田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

遺産争族と昭和のけしき

2016-04-05 17:32:43 | よもやま話・酒編
昨年、テレビ朝日系であったドラマ “ 遺産争族 ”
タイトルのネーミングに惹かれて、つい最後まで観てしまった。
テーマは、相続人が複数の時には、トラブルが尽きないと云うモノ。
最終回のシーンが、一番オモロい。
ひとしきりのトラブルが収まり、大団円。
その主役達の家では、お祝いのパーチー。
金持ちの家ですから、当然ワインがテーブルに。
      
同じ夜の、ある居酒屋。
主人公の母親が、ひとりで燗酒トックリをあおっている。
その隣のテーブルに、紛争を解決したエリート女弁護士がひとりでやって来て、
やはり燗酒をあおる。
       
何と昭和オヤジ顔負けで、酒をあおる風景が懐かしい。
ワインが似合いそうな美人弁護士だから、なおさら大きなトックリが目立つ。 (笑)

平成の男たちが、もう失くしてしまった、ひと仕事した後に飲む燗酒。
先日も、居酒屋の女性店員に、「 カンツケ 」 の説明するのに四苦八苦のヒゲ。
冷酒全盛期の現在。
その昔、熊本に冷酒文化を広めた張本人のヒゲとしては、なんともほろ苦いことでした。
なるほど今は、ガスの酒かん器を置いてある処は少ないでしょう。
ほら、テレ朝の “ 相棒 ” で、小料理屋のカウンターにセットしてある金属製の。
                  
だから、大方の店では、電子レンジでチンする様ですが。
このチンするのが、実は簡単そうで、案外大変なんです。

ヒゲが勧めるのは、鍋カンです。
なーに、そんなに難しいことはありません。
燗付けの注文を聞いたら、先ず片手鍋に水をたっぷり目に入れて、ガスの中火に掛けましょう。
その後! 注文の酒を、お銚子に入れます。
直ぐに、先ほどの鍋にポチャンと。
鍋の水は、沸いてる必要はありません!
あっという間に燗付けは出来ます。
燗がついた後は、火を弱火にして待ってもイイでしょう。
お燗の具合は、お銚子の底に指を当てて判断しましょう。
極めてアナログ(!)な方法なので、多分、これが問題でしょうが。 (苦笑)
   
                  人気ブログランキングへ 
     http://blog.with2.net/link.php?1046790  
          ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする