田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

まくらシェア

2018-11-24 15:09:22 | 銀&Marc物語り
夜、カァちゃんがベッドに横たわると、二匹の猫が何処からともなくやって来ます。
居心地の良い場所を取り合いながら、べったりと身体を寄せて眠りに就くのです。
しかし、カァちゃんの就寝があまりに遅いと、ヒゲのベッドで寝ます。
カァちゃんが爆睡状態になると、激しく寝返りが始まり、猫達は堪りません。
慌てて、ヒゲのベッドに移動します。

こうやって、気のおもむくままに行動する猫達。
夜はまだ良いのですが、目覚め前の朝から、カァちゃんには拷問の時間が始まります。
カーテンから明かりが射し込む頃になると、ギンが動き始めるのです。
先ず、ピョンとカァちゃんのベッドに移ります。
そのままじーっと、様子をうかがいます。
そして、カアちゃんに動きの反応があると、ギンが待ってましたとばかり行動開始。

ギンはカァちゃんの頭の方に近付きます。
そして、得意の前脚でカアちゃんの髪の毛をタッチします。
「 起きれ~! 」 と。
              
もちろん、寝不足のカァちゃんも抵抗します。
先ずは、体を縮める古典手法で。 すると、枕にスペースが出来ます。
この瞬間、ギンが枕に図体をのっけます。
枕シェアの術(!?)です。
                  
そして、とうとう枕をひとり占め。
カァちゃん 「 ふん、枕が無くても、寝てやるけん! 」
            
すると、援軍(!)が駆けつけます。
マールがベッドにやって来て、得意の頭突きをかませるのです。 「 痛ーい! 」
こんなハード・アタックだけではありません。
恐怖の鼻と鼻の、鼻ブっちゅう!
耳の中に、息を吹き込むソフト・アタックも駆使します。
やがて、カァちゃんの抵抗もむなしく、早起きを強要されることに。
               
目をこすりながら、ベッドから立ち上がってエサ場に向かうと、
猫たちも直ぐに尻尾を立てて後を追います。
エサ場でのカァちゃんのセリフは決まってます。
  「 なんね、まだ、御飯はいっぱい入っとるたい! (怒) 」
一連のネコ達の行動は、エサが目的ではないのです。
人間カァちゃんを、叩き起こすのが目的なんです。
真似ばかり餌を食べたネコ達は、朝日を浴びてゴロゴロと朝寝モードに。
起こされたカァちゃんは、ムカムカしながら朝の掃除を始めるのでした。

枕カバーを取り換える時の銀です。
                     
    
こんな風な時は、 「 可愛いねぇ~あんたたち! 」 と声もかけますが。 (笑)      

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