田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

四神将棋

2017-01-12 18:16:42 | ヒゲの盤上の世界
朝、いつものように新聞のTV欄を熟読(笑)していたヒゲ、固まります。
BSフジの番組に、『 四神将棋 』 と云う文字を見つけたからです。
こ、こ、コレは、何て読むんだろう?
それ以前に、一体コレは何だ?
山口 恵梨子女流プロが出演してるぐらいだから、きっと将棋番組だろう。
一応、録画しとこう。

こうして、初めて見た四神将棋とやら。
四人で演るものらしい。
   
            ≪ 対局者4人と解説陣 ≫

普通の将棋盤の、外側に自陣を並べた様になってます。
ルールの説明があり、ゲームがスタート。
盤面が広過ぎて、目がショボい。
その昔、演った中将棋みたいな広さだから、桝目をトントンと追うのが大変だ。
天井カメラの位置が高すぎるせいか、駒の字も見えにくい。
        
えりりんちゃんが、たちまち三人の敵から包囲されて投了。
このシーンを見ていると、昔の記憶が湧き上がって来ました。
               
1990年代、田園の店。
カウンターに居るヒゲに、近寄ってくる人物が。
H胃腸科のH先生です。
ほら、奨励会三段を連れて来て、ヒゲと升田流棒銀の対局させた人。
或る時は、今、連盟の理事役で大変な青野九段を連れて来たりのお方です。

H先生 「 おう、片山! お前はチェスの名手だそうだな?
      なら、将棋の朝鮮将棋も上手だろう? 」
ヒゲ 「 ハイ、先輩。 朝鮮将棋は、誰にも負けた事はありませんヨ。(笑) 」

朝鮮将棋とは、妙なネーミングですが、極めて面白いゲームです。
普通の将棋のバリエーション的ゲームですが、まるで違う物になっています。
  
図は、そのスタートの局面です。
やり方の主なモノは、駒が上下に重なった時には、上の駒は下の駒と同じ駒の働きをする!。
図で云うと、2八の飛車や8八の角は『 桂馬 』になっているのです。
だから、いきなり2八の飛車は、ひょいと3六に跳べるのです。

このゲームは、頭の切り替えが求められます。
ある意味、見た目に欺され易い人には、ちょっとした人生の勉強にも。(笑)
見た目の駒の字にとらわれると、以外な落とし穴に堕ちますヨと。
このゲームは、力量差が大きく出てしまいがち。
だから、ワヤン気( いい加減)で向かうと、たちまち決着がつきます。

                      ~~~~  つづく ~~~~

さて、今度の第三月曜日(16日)は、久しぶりの外飲みです。
信じられないでしょうが、12月は、外飲みゼロ(!)のヒゲだったのです。 
病名が付くほどの悪さではないのですが、自重せねばならない体調でして。
やっと、リハビリ開始できるまでになって、体力回復に努めているところです。
寒くなりそうなのが嫌ですが ・・・
二か月も御無沙汰した “ささの”さんでの、新年初の話題を楽しみにしています。

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ロシア人好みは、ヒゲ好み!?

2017-01-10 18:44:33 | 2人3脚チンタラ道中
プーチン来日を切っ掛けに、思い出したことをブログにして、歓迎祝いに!?

70年代のヒゲ修業時代、カァちゃんも京都・粟田口の美濃吉本店で、
接客の勉強を始めました。
江戸時代からの歴史を持つ老舗ですが、当時の社長が改革に乗り出し、
外国人の旅行客も団体で受けいれていました。

まだソビエト連邦と云う国が存在している或る日、しゃぶしゃぶでソ連の団体さんを
接待したカァちゃんの話を、思い出したのです。

それは、ヒゲ家でも時々試すやり方ですが、食べるのが遅いヒゲにはもってこいなんです。
慌てて食べる必要がないから、大のお気に入りです。

棟方志功の版画が彩る部屋を、気に入ったかは解りませんが、
しゃぶしゃぶはお気に召されたそうです。
ツアー客の面倒なのは、ドリンクの注文をその都度精算しなければならないことだと、
接客のカァちゃんがボヤいていました。
アメリカ・イギリスからの客にはないが、ソ連の客はパンなどを持ち込んで食べるとも。
その時は、カァちゃんも黒パンを分けて貰ったが、食べる気がしなかったようだ。
お土産のマトリョーシカまでプレゼントしてもらって、喜んではいたが。

さて、本題ですが ・・・
当時のこの系統の店では珍しい鍋料理のひとつ、“しゃぶしゃぶ”も提供されていました。
その鍋の供し方がユニークです。
例えば、四人前の牛しゃぶしゃぶとします。
普通、中央にガス台を置き、その横に四人前の鍋野菜の鉢がセットされます。
そして、やや遅れて主役の登場。
ひと盛りにされた霜降り牛のスライスが、見事に列を成して大皿ひとつに並んでいます。
居並ぶ客達が、感嘆の声をあげる事でしょう。 「 なんて素晴らしい、ワンダフル! 」
しゃぶしゃぶ料理店での、大きな楽しみの瞬間でしょう。
これが当時の、スタンダードなしゃぶしゃぶ鍋でした。

ところが、此処の店では、この最後の部分が違うのです。
何と、しゃぶ肉は銘々。
つまり、各人にひとり前ずつが皿に分けられているのです。
この流儀、ソ連人は、なんと思ったでしょうか?
「 ケンカしないように、考えているなぁ~ 」 と、思ったかな? (笑)
これって、試してみると非常に合理的な方法なんです。
感心しました!
肉をひとり前ずつ盛り付ける事、運ぶのが大変な事等々、少々面倒臭いのはさておき。

肉を食べたい瞬間や、肉のしゃぶ加減を、自分の意志でチョイス出来るのです。
自分の肉を自分の箸で掴んだまま、湯にくぐらせ、好きなレア加減を楽しめる訳です。
しかも、肉はひとり前ずつ最初から分けてあるから、すき焼きなんかでも
「 まーた、あんたは肉ばかり獲って! 」 と云うマナー上のトラブルがなくなる。
コレも大きなメリット。
皆様も、試してみて下さい。
                   
         ≪ カァちゃんが貰ったのは、もう少し地味でしたが、可愛かったですよ ≫

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ヒゲは老害?

2017-01-10 02:46:25 | ヒゲの毒舌
ネットの“ヨタ話し”を見ていたら、オモロいタイトルに当たった。
     『 老害 』
ヒゲはピンときた。     
ははっー! これはきっと、森喜朗のネタ話だな。
ほら、干からびたチーズの好きな日本の元総理大臣さま。
    
今でも、2020東京オリンピックの会長役で居座っています。
「 79歳、なにがめでたい? 」
だからヒゲは、モリの汚物にまみれた東京五輪のイメージが払拭出来ません。
老害ですね。

そんな風に思いながら、更にのぞくと ・・・
老害 “ 食事中にスマホをいじっているのは、マナーが悪い。 ” と出た。
なるほど、ウンウン納得! 
たぶん、コレに賛成するヒゲ。 
そんな古めかしい言い方するのは、とうぜん老害だと。
否定は出来ません。 (笑)

店を運営していた頃、やってみたい事がありました。
在店中は、お客様のケイタイを店側でお預かりするシステムです。
お預かりしたお客様には、清算時に15%の割引をさせていただく。
15%と云うと、飲食店的には、利益が飛んでしまう程度の大きなダメージです。
とうとう実行に移す機会はありませんでした。
心残りな案件でした。

例えば、外食の時に孫が一緒だとします。
そんな時の料理の味は、殆ど記憶に残りません。
ヒゲもカァちゃんも、視線で孫の動きをずっと追いかけているからです。
料理を味わう事に集中出来ないのです。

当時のヒゲ的な表現では、スマホいじくっていて、魚の味が判るもんか。
或いは、スマホ片手に、日本酒の味を楽しめるかい。

年寄りヒゲに理解出来ないのが、アベックとか同伴者が居る時のスマホいじりです。
これが、例えば一人で外食してのスマホいじりなら、ヒゲでも理解出来ます。
しかし、同じテーブルに人間の相手が目の前に居ての、スマホいじりには首をひねります。
                
その昔、結婚する前のカァちゃんとの二人きりの食事。
相手を理解する為の貴重な時間です。
だから、時計を見るのも勿体ないぐらいでした。
目の前の相手と、食を通して共有する時空間は、とても大事な瞬間でした。
                
そんなヒゲ達の時代のデートと、今のスマホいじりデートとは、
大きな違いがあると思うのですが。
「 コレも時代さ!? 」 と片付けてイイのでしょうか?

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猫の恩返し

2017-01-07 16:15:52 | トンカツ物語り
忖度(ソンタク)と云う言葉が、最近よく使われます。
今日は、ヒゲが見聞したふたつの忖度をご紹介します。
NHK会長の籾井勝人とか言う輩。  
政権与党におもねる見本みたいな野郎です。
BSのニュースには、毎度の安倍内閣のどうでもいい様な顔ぶれ閣議を取材。
お友だち安倍自民党にヨイショ・ニュースは、全て放映しましょうと。

更に、自民党に不都合な真実を尋ねてくる“クロ現”のキャスターは首にしちゃった。
おかげで、今のクロ現のネタたるや、喰い物話しなんぞばかり。
どこの赤牛肉は美味しいとか。
まるで、民放のバラエティー番組並みの低俗さ。
こんな酷いNHKにした本人が、会長職の再任を希望する。
もちろん、再任に一票を投じる委員が居るハズもない。
本人は、「 何故だーー!? 」
挙げ句、「 政府が右というものを、左というわけにはいかない。 」
「 だって、ロシア国営放送でも、プーチンの言うままに、黒いモノも白いと言っているだろう。
  サンOO新聞だって、政権の提灯記事ばかりジャン。 俺だけ何で悪い! 」 と居直る。

さて、ヒゲの家には、野良猫上がりのトンカツと云うネコが居りました。
この猫は、人間に抱っこされるのが嫌いでした。
ヒゲが抱っこしたくて、捕まえようとすると、逃げ廻って大変でした。
そして、99年ヒゲは発症。
7ヶ月の入院後、やっと我が家に戻ります。

退院から少し経ったある日、ヒゲはふと猫トンを抱っこしたくなり、近づきます。
しかし、元気な時でさえ捕まえるのは大変だったのですから、退院後のゾンビ・ウオークのヒゲが
追い付くハズは無いのですが ・・・ ?
猫トンは、飼い主の気持ちをおもんぱかってでしょうか、2.3歩逃げた格好だけした後、
腹をぺたりと床に着けて逃げようとはしませんでした。
「 どうぞ! 捕まえて下さい。 」 と言っているのです。
                   
こんな何気ない動きの中に、猫トンの芸の細かいのが光っているのです。
ゾンビ歩きしか出来ないヒゲに、一応(!)追いかけられた末に捕まってしまったと
演出するのです。
最初からハイどうぞと捕まる様な、みえみえの“ワザと負け”は、飼い主のプライドが傷つく事を、
ちゃんと(!)知っているのです。
        
障がい者になった飼い主に対する“ 忖度 ”のなんて素晴らしい事でしょうか。
それに較べて、モミイと云う人間の忖度。
浅ましくて、猫畜生にさえ劣る品性と言われても仕方ない。
そんな下衆野郎も、今度の紅白が最後の仕事になるらしい。
次の会長には、是非、せめて野良猫には負けない様な人品(!)の方に
成っていただきたいものだ。
そして、不偏不党のジャーナリストの原則を、もう一度現場に戻して貰いたい。
先ずは、クロ現を元の時間の、元(!)のキャスターに戻して欲しいところ。
                         

   
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駆け込みニュースあれこれ

2017-01-04 22:23:54 | ヒゲの毒舌
とうとうと云うべきか?
暮れになって、熊本県でも鳥インフルエンザが発生した。
このインフルもそうだが、ノロウイルスやらも、どうしようも無く厄介な奴だ。
      
防ぎようのないインベーダーみたいに、何時の間にか侵入されている。
我が家の孫も、アデノウイルスとやらに感染。
                       
米倉涼子の離婚のニュースも飛び込む。
ヒゲの楽しみなドラマ、Dr.X の主役さんです。
ごく僅かな期間しか同居していなかったらしい。
相手は、IT長者とか。
なるほど、あっという間のゴタゴタ離婚は、分かる気がする。
「 わたし、失敗しちゃった! ダブル役満振り込んじゃった。
  患者さん切るのは失敗しないのに、彼氏と手を切るのは下手くそなの! 」
       
                        

暮れにあったニコ生の、コンピュータ 対 棋士三人相談将棋。
    
ヒゲは、あまり相談将棋と云うやり方を好きではありません。
大方、三人寄れば文殊の知恵とかからの発想でしょうか。
しかし、こと将棋に間しては、この方法は有効ではありません。
殆どは、常識的な手段を選ぶ傾向に流されるから、それなりの指し手しか
望めないのです。
夜になって放送をのぞくと、棋士側の惨敗みたいな雰囲気です。
まるで、景気が悪い今の日本みたいで、気が重くなります。
この企画、もう止めたら?  
                    
又また、驚きのニュースが。
映画“スター・ウオーズ”の、レイア姫役の女優がトン死。
つい最近、彼女が出演した最新作を観たばかりです。
更にその次の日、やはり元女優の母親も急死。
もう、呪われてるとしか言いようがない。
                    
2016年は、ブログ書く暇も無いぐらい、色々あったものだ。
日々、忙しさに追いまくられ、更新もやっとこさ。
今年ぐらい、ゆったり丁寧に、ブログ書きが出来ればと思っているが。
なにやら2017年も、きな臭い年になりそうな予感です。

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今年は豪華おせちで

2017-01-02 21:41:03 | 2人3脚チンタラ道中
1/1 (元旦)  朝遅く起きたヒゲ達。
ヒゲ家の正月には、奇妙な風習があります。
まるでドラキュラが血を欲しがるように、昼過ぎになると酒の匂いが恋しくなるのです。
まあ、片山家ご先祖様からの血統なんでしょう。 (笑)
つまり、正月だけは昼酒OK牧場だから、堂々と真っ昼間から酒が呑めるのです。
早速、昨日(大晦日)に届いたおせちを拡げます。
今年は、ちょいと奮発して熊本ホテル日航からの少々バブリー物を。

先ずは、恒例のお屠蘇の儀。
熊本のお屠蘇は少々変わっています。
日本酒でなく、赤酒と云う酒を使います。
味醂に似た感じの、甘味を含んだモノ。
これに一晩、漢方系の薬材を漬け込みます。
すると、養命酒雰囲気のお屠蘇が出来上がるのです。
これを塗り物の屠蘇器に移して、三段重ねの盃で、歳の若い順に頂きます。
   
            
さて儀式の後は、本呑み。
ヒゲは、燗酒。 燗用の酒コンテスト日本一と云うタイトルをぶら下げたものです。
息子は、冷酒。 ほら、ヒゲ夫婦が知り合ったライターさんの著書“美酒の設計”と
同じ蔵の“雪の茅舎”の山廃純米酒。
カァちゃんと嫁さんは、豪勢なシャンパン。
孫ガメラは、リンゴジュース。
それぞれの好みで乾杯。
本来は、ここに娘夫婦と孫ゴジラが加わる予定でしたが、孫ガメラが41度の高熱を発し、
インフルの危険性がありで、合同での祝杯あげれないのが残念。


    
         

いつもなら、こんな料理が並んだ席には、ギンとマールの食いしん坊猫が駆け寄るのですが??
今日は、孫ガメラが手ぐすねひいて待ち構えてます。
猫達は、ガメラへの恐怖心から遠巻きに見守るしかありません。
やがて、カァちゃんの妹も到着。
手作り料理を持参です。
恒例の筑前煮や柚子釜なます等々が、食卓を彩ります。
一番受けは、茹でピーナツ。デカイ! 美味い!

宴会は、延々と続くのでありました~!! 

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