氷室京介の最後のツアーです。名古屋ドームで参戦。
毎回、セットリストに「コレじゃなくてアレを入れてほしかった」とか、勝手なファンの独り言を繰り返していた私だけど
今回は「これが最後」ということもあって、ステージで氷室が歌っている姿を見ているだけで嬉しかったです。
オープニングで過去の氷室ライブの映像を見ながら、ライブ参戦した時の当時の自分の気持ちや自分を取り巻いていた環境、
ライブ当日の天気や服装とかも思い出されてきて、大げさではなく私の人生の中で氷室京介がどれだけ大きな存在だったかを
今更ながらに思い知らされました。
1曲目の「DREAMIN'」は氷室の声が聞こえないほどの大合唱と氷室の姿が見えなくなるくらい突き上げられた拳の数々。
そうそう、これが氷室京介のライブなんだよね。
BOOWY時代の曲が多いことに賛否両論色々あるみたいですが(ソロの名曲も多いしファンの数だけ思いがあるからねぇ)
「”16”」「BLUE VACATION」「ハイウェイに乗る前に」「BABY ACTION」など、氷室にしか歌えない「らしさ」が
味わえる選曲で私は大満足。
今回のセットリストの中では「LOVER'S DAY」からの「CLOUDY HEART」、アンコールの「SEX&CLASH&ROCK'N ROLL」からの
「IN THE NUDE」が痺れました。そしてまさかの「VIRGIN BEAT」。コートを翻しながら高い鉄塔の上に立ってる氷室の姿が
印象的なPVが頭の中で蘇り、懐かしさと今の氷室のカッコ良さがMIXされて大興奮しました。
今までと同じカッコ良い氷室を見ながら、言葉には出来ないけれどいつもと何かが違うことを私自身は感じていたのか
バラード曲は涙が出てきました。こんなこと、初めてです。
ラストの「The Sun Also Rises」は、泣きながら聴いていました。
これから氷室のライブが見れなくなることの寂しさや哀しさよりも、最後までファンに甘えず媚びず氷室らしい強い優しさを
見せてくれた氷室京介に感謝です。氷室の決断を初めて知った時、その時が来たら私はもっと動揺してもっと悲しむのではないかと
思ってたから、穏やかな気持ちで感謝している自分に驚いています。
こんな気持ちにさせてくれたのは、氷室が最後まで氷室京介でいてくれたからですね。
氷室、カッコ良過ぎでしょ。
5月、東京ドームで最後で最高の氷室京介を見てきます。