先日、目新しい店を見つけて夫婦で行った時のことです。
ドリンクメニューを開いたヒゲは、驚愕しました。 😲
日本酒の値段が、我が眼を疑うような数字だったからです。 😵
それでも意を決して、昔の仲間で福岡の蔵元さんの酒を注文した。
単品メニューを見てみるが、選択肢はほとんどない！
やがて、注文した高額な【車海老の天ぷら】が、カウンターに置かれた。
真っ黒い頭（！）が付いたままの車海老の天ぷら。
まぁ、物は試しに身を食べてみると、ボソボソ・カスカスしている。
ヒゲ夫婦は小声で、「 田園の客だったら、箸を投げつけたよね！ 」と。
昔の記憶がよみがえる。 （苦笑）
小上がり雪の席から、荒だき（８００円）の注文が来ました。
板長は、魚の頭・カマを鍋に入れて、合わせ調味料を加え火にかけた。
暫く後の板長・・・「 あら？シモた～😖 野菜ば何か入れなんたい！ 」
生大根を厚めに切り出し、丁寧に面取りして、そのまま鍋に。
やがて、くだんの席から 「 女将を呼べー😤 」 と。
ゴリゴリの付合わせ大根をあけみママに示して、箸を投げつけんばかりの
怒り様です。
そんな事件から１０日ぐらい経った日、小上がり桜の席から荒だきの注文。
火にかけて暫くして、録画ビデオの再現かと思うような板長の声が聞こえる。
「 あら？シモた～！ 大根ば入るっとば忘れとった。 」
もちろん下茹でする時間はないので、直接煮汁に入れた。
その桜の客も、「 女将を呼べー💢 」
今度は、ゴリゴリ大根に箸を突き立てて、ママを罵倒します。💦💦
まぁ、メインの魚が傷んでいるなら兎も角、付け合わせの野菜ぐらいで
そこまで言うか！？
他の店ならともかく、田園のお客様達には特別な思いがあったんです。
黙って居ることなんぞ、とても出来ない御方々で御座いました。
ヒゲ夫婦の頑張りへの煩悩が溢れていましたから、ヌケタ仕事をする輩を
許せず、怒り爆発するんです。
従業員教育が出来なかったヒゲの責任ではあるんですが。 😢
呼びつけられたママはと云うと ・・・ その席に居座って、
お客さんと賑やかに盃を交わしているじゃありませんか！ （爆笑）
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これが濃くて甘くてフルーツ（葡萄）や豆腐が感じない味付け、見た目はしゃれてましたけど。
昔は客がスタッフを育てていましたね。
私はカウンターがある半オープンキッチンの店にいました。
夕刻の４時くらいになるとオヤジの古巣のキャスル連中が早番あがりで来店します。ただの寄り道ですけど。
カウンター内で仕込みや予約客のオードブル盛りとかしてると「それで良いのかなぁ」とか「そら、いかんばい」と呟きか叱咤かわからぬ声がしてました。
勉強になりましたね。
６時の開店で常連など来ますが、今日のは甘いだの硬いなど・・・・。私が作ったのですけどね。
良く出来たら美味しいって声がかかりますし、上客からはチップも少々。
だいたい、有頭海老の天ぷらで頭真っ黒ってぇ、素材の管理もしきらんバカ板前でしょう。
たぶん、衣は業務用テンプラ粉でしょうね。
出張で出水に行きましたら芋焼酎が魔王や佐藤などふくめて飲み放題１９００円、グラスは100ｍｍですけど。
軟骨炊きと甘いすり身揚げに芋焼酎美味しかったですよ。
おそらくは、冷凍の有頭エビフライの応用？かと思いますが、
天ぷらとフライを一緒たくにする発想に絶苦！
昔の頃の田園。良い仕事をした時には、
レジで客から、厨房にとチップが渡されたモンでした。
今はなき、古き良き時代の慣習でしたが…
シモた板長になってからは、クレームは来ても、
チップが来ることはありませんでした💧。