田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ヒゲの壁ドン

2015-01-06 20:31:51 | ヒゲの毒舌
最近のヒゲ宅で、時折、壁から 「 ドン! 」 と音が、発せられます?!
まさかヒゲが、今さら(!)カァちゃん相手に、壁ドンする事はないハズ。
ドンの正体は、ヒゲの左手が壁やテーブルを叩く音なんです。
当然ながら、障がい者のヒゲは、歩く時は壁際に寄り添って動きます。
万が一の時、壁に手や体を押し付けて、転けた時のダメージを減じる為です。
                        
以前のブログで、ヒゲが左手の指・手・腕の筋力アップを目指していると書きました。
そのお陰でしょうか?
ほんの少し、筋力が付いたのです。
ほんの少し程度では、何の役にも立たないと思いがちですが、ヒゲみたいな全身に渡る障がい者には、
たいへんな違いがあるのです。

これまでの、処方された薬袋の破き方 ・・・
先ず、歯で袋を固定します。
そして、両手の指を袋に掛け横にねじると、どうにか開きます。
口を開いて、唾で粘った袋を取り出します。
ところが今は、左手指で押さえ、右手でねじると破ける様に。
なんて、気持ちイイ瞬間でしょう。

左手の握力も、ほんのちょっとだけですが、よくなりました。
我が家に設置してある、障がい者用の補助棒も掴める様に。
すると、入浴中の安心感がずいぶん違う。
手長サルがする様に、補助棒を先に掴んでから、体を移動させます。
椅子から立ち上がる時、以前は右手だけ突いて立つので、ものすごく大変。
なにひとつスルにも、片手だけで処理しようとすると、結構疲れるもの。
ソレをほんの少し筋力がついた左手と共に、つまり両手を突いて立つのは、
なんて楽なんでしょう。
                      
それでも、イヤな所が在るのです。 トイレの構造です。
ヒゲは、小をする時も、ズボンを降ろして腰掛けてするしかありません。
さて、用を足して、立ち上がる時に問題が発生します。
普通の人は立ち上がりながら、ズボンを上に引き上げる事が出来ます。
ヒゲの場合は、左手ではこの作業が出来ません。 (汗)
補助棒が左手側に在れば、左手の力と右手のドンで立ち上がります。
起き上がれば、衣服を整えます。
何しろ、厚いモモヒキや腹巻きだから大変ですが。 (笑)

この工程で、補助棒が右に在ると、パンツ引き上げの作業はとんでも難解なことに。
左手ドンで立ち上がりますが、途中で左手は右の補助棒を目指します。
ヒゲ的には体を捻じりながら、つまり貧血症に成るほどの痛みを伴います。
同時に、体を入れ替える様にして、下着を掴んでいる右手は左の方へ。
いやはや、左手だけで下着を引き上げられる日は、何時の事やら?
                                 
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