先日テレビ放映の、女料理人が活躍する “ みをつくし料理帖 ”
北川景子さんが、蕗を板ずりするシーンから始まった料理。
その後、湯がいてから皮を剥く、ごく当然の手順で進行します。
物語では、刻んだフキをご飯に混ぜて、フキ飯を仕上げるのです。
この刻んだフキの大きさが、見事(!)に揃っていること。
さすが、辻調理師学校さんのたまものでしょうか?
2000年代のある日の田園カウンター。
話しが盛り上がり、いつものT先生が、フキの料理が食べたいナと云う事になりました。
調理場に聞くと、「 フキは在るが、料理はしてない。 」 との返事。
カウンターに座るヒゲは、浪ヤンに蕗を三本持ってくる様に命じました。
浪ヤン 「 どうしますか? 皮剥きましょうか、お湯を用意しますか? 」
ヒゲ 「 皮は私が剥くから、浪ちゃんはフライパンを用意して 」
浪ヤンは呆然。
当然でしょう。 枝豆さえ剥いて食べれないヒゲが、生フキの皮を剥くだとー?
ろくすっぽ箸さえ持てないヒゲが、自分の包丁を握りました。
フキの太い方の切り口に包丁を当て、少しずつ三カ所皮をめくり、
ソレを束にして皮を剥いていきます。
北川景子さんは、当然、ひと筋づつ皮を剥いて居たのですが。
ヒゲは、まとめて三筋分を包丁に引っ掛けて剥いたのでした。
「 イチ、ニイ、サン、スー 」 とリズムを取り、回しながら三回すれば出来上がり。
念のため、反対の細い方からも同じ事を繰り返します。
蕗三本するのに、何秒もかかりません。
そのスピードに、ギャラリーも驚くばかりです。
指先も手のひらも、動かないハズなのに、これはナンだ?
これを、包丁で ・・・
剥いたフキは、ブツブツと切って、水で洗います。
この洗う工程だけが、唯一アク抜きになります。
少量の油と鷹の爪を入れたフライパンで、水気をきったフキを炒めます。
日本酒と醤油を加えて出来上がり。
簡単過ぎるほどの手順ですが、山菜の風味を充分に残して、歯ごたえも愉しめる肴に。
大阪・池田の銘酒、 『 呉春の特吟 』 が、更にすすんでしまいます。
特吟のトロリとした味わいが、ザッと作ったフキ料理と不思議な調和をみせるのでした。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
北川景子さんが、蕗を板ずりするシーンから始まった料理。
その後、湯がいてから皮を剥く、ごく当然の手順で進行します。
物語では、刻んだフキをご飯に混ぜて、フキ飯を仕上げるのです。
この刻んだフキの大きさが、見事(!)に揃っていること。
さすが、辻調理師学校さんのたまものでしょうか?
2000年代のある日の田園カウンター。
話しが盛り上がり、いつものT先生が、フキの料理が食べたいナと云う事になりました。
調理場に聞くと、「 フキは在るが、料理はしてない。 」 との返事。
カウンターに座るヒゲは、浪ヤンに蕗を三本持ってくる様に命じました。
浪ヤン 「 どうしますか? 皮剥きましょうか、お湯を用意しますか? 」
ヒゲ 「 皮は私が剥くから、浪ちゃんはフライパンを用意して 」
浪ヤンは呆然。
当然でしょう。 枝豆さえ剥いて食べれないヒゲが、生フキの皮を剥くだとー?
ろくすっぽ箸さえ持てないヒゲが、自分の包丁を握りました。
フキの太い方の切り口に包丁を当て、少しずつ三カ所皮をめくり、
ソレを束にして皮を剥いていきます。
北川景子さんは、当然、ひと筋づつ皮を剥いて居たのですが。
ヒゲは、まとめて三筋分を包丁に引っ掛けて剥いたのでした。
「 イチ、ニイ、サン、スー 」 とリズムを取り、回しながら三回すれば出来上がり。
念のため、反対の細い方からも同じ事を繰り返します。
蕗三本するのに、何秒もかかりません。
そのスピードに、ギャラリーも驚くばかりです。
指先も手のひらも、動かないハズなのに、これはナンだ?
これを、包丁で ・・・
剥いたフキは、ブツブツと切って、水で洗います。
この洗う工程だけが、唯一アク抜きになります。
少量の油と鷹の爪を入れたフライパンで、水気をきったフキを炒めます。
日本酒と醤油を加えて出来上がり。
簡単過ぎるほどの手順ですが、山菜の風味を充分に残して、歯ごたえも愉しめる肴に。
大阪・池田の銘酒、 『 呉春の特吟 』 が、更にすすんでしまいます。
特吟のトロリとした味わいが、ザッと作ったフキ料理と不思議な調和をみせるのでした。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
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我ら天下国家の会は、悪政を糾弾し、風流も味わう!
まさに、みがつきる迄酒を喰らい、口角泡を飛ばし
て世の中を憂う。酒呑みの最高?境地かも。
明日は、イイ酒イイ肴と出逢いますように。
冒頭に “みをつくし”
末尾に 大阪・池田の銘酒、 『 呉春の特吟 』
この二つ(大阪⇒難波、ちょっと苦しい?、笑)が入っている歌
↓
【わびぬれば 今はた同じ 難波(なには)なる
みをつくしても 逢はむとぞ思ふ】
元良親王(百人一酒 20番)
http://www.ogurasansou.co.jp/site/hyakunin/020.html
明日は、みをつくしても 逢はむとぞ思ふwwです。