんな状況や理由であっても加害者のほうに100パーセント責任があると思う。
子どもたちが登下校に限らずいつも使う信号。
青になったら渡れると思うのは当たり前。
同時に青になったからといって、左折車が優先されることがあってはならない。
巻き込み確認は、ドライバーの基本中の基本。
私も運転する立場の者として、肝に銘じなければならない。
「命の尊さ」を学ぶには、あまりにも大きな犠牲。
子どもたちが、この事実を受け止める心と、乗り越える気持ちが育つよう、明るい笑顔が戻るよう、学校でも家庭でも子どもたちの心のケアを十分にしていかなければと思う。
快君のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
今日は、午後6:00から快君のお通夜がある。
今朝、末娘を事故のあった交差点まで、手をつないで見送りに行った。
娘のクラスの先生を始め、小学校の先生方が横断旗を持って、子どもたちに信号待ちや、道路の渡り方を指導してくださっていた。
あの事故後、この交差点を渡れないでいる子がたくさんいると聞く。
娘はその事故を目撃したわけでも、事故後の惨状を見たわけでもないが、相当なショックを受けている。
目撃した子や、倒れている快君を見てしまった子どもたちの心の傷はどれほどのものだろう。
今日、小学校で合同追悼式があるそうだ。
先週の金曜日、元気楽しく一日を過ごし、明るく別れた友達が、その日の下校時に、通学路のいつもの交差点の横断歩道で、いつも見慣れたバスに轢かれてしまうなんて、誰が想像できただろう。
昨日、末娘が、縫合手術を施されてきれいになった快君が、葬儀社の車に乗って、いつも遊んでいた公園にお別れに来たと言っていた。
「快君の頭、つぶれてなかったよ。包帯もしてなかった。赤いいつものお洋服を着ていて、白い珠(数珠)を持ってたよ。眠っているみたいだった。」
1年生の快君。
ちっちゃくて、明るくて、かわいかった快君。
大きなバスのタイヤはどんなに怖かっただろうね。
やりたいこと、夢がいっぱいあったでしょうね・・・。
やっと落ち着いたお母さんは、
「快にはいつも、『男の子はみんなを守らなくちゃいけないんだよ。女の子にはやさしくするんだよ』といって聞かせてきました。
快は私の言うことを聞いて、みんなを守るために事故にあったんだと思います。」
とおっしゃっていたそうだ。
こんな悲しい、残酷なことは2度とおきてはいけない。
バスの運転手は、34歳の三児の父親でもあるそうだ。
本人ばかりではなく、その家族や会社関係者も、どれほどの悲しみと混乱の渦中に居ることだろう。
事故の原因は、双方の「思い込み」と「危険予測の甘さ」にあるのだが、死に至らしめる事故であり、相手は6歳とあれば、どんな状況や理由であっても加害者のほうに100パーセント責任があると思う。
子どもたちが登下校に限らずいつも使う信号。
青になったら渡れると思うのは当たり前。
同時に青になったからといって、左折車が優先されることがあってはならない。
巻き込み確認は、ドライバーの基本中の基本。
私も運転する立場の者として、肝に銘じなければならない。
「命の尊さ」を学ぶには、あまりにも大きな犠牲。
子どもたちが、この事実を受け止める心と、乗り越える気持ちが育つよう、明るい笑顔が戻るよう、学校でも家庭でも子どもたちの心のケアを十分にしていかなければと思う。
快君のご冥福を心よりお祈り申し上げます。