7月28日(水)
今日は午前中は、美術科の実技研修。
午後からは採用試験の2次試験対応面接練習の学習会に参加してきた。
正式な結果はまだ発表されていないが、今回は自己採点をするまでもなく惨敗は確定なので、来年に向けての参考にすべく参加した。
面接練習を受けて、またまた自分の課題を確認した。
面接の一番大切なポイントは、聞かれたことに、端的に的確に応えること。
結論、及び、自分の言いたいことを言って、さらにそれは何故かを尋ねられたらその理由を答える。
そういう面接官との言葉のキャッチボールを「楽しむ」ように受け答えができることが大切だ。
一人で熱くなって「語った」り、聞かれたことに対して頓珍漢な事を喋ったり、緊張しすぎて最後まで硬くなったまま、自分の意見が言えなかったり・・・。
これもまた、「訓練」が必要なことだと思った。
作文も、面接も、大切なのは、相手の立場に立つこと。独りよがりになってはいけない。
もっとこの人の文章を読んでみたい、この人と話していたい。
と、相手に興味を持ってもらえるような内容、書き方、話し方が大切なのだ。
そのためにも、特に面接では「聞き上手」にならなくてはならない。
何を聞かれているのか、なぜその質問を自分にしているのか、ちゃんと相手の目を見て、しっかり聞きとる。受け止めてから、「自分も考え」を相手に伝わるように話す。
なかには、面接練習を積んできたのか、いわゆる「模範解答」をスラスラ暗唱するように答える人もいるそうだが、それでは、自分の人間性を相手の伝えることはできないのではないだろうか。
かといって、ユニークすぎる答えでも、相手によっては興味より、不快感を持たせかねない。
今回、面接練習を受けて見て、私の課題はこれだと思った。
おそらく、私は、何一つ、「模範解答」的な答えはなかっただろう。
私の経歴や、受験年齢、志望動機、すべて、かなり周りの受験生徒とは違っている。
そういう意味では、一番興味を持たれる受験生のタイプだろう。
プライベートなこともかなり突っ込んで聞かれた。
面接を受ける前の説明で、
「いじわる役の面接官は、かなりこたえにくいことを突っ込んで聞いてきます。その人がどれだけプレッシャーやストレスに耐えられるかを見させてもらいます」
と言われた。
全体的にはちゃんと受け答えはできたと思う。
他の受験生には聞かないであろう、私だから質問される内容。答えながら、私は自分の課題を見つけていた。
私の課題。それは『覚悟』だ。
「授業中に震災に遭った時、あなたは学校に残らねばなりません。あなたはご自分のお子さんのところにはなかなか帰れません。その時の対策は?」
「子どもたちとは、大きな災害のニュースがあるたびに、そういう場合どうするかは話し合ってきました。
また、地域には「第2の母」~「第6の母」までいて、普段からいろいろお世話になったり、応援してもらっています。ご近所の方だたとの交流も大切にしています。その人たちに、いざという時には子どもたちのことを託してあります。
私も、自分にできることがあればその人たちのお子さんを預かったり力になったりして、お互いに助け合って、『困った時はお互いさま』と言う関係を作ってきました。
私は、最後の生徒が無事、保護者のもとに引き渡せるまでは持ち場を離れず、それを見届けてから、子どもの所に向かいます。そのことは、子どもたちも十分承知してくれていますし、その覚悟はいつでもできています。」
言いながら、もし本当にそう状況になったら、そんなに冷静でいられるだろうか?と自問自答していた。
でも、それが、自分の使命なのだ。その覚悟がなくて、人さまのお子様を預かることはできない。反対の立場であれば、そういう覚悟のない教師に、自分の子供は預けられない。
面接が終わって、私は、来年の採用試験に向けて、専門的な知識や技能、文章力、自己表現力に加え、『教職に就く』という覚悟を固め、それを実証できるだけの実践と実績を更に積まなくてはならないと思った。1年間、それを意識しながら来年の受験を目指そう。
私の場合、年齢的にも『可能性』よりも、『覚悟』と『実戦力・実践力』を求められているのだなあと言うことがよくわかった。
貴重な体験と、自分の課題意識を明確に持てたことに、心から感謝する。
今日は午前中は、美術科の実技研修。
午後からは採用試験の2次試験対応面接練習の学習会に参加してきた。
正式な結果はまだ発表されていないが、今回は自己採点をするまでもなく惨敗は確定なので、来年に向けての参考にすべく参加した。
面接練習を受けて、またまた自分の課題を確認した。
面接の一番大切なポイントは、聞かれたことに、端的に的確に応えること。
結論、及び、自分の言いたいことを言って、さらにそれは何故かを尋ねられたらその理由を答える。
そういう面接官との言葉のキャッチボールを「楽しむ」ように受け答えができることが大切だ。
一人で熱くなって「語った」り、聞かれたことに対して頓珍漢な事を喋ったり、緊張しすぎて最後まで硬くなったまま、自分の意見が言えなかったり・・・。
これもまた、「訓練」が必要なことだと思った。
作文も、面接も、大切なのは、相手の立場に立つこと。独りよがりになってはいけない。
もっとこの人の文章を読んでみたい、この人と話していたい。
と、相手に興味を持ってもらえるような内容、書き方、話し方が大切なのだ。
そのためにも、特に面接では「聞き上手」にならなくてはならない。
何を聞かれているのか、なぜその質問を自分にしているのか、ちゃんと相手の目を見て、しっかり聞きとる。受け止めてから、「自分も考え」を相手に伝わるように話す。
なかには、面接練習を積んできたのか、いわゆる「模範解答」をスラスラ暗唱するように答える人もいるそうだが、それでは、自分の人間性を相手の伝えることはできないのではないだろうか。
かといって、ユニークすぎる答えでも、相手によっては興味より、不快感を持たせかねない。
今回、面接練習を受けて見て、私の課題はこれだと思った。
おそらく、私は、何一つ、「模範解答」的な答えはなかっただろう。
私の経歴や、受験年齢、志望動機、すべて、かなり周りの受験生徒とは違っている。
そういう意味では、一番興味を持たれる受験生のタイプだろう。
プライベートなこともかなり突っ込んで聞かれた。
面接を受ける前の説明で、
「いじわる役の面接官は、かなりこたえにくいことを突っ込んで聞いてきます。その人がどれだけプレッシャーやストレスに耐えられるかを見させてもらいます」
と言われた。
全体的にはちゃんと受け答えはできたと思う。
他の受験生には聞かないであろう、私だから質問される内容。答えながら、私は自分の課題を見つけていた。
私の課題。それは『覚悟』だ。
「授業中に震災に遭った時、あなたは学校に残らねばなりません。あなたはご自分のお子さんのところにはなかなか帰れません。その時の対策は?」
「子どもたちとは、大きな災害のニュースがあるたびに、そういう場合どうするかは話し合ってきました。
また、地域には「第2の母」~「第6の母」までいて、普段からいろいろお世話になったり、応援してもらっています。ご近所の方だたとの交流も大切にしています。その人たちに、いざという時には子どもたちのことを託してあります。
私も、自分にできることがあればその人たちのお子さんを預かったり力になったりして、お互いに助け合って、『困った時はお互いさま』と言う関係を作ってきました。
私は、最後の生徒が無事、保護者のもとに引き渡せるまでは持ち場を離れず、それを見届けてから、子どもの所に向かいます。そのことは、子どもたちも十分承知してくれていますし、その覚悟はいつでもできています。」
言いながら、もし本当にそう状況になったら、そんなに冷静でいられるだろうか?と自問自答していた。
でも、それが、自分の使命なのだ。その覚悟がなくて、人さまのお子様を預かることはできない。反対の立場であれば、そういう覚悟のない教師に、自分の子供は預けられない。
面接が終わって、私は、来年の採用試験に向けて、専門的な知識や技能、文章力、自己表現力に加え、『教職に就く』という覚悟を固め、それを実証できるだけの実践と実績を更に積まなくてはならないと思った。1年間、それを意識しながら来年の受験を目指そう。
私の場合、年齢的にも『可能性』よりも、『覚悟』と『実戦力・実践力』を求められているのだなあと言うことがよくわかった。
貴重な体験と、自分の課題意識を明確に持てたことに、心から感謝する。