最近、外飲みで気づいた事があります。
サービス係は、ほとんど学生バイトみたいな様子。
まぁ今は、そんな御時世勢なのでしょうね。
で、男子学生さんが、“左手”で生ビールを、カァちゃんの前に置いた時です。
その瞬間、ヒゲの首に息を吹きかけられたのです。
故意にではないと思うのですが、“鳥肌的な気持ちワルさ” を感じました。
なんでもない(?)ありふれた動作ですが、昭和オヤジの目には違和感が。
ヒゲ世代は、アルバイトと云えども、接客業のいろはを教えたものです。
子供時代に厳しく躾けられた事のひとつに、物を持つ利き手がありました。
特に、鉛筆を持つのは右手、箸使いも右手と決まっておると。
一方で、当時は「ギッチョ」と表現されていた『サウスポー』は、器用で
天才肌の人材が多いとも言われていました。
♫ 小さく投げキッス する時も〜 する時も~
わたしの わたしの彼は 左利きー ♫♫
それでも、飲食の席では、旧習みたいな作法が厳然と存在していました。
貴方の前にいる人は、議員・お代官・社長・先生・先輩方と思って下さい。
テーブルには、栓を抜いた最初の瓶ビールが置かれています。
この時の所作は、決まっていました。
あなたは、右手で瓶の下部を持ち、ビールのラベルを上にします。
そして、右手で持ち上げて同時に瓶の首より少し下の方に左手を添えて、
相手の持ち上げたグラスにビールを注ぎます。
そう、昭和の飲酒世界では、厳然と右手が重視されていたのです。
まぁ、ここまでは定型でしょう。
その後が、面倒くさい。 (笑)
その相手との相対的な位(地位)関係で、微妙に所作が変わります。
相手との身分差が大きい時は、相手にビールをお酌した後、そそくさと自分の
グラスに手酌して、乾杯をしましょう。
相手との上下関係があまり大きくないと判断したら、客に注いだビール瓶を、
自分と相手との間に置きます。
向こうも心得たもので、直ぐにあなたにお酌してくれるハズ。
まぁ、瓶ビール故の所作でしたが、現代の缶ビール社会なら、
こんな面倒たらしい気配りは、不必要なのかもしれませんね?
~ ~ ~ つ づ く ~ ~ ~
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生ジョッキを3名分、ドンと置いていっても許しますし、盛り付けを反対に置いていっても許します。
ましてや、観音様のごとく天女のようなヤングの息なら逆に吸い込んじゃいます。
燗酒が汁椀のごとく熱々、飲んでむせ返ってもヤングならレンチンでも許します。
滅多にありませんが、バイトのヤングが握るオニギリなら不恰好でも最高に美味しい。
ただし、ヤングはヤングでもギャルならOK.
毛むくじゃらで無精ひげのお兄ちゃんなら大NGです。
男の学生バイトは堪忍してくれが本音。
体格がゴツい兄ちゃんが、見下ろす様に注文聞きにくるとビビりますワ!
枯れ果てたヒゲ爺でも、ギャル天女がお酌してくれると活き上がりマッセ。
えっ?それは風営法違反だって!お後がよろしい様で(⌒-⌒; )。