田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

50年目の約束

2015-03-07 09:15:00 | ヒゲの毒舌
ヒゲみたいに、貰った命の者には、そろそろ終活の準備が必要でしょう。
それでも、せめて次の東京オリンピックが終わるまで、人工血管が保って欲しいところ。
さて、終活と言えば“形見分け”。
今どきの孫が、切手に興味を持つとは思えませんが。
切手帖を手に、孫 「 ねえ、グランマ、このページだけたった一枚しか切手がないよ?
             それも随分、地味な色のさ。 」
カァちゃん  「 その切手はネ。 ヒゲ爺の ・・・・・ 」

約束は、割りときちんと果たすヒゲですが、ひとつだけ履行してない約束が残っています。
そろそろ決着をつける潮時かも。

昭和30年代、熊本市の本妙寺通りの途中ぐらいに在ったテーラー屋さん 『 サカキ 』
そこの息子さんで、名前は現政権の片棒の政党名と同じ様だったが、元気だろうか?
小学生時代、ヒゲとその彼とは共通の趣味がありました。

ある時、幻と称される切手 『 見返り美人 』 が一枚だけ店頭に出ました。
しかし、当時の価格では、小学生にはとても手を出せない金額です。
その時代、この切手はステータスシンボル。
マニア垂涎の的でした。
と同時に、小学生ヒゲ達には、生まれて初めての利殖(!?)商品ヘのトライでした。
  ( 当時、切手は結構早く値上がりしました。 )
そこで、二人は知恵を絞ります。
「 半額なら何とか成る。じゃあ、共同購入しよう。 」 と。
普段は交互に所有して、どちらかが完全所有したい時には、その時の相場の半額を相手に渡す約束を。

そして、50年!
そろそろ御迎えのその前に、所有権決着の約束を果たそうか!?
孫に遺すストック・ブックの塩梅もあるし。 (笑)
もし彼氏の居場所が解り、連絡が取れれば、交換会を開きたいナ。
そうだ! 折角だから、熊日のH木に、この交換会の様子を取材して貰おう。
“ 50年目の、小学生達の約束 ” なんて、タイム・カプセルを開けるようで楽しいヤン。
どっかの料理店で、H木の好きな燗つけ酒を飲みながら進行させて。
50年ぶりの再会、積もる話しを肴に、酒もすすむことだろう。
そして、随分長い時間を経たハズなのに、
 「 切手による利殖(!)は、上手くいかないね。 」 とボヤく事でしょう。
                   今、彼氏の処にある ・・・
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