肉食天国～魚を喰わせろ！

今、熊本市では、異常に肉料理店が増えている話しをしました。
熊本市と云う小さなパイのエリアで、ひしめき合う飲食店。
おかげで、ヒゲ夫婦は迷惑を被っている事があります。
　　　　　　

なるほど、現在の熊本市では、地震の復興需要がほんの少しあります。
しかし、需要を大きく上回る、飲食店の供給が問題です。
運営上手な　『　大手のチェーン店グループ　』　が、次々に展開しているのです。
こんなに店が増えて、客の奪い合い的な競争が起きるのは目に見えています。
元々体力がない、地場・熊本の店が持ちこたえる事が出来るのだろうか？
何でんカンでん、“　規制緩和　”　云うカンフル剤を打てば、良いものじゃあない。

パイの取り合いは、更に別の影響があるのです。
飲食店が増え過ぎて、　“　人手不足　”　が深刻になっています。
例えば、ヒゲ夫婦が熊本の地魚料理を食べに行く店。
その殆どが、店主ひとりの、いわゆる　『　ワンオペ　』　の店になったのです。
当初は二人で運営していたのが、相棒が辞めてのひとり仕事。
その後は、人材不足の波をもろにかぶり、求人がままならない。
　　　　　　　　
アラカルトで注文するヒゲ達が困るのが、混んでいる時です。
バタバタしている店主に、注文するのもはばかられる。
そんな時は、店側に注文をこなす余力が残っていないからです。
ある店では、客が多い時には単品注文を受けない。
店主のおまかせコースだけなんて店が、多くなった。
気持ちは解るが　・・・　。
魚料理と云う厄介なメニューを引き受ける店が、いよいよ少なくなったのです。
頼りは、デパ地下やスーパーの鮮魚店になるのか！？
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　
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