田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

“ ハル ” に詰め将棋を

2014-02-01 21:47:42 | ヒゲの盤上の世界
S村病院に転院した時、入院は二・三ヶ月かなと言われたヒゲ。 (去年の話)
そんな長く~! ( ボー然 )
しょうがない、時間つぶしに詰め将棋でもと。
そんな入院の時には、 『 宗看の無双 』 なんて、とても相手にしたくない。
以前頂いてた柏川氏の 『 詰め将棋半世紀 』 の方が、解後のスッキリ感が良い。 (笑)
個室の入院中は、ひとりきりの時間が多い。
すると、人間ヒゲは妄想する。
「 妄想は、入院患者の特権でしょう? 」 と、うそぶきながら考えた。
そうだ!
コンピュータの奴に、詰め将棋を創らせられないか!?
例えば、人間が詰め将棋を創る時の一番厄介なのは、 “ 余詰め ” 。
その余詰め発見の煩わしい作業は、コンピューターにお任せ。
まあ問題は、ケイタイもまっとうに使えない、ましてPCなんて使いこなせるわけがないヒゲが、
そんな思考を巡らす事です。
ご愛嬌のヨタ話とでも思って、お付き合いを。

以前、谷川名人が、半年もかけて苦吟を重ねた詰め将棋を、コンピュータめが、
一秒足らずで解いてしまった。
名人が、グラリとしたと云う話を聞いた事が。
            

さて、今や詰め将棋早解き日本一のコンピューター。
そんなコンピューター ( 此処では、HALと呼びましょう。)に、作品としての詰め将棋を創れないか?
と、素人ヒゲは考えたのです。
例えば、握り詰めみたいに、人間が適宜握った( 条件 )駒をハルに与えて、詰め将棋を創らせる(?)として。
詰め将棋作品と言う言葉の概念が先ず、ハルに判るか? 
或いは 『 人間が解図したい 』 どう云う心理なのか?
そんな人間の心理的な所を、ハルに理解させる方法はあるのか?
うーん ・・・
苦し紛れのヒゲが考えたのが、実戦用PCと同じ様に点数制で、マシーンに理解させるアプローチは?
具体的には、2一に桂馬が居て、 1一に香車が居たら、 人間は親しみを覚えるから、二点とか。
歩兵が、3四、 2三、 1四 に配置されていたら、一点。
        

と金が自陣の四段目に居たら、重苦しいとマイナス一点。
どちらでもイイ解があれば、マイナス1/2点。
詰めキストなら、当たり前みたいな知識を全て、点数化して教え込むとか。
次のテーマは、詰め将棋の楽しみをどう理解させる?
詰め将棋を解いての嬉しさは、意外性でしょう。
思いも掛けない手段で解き挙げた快感。
こんな人間の感情を、ハルに分からせる?
しょうがない、コレも点数制で片を付けて。
成らずの筋は、 1/2点 。
ソッポに行って空き王手するのは、 4点。
      

中合いの駒、飛車角なら 3点。 金銀桂なら 2点。 歩なら 1点。 
とか、どうだろう?

こうして出来た詰め将棋、人間が選んで、選集として売り出そう。
題して 『 HALちゃんの創った楽しい詰め将棋60選  』
みんな、興味は持つだろう? 買ってくれるやろか?  (笑)

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