田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

酒癖は上品に

2015-03-05 16:19:01 | よもやま話・酒編
先日、ヒゲは、S高入学時で既に大酒飲みでしたとの話しをしました。
その後日、新聞紙面で世間を騒がしてる輩のニュースが次々と。
先ずは、ブログにも紹介した、熊本の高校生が飲酒の挙句、運転手殴打事件。
そして、つい最近は、飲酒高校生(?)グループによる中学生殺人事件まで。
どちらも、酒を飲んだ高校生が暴れまわる恐怖のシーンが浮かぶ。

そんな訳で、大酒飲みのヒゲは、酒呑みの代表(?)として、今肩身の狭い思いをしている。(笑)
まるで、酒飲みは犯罪者の予備軍みたいな。
まして、高校生の酔っ払いなんて。
そんな風潮の中で、またまた、酒飲みの話しをするのも恐縮ですが。

先月の天下国家の会。
昔話しで、大学生コンパ飲酒死亡事件の事が話題に。
当時の北九州や熊本では、新入生歓迎コンパと称して、大酒を飲ませる風習がありました。
歓迎とは名ばかりの “ 可愛がる ” 、 いわゆるイジメです。
体育会系では、特に。 まあ、そんなモンでした。
                           
1970年、京都河原町近く、学生相手のお座敷すき焼きの店。 (前ブログあり)
ヒゲが入部した文化系クラブで、新入生歓迎コンパが行われています。
やがて、肉がなくなった頃、三回生がお銚子片手に、ニヤニヤしながら新入りのテーブルに近づきます。
先ずは、大阪・豊中市から通学の真面目な子を狙い、酒を勧めて歓迎のはじまり始まり。
大阪からの新入生達は、お猪口一杯だけで、うわっと派手に転びます。
まもなし、四間飛車が得意なその三回生が、ヒゲの前に。
ところが、今まで小さなお猪口だったのが、どんぶりを手にしてます。
                                  
「 オイッ! 片山。 お前は、九州の熊本だそうだナ。 」
「 ハイ、先輩 」
「 じゃあ、ショウチュで鍛えとるわな? 」
「 ハイ、焼酎も飲んでいました。 」 (これは嘘)
「 よし! それじゃあコレで行け 」 と言いながら、どんぶりを突き出して、酒をドボドボ。
見守る諸先輩の中、ヒゲがペロリと飲みあげると、周りでは 「 おーっつ!! 」 とため息。
次の瞬間のヒゲの台詞がいけなかった。
「 あの~、先輩、お代わりは無いんでしょうか? 」
以後、二度と先輩達がヒゲに酒を持って来る事はありませんでした。
だって下手に飲ませると、会費内での酒代が吹っ飛び、自分達の飲む分が無くなるからです。 (笑)

          
田園で、お祝いの席に活躍していた “ 朱塗りの大盃 ”
一升、入ります。 
『 開運 』 や 『 琵琶の長寿 』 の様な目出度い銘柄が使われました。
女将(カァちゃん)の挨拶で儀式が始まり、宴席が盛り上がったものです。
勿論、酒量はお相手によって、優しく注がれました。 
ヒゲみたいに、 「 足りな~い! 」 とクレームが出ることも。 (笑)

     
        ≪ ヒゲの厄晴れの席にて ≫
酒は 『 立山 』 ~ 立身出世を願って選んだんですが ・・・
酒を注いだ長男と長女 ~ 躾宜しく、この頃もう飲んでました。 そして今、酒豪に!
版画家の秋山巌先生と、平嶋酒店の雄三郎氏の御顔も。
今は亡きお二方です。 品の良い酒飲みでした。 懐かし~い!!

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