さぁて、エビの殻剥きは、させて貰えるようになったヒゲ。
しかし、京都では、包丁は、まだ持たせて貰えません。
ボウズ供に許されるのは、今どきの言葉で云う “エアーホウチョウ” ですネ。
エアーギターみたいに、実物(ギターや包丁)を持たずに練習するのです。
右手を開いて包丁の重さを感じ、重心を探してグリップする。
小指に圧をかけて、動かしながらイメージします。
新潟県の西蒲原から来たボンさん達も、エアー包丁の練習をマメにしています。
やがて、谷さんからお声がかかります。
出刃を使って、冷エビの背ワタを取る作業です。
ヒゲ達ボンさんは、やっと包丁が使えると思い、嬉々としながら向かいます。
殻を剥いた後、背ワタを取る作業に!
エビは、つの字に曲がっていますよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/b0/6aac4a12ebf79cf2f23581b96172c474.jpg)
ヒゲ達はそのラインに沿って、出刃をカールさせながら背ワタを取っていました。
もちろん、自然な動きだから、何の疑いもなくです?
すると、直ぐに怒声が届きます。
「 お前ら! なにやっとるネン! こんなモンな~・・・ 」 と言いながら、
谷さんの左手はエビを縦に置き、同時に右手の出刃で背を押します。
と、海老は真っ直ぐに!
そのまま出刃に力を加えると、いっぺんに背が開きます。
なるほどガテン!!
これなら、出刃をカールさせる必要がない。
開くや否や、出刃が黒い背ワタをこ削ぎ落とすのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/61/8f72767beeec998261c1e850a5b1dc23.jpg)
ヒゲ達三人はガッテンして、実物の出刃を手にします。
背ワタを抜き終わった海老を、立て塩(海水程度の塩水)で揉み洗いします。
すると、灰色がかったアクみたいに水が濁ります。
なんて、汚れているんだ!?
その海老を、もう一度真水ですすいだ後、フキンで水気を取ったら終わりです。
~~~ つづく ~~~
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ヒゲ達ボンさんは、やっと包丁が使えると思い、嬉々としながら向かいます。
殻を剥いた後、背ワタを取る作業に!
エビは、つの字に曲がっていますよね。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/8a/d778ae6adddf209518ce868462031b5c.jpg)
ヒゲ達はそのラインに沿って、出刃をカールさせながら背ワタを取っていました。
もちろん、自然な動きだから、何の疑いもなくです?
すると、直ぐに怒声が届きます。
「 お前ら! なにやっとるネン! こんなモンな~・・・ 」 と言いながら、
谷さんの左手はエビを縦に置き、同時に右手の出刃で背を押します。
と、海老は真っ直ぐに!
そのまま出刃に力を加えると、いっぺんに背が開きます。
なるほどガテン!!
これなら、出刃をカールさせる必要がない。
開くや否や、出刃が黒い背ワタをこ削ぎ落とすのです。
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ヒゲ達三人はガッテンして、実物の出刃を手にします。
背ワタを抜き終わった海老を、立て塩(海水程度の塩水)で揉み洗いします。
すると、灰色がかったアクみたいに水が濁ります。
なんて、汚れているんだ!?
その海老を、もう一度真水ですすいだ後、フキンで水気を取ったら終わりです。
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散策中に蕎麦屋・鮨屋・天婦羅屋・洋食屋などで昼食をとりましたが
老舗・有名店ほど真っ当な海老を使ってまして感心しました。
蕎麦屋・天婦羅屋も安価なバナメイ使用が多くなってますがBTを最低でも使っていました。
今は相場が下がってますが通常ならブラックタイガー30尾有頭で70~80円/尾するでしょう。
鮨屋はランチの2,000円内でもブラウンを使ってますから。
考えると、家賃・人件費など固定経費が高いホテルの18%~21%の原価じゃ
何を出せるのかってなりますし、値段も高くなりますね。
保水剤だらけのバナメイ海老使って、
「プリプリ海老のチリソース煮」なんてメニューを見ますが
海老の食感がプリプリなんて、剥き海老ばかり使うからだと思います。
PS:本文中に尾切り&シゴキが・・・・
やはりアルツの症状が出始めた?
嬶か笑うハズ。
熊本のエビ事情も、悲しいぐらいオソマツ君です。
東原商会の指導?の元、背ワタの砂がジャリジャリするチリソース煮が
熊本名物に成りつつあります、汗💦。