入院して三日目の日曜日の朝 ~~~
N将棋トーナメントが終わる頃には、そろそろ昼飯です。
トイメンの爺ちゃんが 「 今日も鮭かい? 」 とこぼしている。
ヒゲには、初めての食材だが、長く居る方は、もう何度も対面しているのかも?
鮭を空揚げにしてあるのですが ・・・ 鮭切り身は火が通り易い。
其れを、衣がパリッとする迄揚げると、どうしても揚げ過ぎて硬く為る。
年寄りの歯にはシンドいでしょう。
昼過ぎには、それぞれの見舞い客が増えて来た。
ヒゲの左、90歳代患者さんのかあちゃん(奥さん)の話し声が聞こえてくる。
「 こん人も、ヨーとタバコで死ぬ目に合ってる癖に、こないだの退院の日どま、
アラ? 姿の見えんネと捜すと、チャーんとタバコ屋さんに向こうとらした!
まあ~、呆れるごたる。 笑 」
すると、トイメンの80歳代患者さんの奥さんが、
「 ウチんとも、タバコは絶対心臓に悪かて、医者ドンから言われても、
しゃにむに吸おうとすっとですよ。もうペースメーカー入れたケン、
吸いなすなと言うとですけど ・・・ 」
爺さん反撃 「 な~ん、ワシャちーとしか吸わん。
一日、たったひと箱しかごっそけん。 」
奥さん 「 それが多か! て、言いヨルでしょが。 」
冷え~、やがてヒゲの酒量もこんな風に、俎上に乗せられイビられるのでしょうね。
女どもの帰った病室では、爺さん達がひそひそと話し始めます。
「 もう儂(ワシ)どんな、先のなかて(無い)、何でタバコ一本ば辛抱せなんかい! 」
その通りダァ!? と、男どもは盛り上がッタ ・・・ 。
ヒゲが窓際に向こうと、ガラス越しに声援が聞こえる。
藤崎台野球場が鼻の先きに在る。 照明器具も灯りが点り、賑わっている。
爺さん達が教えてくれた。 ホークス VS OO だそうだ。
夕刻が近づいた頃、先ず左の患者がコールを。
「 どうしました? 」 「 ウンコ、出た 」 「 わーっ、良かったですね 」
すぐ後、トイメンの河内の名物爺さんもコールを。
「 どうしました? 」 「 何か腕が? 」 「 アラ~ たいへん! 」
腕が、野球ボールサイズ大に腫れ上がっているのです。
ナース 「 点滴の針がズレ(!)てしまってるタイ。 痛く無かったネ? 」
「 そるが、よう判らンとタイ。 」
ヒゲは見ていました。
河内の爺さんが、点滴しながらも、よーくコソコソ動いていたのを。
ヤバイんじゃないの? と思ってたら、案の定でした。 笑
夜になって、ナースがヒゲの所にやって来た。
「 明日から、腎臓を保護する為の点滴を始めます。 」 と。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
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N将棋トーナメントが終わる頃には、そろそろ昼飯です。
トイメンの爺ちゃんが 「 今日も鮭かい? 」 とこぼしている。
ヒゲには、初めての食材だが、長く居る方は、もう何度も対面しているのかも?
鮭を空揚げにしてあるのですが ・・・ 鮭切り身は火が通り易い。
其れを、衣がパリッとする迄揚げると、どうしても揚げ過ぎて硬く為る。
年寄りの歯にはシンドいでしょう。
昼過ぎには、それぞれの見舞い客が増えて来た。
ヒゲの左、90歳代患者さんのかあちゃん(奥さん)の話し声が聞こえてくる。
「 こん人も、ヨーとタバコで死ぬ目に合ってる癖に、こないだの退院の日どま、
アラ? 姿の見えんネと捜すと、チャーんとタバコ屋さんに向こうとらした!
まあ~、呆れるごたる。 笑 」
すると、トイメンの80歳代患者さんの奥さんが、
「 ウチんとも、タバコは絶対心臓に悪かて、医者ドンから言われても、
しゃにむに吸おうとすっとですよ。もうペースメーカー入れたケン、
吸いなすなと言うとですけど ・・・ 」
爺さん反撃 「 な~ん、ワシャちーとしか吸わん。
一日、たったひと箱しかごっそけん。 」
奥さん 「 それが多か! て、言いヨルでしょが。 」
冷え~、やがてヒゲの酒量もこんな風に、俎上に乗せられイビられるのでしょうね。
女どもの帰った病室では、爺さん達がひそひそと話し始めます。
「 もう儂(ワシ)どんな、先のなかて(無い)、何でタバコ一本ば辛抱せなんかい! 」
その通りダァ!? と、男どもは盛り上がッタ ・・・ 。
ヒゲが窓際に向こうと、ガラス越しに声援が聞こえる。
藤崎台野球場が鼻の先きに在る。 照明器具も灯りが点り、賑わっている。
爺さん達が教えてくれた。 ホークス VS OO だそうだ。
夕刻が近づいた頃、先ず左の患者がコールを。
「 どうしました? 」 「 ウンコ、出た 」 「 わーっ、良かったですね 」
すぐ後、トイメンの河内の名物爺さんもコールを。
「 どうしました? 」 「 何か腕が? 」 「 アラ~ たいへん! 」
腕が、野球ボールサイズ大に腫れ上がっているのです。
ナース 「 点滴の針がズレ(!)てしまってるタイ。 痛く無かったネ? 」
「 そるが、よう判らンとタイ。 」
ヒゲは見ていました。
河内の爺さんが、点滴しながらも、よーくコソコソ動いていたのを。
ヤバイんじゃないの? と思ってたら、案の定でした。 笑
夜になって、ナースがヒゲの所にやって来た。
「 明日から、腎臓を保護する為の点滴を始めます。 」 と。
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