つい最近のTBSの番組“吉田 類”の居酒屋めぐり。
東京のある老舗で出された日本酒に、ヒゲは驚きました。
ゲストに提供されたのが、『普通酒』だったのです。
確か司牡丹さんのでしたか。
普通酒!? 今どき懐かしい。 (笑)
この『純米吟醸』全盛期の時代に、堂々と普通酒を出す。
なかなか出来ることではありません。(苦笑)
1970年代、京都の学生生活で、唯一(?)嬉しかったのは、TVのチャンネルでした。
当時、熊本には、民放は2局しかありませんでした。
しかし、京都ではほぼ全部の放送局を観れるのですから。
ある日の事、京都新聞のTV欄を見て、ヒゲは小躍りしました。
“大場 政夫”のボクシング中継があるからです。
タイトルマッチがある時には、学生ヒゲもプチ贅沢をさせていただきました。
アパート弥生荘を出て、金閣寺電停通りに。
左側にスーパーがあります。
そこの魚屋で刺し身を買うのですが、学生に手が届くのは、当時はハマチぐらい。
今と違い、薄板(木材をごく薄くスライスしたモノ)に大根のケンを乗せて、刺し身を
もたれさせてありました。
それを、クルッと巻いてビニール袋に。
次は酒です。
スーパーから少し下がった所の酒屋。
当然、灘・伏見の上等には手が出せず、端っこの安価な『合成酒』を。
もう今や、死語(?)の世界になった酒を、大事に抱えて帰ります。
さてと、テレビの時刻に合わせて、酒の肴を開き、合成酒の封を切ります。
おッと?
大場政夫、いきなりのダウン。
チャンピオン、反省の小首をかしげる動作。
挑戦者は、ここぞとばかりラッシュを。
手に汗を握る攻防戦。
思わず、酒が進んでしまいます。
序盤戦を切り抜けた大場選手、逆襲に転じて、とうとう挑戦者を倒します。
逆転の展開に、盛りあがったヒゲは合成酒を飲み過ぎました。
次の日、合成酒のおかげで、ヒゲの頭の中では一日中鐘が鳴り響き、臓腑はねじれ、
胃からは苦汁が絞りだされました。 (笑)
しかし、この“ 頭ゴーン・ゴーン ”の経験が、後の地酒選びの引き鉄になると云うから、
人生はわからない。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
東京のある老舗で出された日本酒に、ヒゲは驚きました。
ゲストに提供されたのが、『普通酒』だったのです。
確か司牡丹さんのでしたか。
普通酒!? 今どき懐かしい。 (笑)
この『純米吟醸』全盛期の時代に、堂々と普通酒を出す。
なかなか出来ることではありません。(苦笑)
1970年代、京都の学生生活で、唯一(?)嬉しかったのは、TVのチャンネルでした。
当時、熊本には、民放は2局しかありませんでした。
しかし、京都ではほぼ全部の放送局を観れるのですから。
ある日の事、京都新聞のTV欄を見て、ヒゲは小躍りしました。
“大場 政夫”のボクシング中継があるからです。
タイトルマッチがある時には、学生ヒゲもプチ贅沢をさせていただきました。
アパート弥生荘を出て、金閣寺電停通りに。
左側にスーパーがあります。
そこの魚屋で刺し身を買うのですが、学生に手が届くのは、当時はハマチぐらい。
今と違い、薄板(木材をごく薄くスライスしたモノ)に大根のケンを乗せて、刺し身を
もたれさせてありました。
それを、クルッと巻いてビニール袋に。
次は酒です。
スーパーから少し下がった所の酒屋。
当然、灘・伏見の上等には手が出せず、端っこの安価な『合成酒』を。
もう今や、死語(?)の世界になった酒を、大事に抱えて帰ります。
さてと、テレビの時刻に合わせて、酒の肴を開き、合成酒の封を切ります。
おッと?
大場政夫、いきなりのダウン。
チャンピオン、反省の小首をかしげる動作。
挑戦者は、ここぞとばかりラッシュを。
手に汗を握る攻防戦。
思わず、酒が進んでしまいます。
序盤戦を切り抜けた大場選手、逆襲に転じて、とうとう挑戦者を倒します。
逆転の展開に、盛りあがったヒゲは合成酒を飲み過ぎました。
次の日、合成酒のおかげで、ヒゲの頭の中では一日中鐘が鳴り響き、臓腑はねじれ、
胃からは苦汁が絞りだされました。 (笑)
しかし、この“ 頭ゴーン・ゴーン ”の経験が、後の地酒選びの引き鉄になると云うから、
人生はわからない。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。