ni-tomoの日記

日々のモチベーションの源をダラダラとつづってます

フィギュアスケート

2010-02-28 00:16:26 | スポーツの日

バンクーバーオリンピックで1番楽しみにしていたのがフィギュアスケート。明日のエキシビジョンで終了です。今回私が応援していたのは男子のプルシェンコ選手と女子の浅田真央選手。

フィギュアスケートはスポーツだと思って見ているので、確かな技術力に芸術性が備わった演技をする選手が好きです。女子はノーミスで演技したキム・ヨナ選手が優勝するのは当然だけれど、真央ちゃんがノーミスで演技したとしても覆すことができない点数がつけられていたことは驚きました。キム選手の練習拠点はカナダ、コーチはカナダ人、そして母親を亡くしたことで話題になったロシェット選手の存在を考えると真央ちゃんの点数は抑えられちゃったのかな、と思います。

そして選手に対するイメージがかなり点数に影響してました。ヨナちゃんは表現力、真央ちゃんはジャンプというイメージが強いので加点・減点が選手に対するイメージによって左右されていたように思います。真央ちゃんの演技点はヨナちゃんに比べて低すぎですよ!!確かにヨナちゃんの演技は柔らかくてしなやかだけど、真央ちゃんのストレートラインステップは技術・表現共にヨナちゃんを上回ってると思うんですけど(日本人の贔屓目かもしれないけどさ)。タラソワの難しい振付は表現力だけでなく技術力をかなり要すし、「仮面舞踏会」「鐘」共にもう少し点数が伸びて然るべきです。

プルシェンコは周りの期待が高すぎちゃったっていうのもあって点数が伸びなかったのかもしれません。4回転は当たり前、この程度のステップ・表現は当たり前、とプルに対しては「何を見せてくれるんだろう??」という期待がとにかく高いですから。最盛期は過ぎたかな、と感じさせる部分はあるけど、今回の男子の演技の中ではやっぱりプルは1番光ってました。

現在のフィギュアスケートの中で最高難位度である4回転のコンビネーション、トリプルアクセルのコンビネーションをそれぞれ決めたプルと真央ちゃんの点数が伸びなかったことは本当に残念。でも、真央ちゃんの「鐘」は心に残る素晴らしい演技でした。

素人目で見るからこそ、心を打つ演技は何年経っても忘れません。私の心に残っているフィギュアスケートの演技は、アルベールビルオリンピック女子シングル銀メダルの伊藤みどり(彼女の3回転アクセルは最高)、長野オリンピック銀メダル・ソルトレイクシティオリンピック金メダルのペア「エレーナ・ベレズナヤ&アントン・シハルリドゼ」(女の子がホントに可愛い)、そして忘れちゃいけないのがソルトレイクシティオリンピックの男子シングルのロシア決戦。金メダルがアレクセイ・ヤグディン、そして銀メダルがエフゲニー・プルシェンコという贅沢な戦いでした。

来月はトリノで世界選手権。頑張れ、真央ちゃん!!