さて、映画を見終わった時の、カァちゃんの第一声。
「 コレって、フィッシャーの事を知らない人達には難しいよね? 」
そうか! そうかもしれない。
リアルタイムの時代を生きたヒゲにもやっとだから、一般の人達には相当難解に
映ったかもしれません。
そう言う訳で、ヒゲがしゃしゃり出てナンですが、ちょっと池上彰ばりに映画の解説を
してみようと思っています。 (笑)
時は、大統領がケネディからニクソンに替わった頃のアメリカ。
同盟国・日本のヒゲ少年にも、キューバ危機の影響なんかも残っている冷戦の頃。
共産主義の恐怖が、合衆国を覆っています。
だから、インドシナ半島の共産化を阻止する為、米国はベトナムに介入するという時代です。
なんにつけても、米ソは常に対立していました。
しかし、チェスだけは、ソ連が王者として世界に君臨していたのです。
映像にも登場した米ソ親善チェス対抗戦なんて、ソ連側からは、物見遊山のモノでした。
格下アメリカ相手の試合だから、気楽なもんです。
ソ連側の豪華ホテルとチャンプ・スパスキーの海水浴のシーンが、ソレを現している様です。
日本人的には少し理解しづらいのですが、アメリカ人は、あんな風にホテルの格や大きさに
こだわる人種なんですネ。
その後、フィッシャーが激怒するシーン。
映像が早くて、どんな試合のシツエーションか分かりませんが、
当時のソ連選手同士は、疲労防止の為、結構なれ合いドローが多かったのです。
そして、体力を温存して、米・フィッシャー戦に臨むと言う訳です。
昔、囲碁の奨励会で有望な選手を負かすのに、チームで組んで長考攻めして、
体力を消耗させていたエピソードを思い出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/f4/ff68537bdd78c13a3525acb9b652181e.jpg)
映画では、あっという間に飛ばしてありましたが、インターゾーナルから挑戦者決定までの闘いが、
実はすばらしかったのです。
有力選手だったB・ラーセンを6ー0で降し、世界を驚かした。
同氏は、次期世界チャンピオンともくされていたからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/37/16dd8b0aff9b955166f78ac4c5a14216.jpg)
その傷心のラーセン氏を癒す為、日本に招待する事になりました。
そして、日本の京都での接待役に選ばれたのが、当時、全日本の学生チャンピオンだった
ヒゲだったのです。
何という巡り合わせでしょうか。
まさに、人生のクロスロード。
その饗応役が、金閣寺事件(笑)を起こしたのは、ずっと以前のブログで紹介しました。
今日は、つい話しが長くなり過ぎました。
局面の話しは、次の便で ・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/a5/95c94b7c34c8aee511a48691238bbd04.jpg)
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「 コレって、フィッシャーの事を知らない人達には難しいよね? 」
そうか! そうかもしれない。
リアルタイムの時代を生きたヒゲにもやっとだから、一般の人達には相当難解に
映ったかもしれません。
そう言う訳で、ヒゲがしゃしゃり出てナンですが、ちょっと池上彰ばりに映画の解説を
してみようと思っています。 (笑)
時は、大統領がケネディからニクソンに替わった頃のアメリカ。
同盟国・日本のヒゲ少年にも、キューバ危機の影響なんかも残っている冷戦の頃。
共産主義の恐怖が、合衆国を覆っています。
だから、インドシナ半島の共産化を阻止する為、米国はベトナムに介入するという時代です。
なんにつけても、米ソは常に対立していました。
しかし、チェスだけは、ソ連が王者として世界に君臨していたのです。
映像にも登場した米ソ親善チェス対抗戦なんて、ソ連側からは、物見遊山のモノでした。
格下アメリカ相手の試合だから、気楽なもんです。
ソ連側の豪華ホテルとチャンプ・スパスキーの海水浴のシーンが、ソレを現している様です。
日本人的には少し理解しづらいのですが、アメリカ人は、あんな風にホテルの格や大きさに
こだわる人種なんですネ。
その後、フィッシャーが激怒するシーン。
映像が早くて、どんな試合のシツエーションか分かりませんが、
当時のソ連選手同士は、疲労防止の為、結構なれ合いドローが多かったのです。
そして、体力を温存して、米・フィッシャー戦に臨むと言う訳です。
昔、囲碁の奨励会で有望な選手を負かすのに、チームで組んで長考攻めして、
体力を消耗させていたエピソードを思い出します。
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映画では、あっという間に飛ばしてありましたが、インターゾーナルから挑戦者決定までの闘いが、
実はすばらしかったのです。
有力選手だったB・ラーセンを6ー0で降し、世界を驚かした。
同氏は、次期世界チャンピオンともくされていたからです。
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その傷心のラーセン氏を癒す為、日本に招待する事になりました。
そして、日本の京都での接待役に選ばれたのが、当時、全日本の学生チャンピオンだった
ヒゲだったのです。
何という巡り合わせでしょうか。
まさに、人生のクロスロード。
その饗応役が、金閣寺事件(笑)を起こしたのは、ずっと以前のブログで紹介しました。
今日は、つい話しが長くなり過ぎました。
局面の話しは、次の便で ・・・・
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