先日、TVで ≪なんでも鑑定団≫ を観ていました。
紹介されたVTRは、赤坂迎賓館。
其処の七宝焼きの絵柄でした。
芽吹いたワラビを、ジーッと見〜たりの若い野鳥二匹。
「この早蕨(さわらび)は食べられるのか?」の不安な表情が可愛い。
♫ わらびを見〜たり ♬ 野中の鳥 ♫
ヒゲも同じ感でした。今年は、蕨を食する機会があるのかなぁ~?
最近の熊本の店で、やたら手の掛かるわらびをわざわざ出す処があるのかと。
その鑑定団の番組が終わって三時間ぐらい経った時です。
ヒゲの自宅をノックする者がありました。
同じマンションの方が、訪ねて来たようです。
ほら、熊本アースクウェイクの時、一緒に本荘小学校に避難した御夫婦。
体育館に吊るられた蛍光灯がゆらりとスイングする光景が、落下の恐怖を
煽った一夜。
配給のオニギリを頬張り合って、眠れない夜を過ごした同士ですね。
その旦那さんが言うには、
「 田舎から送って来たけど、奥方は身内の不幸で留守なのです。
料理出来ないから、貰ってくれませんか? 」 と。
見ると、両手で抱えるほどの箱に、採りたてのわらびがいっぱいです。
その驚くほどの量を見ると、その采配は当然、ヒゲに回って来ます。(笑)
“ どうする? ヒゲ ”
~ ~ ~ つ づ く ~ ~ ~
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山菜はその日の物をプレゼントか自分で採ったのが新しくて良いですね。
たーだ湯がいて食えると思ってた若いのが作った山菜パスタは思い出の味です。
最近は重曹使わず小麦粉を使う方もいますね。
料理では煮物や天麩羅も良いですが、炊き込みのワラビ飯とワラビ入り味噌汁が大好きです。
女房はワラビとベーコンのペペロンチーノでしょうか。
怖いけど経験もしてみたい💦。
イタリア人ならこう言うでしょう。
「オーノー・クレージー🤪、コレは野鳥も食べませんヨ。
ニッポン人、変なもの好きあるネ!(笑)」
最近は知りませんが、チョット前まで某式場の料理は猫マタギとして有名。
小鯛塩焼きを持ち帰りの折に詰めますが、これがバサバサの味無しで不味いのなんの。
イセエビのグラタン風も妙に硬く不味いのです。
業界の仲間に聞いたら全て焼き上げ済の安価な冷凍品を並べるだけだそう。
厨房で何するのか?はサクで納品の鮪と、三枚卸皮無し納品の真鯛・カンパチ・サーモンを切る。
冷凍のボイルハマグリで吸物、冷凍の茶碗蒸しベース解凍して茶碗蒸しくらいだそう。
食事は冷凍の手毬寿司か、冷凍のチラシ個食寿司だし、甘味は外注らしいです。
↑なら職人減らして外人パートでも出来ますね。
あ、料理長さんはベンツでロレックスだそうです!
うらやましい(笑)
ここで小噺。
見習い「親方、隣りの店・田園で、変な音がしてますよ?」
BT親方「それはなあ蛤を叩き合って、死んでる蛤を選別しているのだ。
婚礼の宴で、和合ハマグリの吸い物を提供すると、いかにも縁起が良いだろう。
コレには、白コショウがピタリの会いモンだ。
お前たちの頭も叩き合うと少しはマシになるハズだけど?」
見習い「親方、そんな耳の検査みたいなことせずとも、
ウエスト・フィールドの紹介で、ボイル蛤を使えば手も汚さずに済みますよ。
第一、結婚式で和合言うても、今の若い者は式前から合体ばかりしてますから、ありがたみは感じませんヨ!」
「そ、そ、そうか?💦」今日もなす術なく言い負かされるBT親方でございました!