2月21日(土)
いよいよ花粉症シーズン到来。
今日は昨日の午後から雨も上がって、全国的に青空がまぶしい週末となった。*(晴れ)*
いつもなら朝から盛大に布団干し&大洗濯大会&庭の草取りと行きたいところだが、今の時期にそんなことをしたら、まさに『自殺行為』につながる。
今朝、ゴミ出しに外に出ただけで、今日はどこにも行けない、行かないと思った。
大人しく家にいて、溜まった家事と持ち帰ってきた仕事をやることにしよう。
というわけで、久々のHP更新。
カレンダーを見れば2月もあと一週間。
3年生は最後の授業だ。
範囲が終っているクラスも、終っていないクラスもある。(成績をつける範囲はどのクラスも終っているが、出願や受験、発表の日と重なり、全員が鑑賞できなかった授業がある)
今、全学年で『ファンタジア』http://wdshe.jp/disney/product/index.jsp?cid=23#aboutを鑑賞している。メインはアニメーションを勉強している2年生が対象だったのだが、せっかくデザイン手法を習った1年生にも、『ピカソとゲルニカ』で第二次世界大戦について習った3年生にも見せようということで、つまりは『オプション』授業なのだが・・・。
私が授業で取り上げる以上、ただの『アニメ鑑賞』ではない。
1940年公開の『ファンタジア』が、どんな世界情勢の中、どういう目的やテーマで取り組まれ、世界中に向けて公開された『1940年』という年号が何を意味するのか。1つ1つの作品に込められたメッセージを読み取り、1秒間に24コマの画像を制作する技術と大変さもさることながら、すでにあるクラッシック曲に、まるで後から曲をつけたのかと見まごうような完璧な動きをつけるという至難の技。
何の予備知識も、アニメ制作の大変さも知らなくても充分楽しむことはできるが、知っていたり、体験した後に見たほうが、もっとさまざまな視点から楽しむことができたり、感動できると思う。
そして、1940年から60年後、ウォルトの遺志を引き継いだ甥のロイが、CGを駆使し2Dと3Dを融合させ『ファンタジア2000』http://wdshe.jp/disney/product/index.jsp?cid=92#aboutを制作し、発表した。
授業ではこの2本の作品を鑑賞し、感想を書かせている。
鑑賞時には原曲の説明や作曲者についての解説のほか、地球の誕生から恐竜絶滅の解説、ギリシャ神話や日本神話、旧約聖書や新約聖書の解説、第2次世界大戦から地球温暖化についての歴史や科学・地質天文学についての解説、アンデルセン童話やグリム童話についてや、手塚治虫とディズニー、ジブリ作品についてそして、アニメーション技術の歴史と実践、最新情報や業界用語について、などなど、かなりマニアックで濃い内容の授業を展開している。
生徒たちは回を重ねるごとに鑑賞能力が高まって来ている。授業後、次回までの宿題として、今日見た作品の感想を書いてきてもらっているのだが、中には興味を持ったことを図書館やインターネットで自分で調べたことまで書き込んできている生徒もいる。もう1度見たいとビデオをレンタルして見ている生徒もいる。
びっしり書かれた毎回の感想を読むほうも大変だが、それ以上に手ごたえを感じ、時に涙するほどの感想に出会うと本当にやって良かったな、この子達にもっといろいろなことを教えたり、見せたり、作らせてあげたいなぁと思う。
でも現実には無理な話で、3年生だけでなく、1,2年生にもタイムリミットが迫ってきている。
なぜなら、私は1年間契約の講師だから。
そう、この中学校にいられるのも後1ヶ月ちょっとになってしまった。
前任校の生徒たちと泣きの涙で別れてから、もう1年が過ぎようとしているのだ。本当に月日のたつのは早いものだ。
別れがあって、また新しい出会いが始まる。次の着任校はまだ決まってはいないが、まずは残り少なくなった今の生徒たちとの時間を大切に過ごし、少しでも記憶に残るような、美術の楽しさが分かるような授業を、心を込めて精一杯頑張ろう。
そのためにも、ゴール寸前で失速しないよう、健康と事故には気をつけなくっちゃ。
ああ、それにしても花粉症はつらい*(眠い)*
いよいよ花粉症シーズン到来。
今日は昨日の午後から雨も上がって、全国的に青空がまぶしい週末となった。*(晴れ)*
いつもなら朝から盛大に布団干し&大洗濯大会&庭の草取りと行きたいところだが、今の時期にそんなことをしたら、まさに『自殺行為』につながる。
今朝、ゴミ出しに外に出ただけで、今日はどこにも行けない、行かないと思った。
大人しく家にいて、溜まった家事と持ち帰ってきた仕事をやることにしよう。
というわけで、久々のHP更新。
カレンダーを見れば2月もあと一週間。
3年生は最後の授業だ。
範囲が終っているクラスも、終っていないクラスもある。(成績をつける範囲はどのクラスも終っているが、出願や受験、発表の日と重なり、全員が鑑賞できなかった授業がある)
今、全学年で『ファンタジア』http://wdshe.jp/disney/product/index.jsp?cid=23#aboutを鑑賞している。メインはアニメーションを勉強している2年生が対象だったのだが、せっかくデザイン手法を習った1年生にも、『ピカソとゲルニカ』で第二次世界大戦について習った3年生にも見せようということで、つまりは『オプション』授業なのだが・・・。
私が授業で取り上げる以上、ただの『アニメ鑑賞』ではない。
1940年公開の『ファンタジア』が、どんな世界情勢の中、どういう目的やテーマで取り組まれ、世界中に向けて公開された『1940年』という年号が何を意味するのか。1つ1つの作品に込められたメッセージを読み取り、1秒間に24コマの画像を制作する技術と大変さもさることながら、すでにあるクラッシック曲に、まるで後から曲をつけたのかと見まごうような完璧な動きをつけるという至難の技。
何の予備知識も、アニメ制作の大変さも知らなくても充分楽しむことはできるが、知っていたり、体験した後に見たほうが、もっとさまざまな視点から楽しむことができたり、感動できると思う。
そして、1940年から60年後、ウォルトの遺志を引き継いだ甥のロイが、CGを駆使し2Dと3Dを融合させ『ファンタジア2000』http://wdshe.jp/disney/product/index.jsp?cid=92#aboutを制作し、発表した。
授業ではこの2本の作品を鑑賞し、感想を書かせている。
鑑賞時には原曲の説明や作曲者についての解説のほか、地球の誕生から恐竜絶滅の解説、ギリシャ神話や日本神話、旧約聖書や新約聖書の解説、第2次世界大戦から地球温暖化についての歴史や科学・地質天文学についての解説、アンデルセン童話やグリム童話についてや、手塚治虫とディズニー、ジブリ作品についてそして、アニメーション技術の歴史と実践、最新情報や業界用語について、などなど、かなりマニアックで濃い内容の授業を展開している。
生徒たちは回を重ねるごとに鑑賞能力が高まって来ている。授業後、次回までの宿題として、今日見た作品の感想を書いてきてもらっているのだが、中には興味を持ったことを図書館やインターネットで自分で調べたことまで書き込んできている生徒もいる。もう1度見たいとビデオをレンタルして見ている生徒もいる。
びっしり書かれた毎回の感想を読むほうも大変だが、それ以上に手ごたえを感じ、時に涙するほどの感想に出会うと本当にやって良かったな、この子達にもっといろいろなことを教えたり、見せたり、作らせてあげたいなぁと思う。
でも現実には無理な話で、3年生だけでなく、1,2年生にもタイムリミットが迫ってきている。
なぜなら、私は1年間契約の講師だから。
そう、この中学校にいられるのも後1ヶ月ちょっとになってしまった。
前任校の生徒たちと泣きの涙で別れてから、もう1年が過ぎようとしているのだ。本当に月日のたつのは早いものだ。
別れがあって、また新しい出会いが始まる。次の着任校はまだ決まってはいないが、まずは残り少なくなった今の生徒たちとの時間を大切に過ごし、少しでも記憶に残るような、美術の楽しさが分かるような授業を、心を込めて精一杯頑張ろう。
そのためにも、ゴール寸前で失速しないよう、健康と事故には気をつけなくっちゃ。
ああ、それにしても花粉症はつらい*(眠い)*