田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

遺恨試合4~カミカゼ

2016-03-04 17:22:02 | ヒゲの盤上の世界
さて、 16. ・・・  Be5  と、インディアンが飛び出して来て、
白・権田君も容易ならざる局面に気づいた。
  
合衆国騎兵隊 「 ヤバい! 囲まれたぁ~ カスター将軍は何所だぁ~? 」

17. h3
端を受けて、当然、白は 「 ねえ、ドローにしませんか? 」 と和平(?)提案。
しかし ・・・

17. ・・・   B×h3!? 
  
第二弾が、襲いかかる。
又もサクリファイス。 やけくそ気味にも見えますが。
白がアメリカ人だったら、 「 オーマイ・ゴッド! カミカゼ・アタック! 」
と、叫ぶシーンかもしれません。

18. gh  
  
さて、ここが問題の局面。
序盤、 8. ・・・  e5  からの一連のカウンターアタックは、
すべてこの局面を想定してのことです。
この想定局面は、 “ 黒に勝ち目がある! ” と云うのがヒゲの判断でした。

取って付けたような、逆転サヨナラ満塁ホームラン待望のお膳立ては整った。
清原なら、「 よっしゃ、ワイが決めたるワ。
       オイ、何しとんね? はやいとこシャブをまわさんかい! 」
長渕  「 ヘイ、番長! ただいま  」 (笑)

ヒゲの頭の中に “ 挑戦者 ” の文字がチラつきます。
その次には、日本チャンピオン ・・・・
エバーグリーンのゲームと云うおまけ迄附けての道行き、何てカッコいい話か?

40手120分の持ち時間。
まだ、充分に考慮時間は残っている。
先ずは、 A ・・・  Qg3ch か、  B ・・・  Q×h3 の比較。
或いは、 C ・・・  それ以外の手。
A ・ B のどちらのラインも有力そう。
だが、小さな穴ひとつで、このチャンスは灰塵に帰す。
慎重に読みすすめなくちゃ。
brilliant finish を決める、この時間こそチェス・プレーヤー至福の時。
シガレットは、まだ早過ぎる ・・・・・・

                       ~~~ またまた 続く ~~~
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