田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

昭和のカンカン娘

2019-09-22 20:33:02 | ヒゲの毒舌
9/13 (金曜日)  再び、朋が遠来から訪ねて来てくれた。
再訪のM君と、前回は所用で来れなかったN君の二人だ。
夕食は外食することになって、和食店に出向いたのだが、色々あって面白かった。
先ずは、馬刺しと辛子蓮根を頼んで、熊本を味わってもらうことに。
そしてヒゲは、返す刀で熊本の地酒も注文した。

ヒゲ  「 で、お酒は、霊山(れいざん:熊本の有名な地酒)の燗付けを二合ね。 」
と、その瞬間 ・・・ 担当のバイトの若い女性が固まった!
    「 か、か、かん??  にご、にご? 」
育ちの良さそうな、その日本人の娘は、当惑したような顔で奥に逃げて行ってしまった。
                  
暫く経って、霊山・粋撰の一升瓶を抱えて戻ってきた。
ヒゲ  「 うんうん、コレこれ。 
       この冷たいのを、温めて飲むのを、 “ 燗付け ” ってえ言うのよ。
       で、一合と言うのは量の単位で、だいたい180ccね。
       だから、二合は、温めた日本酒180ccのお銚子を二本という事。 」
                 
こうして、燗付け酒の注文に絡んで、昭和と平成の交流があったのでした。
昭和のオジさんは、懐かしい昔話にどっぷりはまって、久しぶりにベロンベロンでした。
               
               【 同志社チェス同好会・発足時のメンバー 】

飲みながら思ったのが、今の熊本市での燗付けの酒文化のことです。
昭和の時代、飲み会と云うと、日本酒の燗付けに決まってました。
勿論、お酌をしながらの盃のやり取りは付き物です。
焼酎が、宴会に顔を利かせるようになったのは、昭和も後の方です。
自宅での飲み会も度々で、その家の娘達が燗付け係りするのが当たり前。
だから、昭和の女子は、燗付け作業なんて手馴れたモンでした。

そして時は流れ、今や熊本市内の飲食店でさえ、燗付け文化が消え去ろうとしています。
もし、昔の田園が現在にタイムスリップするとしたら ・・・・ 
ヒゲは、看板に次のコピーを追加するでしょう。

         ≪  日本酒の燗付けあります!  ≫
      ≪  熱燗も出来る店 『 田園 』 へようこそ  ≫
  ≪ 昭和の燗が懐かしい貴方へ  昭和の娘がお燗してお待ちしております  ≫
      ≪  カウンターでは、唄も出ます   ≫
            あの~子 ♫ カワイや  🎶 燗カン娘~  🎶
                エプロン着けて  とっくり持~って 🎶 
                   これが~ 肥後の 燗かんむすめ~ 



                         
皆さん、どのキャッチ コピーなら、立ち寄る気分になれますか~ ?? (笑)

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コメント (2)
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