シナリオはできていたのか

今度の選挙のドタバタ騒ぎを見ると、あらかじめシナリオができていたのではないか。

急な動きだが、いくら何でも、こんなにバタバタとまとまるわけがない。

「希望の党」の名前も年初には登録されていたという話だから、その時点で、筋書きができていたと思う。

安倍首相もこの動きは知っていたはずで、だから、唐突な解散を強行したのだろう。

選挙

今回の選挙はどうなるか？

世論調査の結果待ちらしいが、世論も不安定で､どう変わるか､分かったものではない。多分、世論調査はアテにならない。去年のアメリカの大統領選挙と同じだ。

政策選挙ではなく、スキャンダル選挙になると､予測する。

スイス年金改革案 国民投票で否決

スイスの国民投票で、付加価値税の税率を上げる年金改革案が否決された。年金財政の悪化を防ぐためだったという。

事前予想では、賛成派がわずかに否定派を上回っていたという。

世論調査が誤りだったのか、投票時に心変わりしたのかは分からない。

社会保障改革は､頭の中では、必要だと思っても、いざ投票となると、心変わりしてしまう。

この結果から思うに、社会保障改革は､現実には無理である。日本の場合、その必要性が訴えられているが難しい。選挙する以上、誰も自分のフトコロは痛めたくない。理性的に考えればポピュリズムそのものだが、民主制はポピュリズムを内包する。

この先がどうなるか？　危ういと思っていても､まだ大丈夫だと思いがちだ。

日本はどうか？　日本人の４分の３は現状に満足しているのだ。どうして、これで危機感が持てるだろうか。改革しようという意識が高まるだろうか。

このまま､行くところまで行くだろう。財政破綻したら、その時はその時である。

人間の心理は不思議なもので、危機が起きても自分は大丈夫だと錯覚している。なんとかなると思っている。

糖尿病１０００万人超え

昨日の朝刊の見出しに驚く。

「糖尿病初の１０００万人」

記事を読むと、糖尿病が強く疑われる人が１０００万人を超えたということ。

「糖尿病」と「糖尿病が強く疑われる人」は本来別だが、まぜこぜにして記事にしている。

こういうのは”フィア・アピール＝恐怖を煽ること”で禁じ手だが、今は堂々とまかり通っている。脅迫とかわらない。

糖尿病と強く疑われるのは､どういう人かというと、その根拠が示されていない。

どうもＨｂＡ１ｃの数値から判断したらしい。ところが、この数値は基準が変更されていて、どの基準を使ったのかが分からない。

特定健診の場合は、４．６～６．２が正常値とされるが、これは古い基準で、今は６．５までは問題ないとされている。

医者になぜ報告書の基準値が前の古いままなのかきいたことがあるが、怠けているんだな、と言っていた。



新聞社はキチンと調べて記事を書いたんですかね？

銀行から営業電話あり

銀行から営業の電話があったので、何事かと思った。

今月は９月。つまり、半期決算のシメである。それで営業の勧誘があったのか。

口座には金はそんなにないが、普通預金に１００万以上あると、営業攻勢をかけるという話は他できいた。

決算期の３月と半期決算期の９月には、金融機関の営業話にはのらない方がいい。手数料を稼げる金融商品をすすめられるから。

銀行の窓口にいくのも控えた方がいい。

ＡＴＭを利用するだけにしよう。ＡＴＭもコンビニがいい。

選挙へ

衆議院解散総選挙への流れ。

漠然としているが、まとめておこう。

今年の初めは、安倍内閣の支持率が高かった。今年の前半に総選挙を行う噂もあった。

それが森友・加計問題で､急速に安倍内閣の支持率が下がった。

これに豊洲市場問題も絡んで、都議選で自民党は大敗した。これがアク抜きだったと思う。都民ファースとなるものは、実質、第二自民党だから、保守派には痛くも痒くもない。

そのあと、北朝鮮問題が急浮上した。ミサイルを発射するは､核実験を行うはで、メディアも恐怖をあおるものだから、国民は無力感というのか、思考停止状態になった。

それが今の状態である。

野党はどういうわけか､バラバラになってしまった。バラバラになったのか､バラバラにさせられたのか、一考を要す。

おまけに前原民進党代表の北朝鮮でのハニートラップ写真もリークされたので､勝ち目はない。（どういう勢力がリークしたかは、見当がつくね。）

ま、選挙はみずものだから、安倍首相の思惑通りになるとは限らない。今年のイギリスの選挙を見ても意外な結果がでるかもしれない。

安倍首相としては、金正恩に、もう２発ぐらいミサイルを発射して貰いたいところだろう。

自主返納制度

バスに乗るたびに､免許の自主返納制度の案内をきかされるのに閉口する。

バスに乗るような人は免許を持っていないと思うので、バスで案内したところで効果はないだろう。

この自主返納制度を､高齢者差別と批判しているのが和田秀樹である。事故率から見ると、高齢者は高くない。。

高齢者の事故が目立つのは、それが大手メディアで盛んに報道されるからである。大手メディアは､多分、警察庁の要望通りにニュースを垂れ流しているだけである。

　交通事故件数の統計。免許保有者１０万人あたりの事故件数。

　１６歳～１９歳　１８００件

　２０歳～２９歳　９００件

　８０歳以上　　　７００件

　

衆院選 来月２２日

衆議院解散総選挙。日経新聞では１０月下旬となっているが、読売新聞は１０月２２日と特定している。

こういうことは”官邸直結新聞”の読売新聞の方が間違いない。

日経では「大義後回し」と記事になっている。

読売では「消費税の使途変更」を問うため、とある。

消費税増税分を借金返済から子育て支援に充てることに変更する。


（ということは、来年の消費税率アップは間違いなく行われる。）

前原民進党代表の写真

週刊文春で、前原民進党代表のハニートラップの写真が暴露されたでしょ。北朝鮮へ行ったときのもの。

古い写真だけど、これを見て、疑問に思った。

なぜこの時期に､これがリークされたのか？

民進党は既にガタガタしているから、前原代表の写真の効果は限られている。

今現在これをリークする理由に乏しい。

強いて理由を考えると、総選挙が近い､ということしか思い浮かばない。

北朝鮮のミサイルが日本の頭上をとんだあとだから、北朝鮮女といちゃつく写真は選挙に致命的だ。

そう考えると、選挙がある気がする。

タイミング良く、古い写真をリークするものだ。だいたい手の真っ白な人間はいない。どこか古傷がある。写真とかメールとか、後で証拠になるようなものを残してはいけない。

でも、ネット時代ではもう無理だね。みんな爆弾を抱えて生きているようなものだ。

北朝鮮

北朝鮮、無法の暴れ者。

しかし、あのぐらいやりたい放題で､国連でも居直れるのは､スゴいことだよ。

国際関係の中では、北朝鮮のように手を焼かせるのが正しい作法なのかもしれない。

日本も居直る作法を身につけるべきかもしれない。おとなしいから、金をボロボロ盗まれている気がする。

バノンへのインタビュー記事

トランプ大統領に解任されたバノン前首席戦略官へのインタビュー記事が昨日の日経に掲載された。

米国第一主義者で、トランプの黒幕と言われた男である。

こういうインタビュー記事は､不気味である。

日経には、アーミテージとかジョセフ・ナイとか、ゴリゴリの保守派のインタビュー記事が載ることがある。

これがアメリカの日本に対する要望（実質的には命令）を示す。

今年はバノンなのかね､というのが感想である。

内容は、多国間協議は行わない、二国間交渉のみ。同盟と貿易をリンクさせる。早い話が、アメリカに守って貰いたかったら、貿易交渉で譲歩しろ､ということだろう。

北朝鮮の挑発はアメリカにとって絶好の機会になった。

それにしても、このインタビューは香港で行われた。バノンは香港を訪問中だった。バノンは何のために香港へ行ったのか？　こういう疑問が起きる。

世論調査の意外その２

意外な世論調査の結果で驚いた記事をもう一つ、思い出した。

先月だったと思う。ブルームバーグが世論調査をした。ブルームバーグは東部の会社だから､トランプにはマイナスのイメージを持っていたはず。

現時点でトランプとヒラリー・クリントンとどちらを大統領に選ぶか､という質問だった。承知のようにトランプはロシア問題もありガタガタになっている。メディアの報道からすれば、クリントンが優勢になっておかしくない。

それが､やはり、トランプ支持の方が多かった。

この結果をどう見るか？

日本のメディアの報道が偏向している可能性がある。大統領選挙の最中から反トランプで、大統領になったあとも反トランプである。

それ以外の理由としては､ともかく、ヒラリー・クリントンが嫌いだ､という人が多かったこともあるだろう。

こうなると、なぜヒラリー・クリントンが嫌われるのか、その理由を解明した方が、アメリカ人の心情理解に有効だろう。

日本にいては分からない。

世論調査の意外

たまに､世論調査で意外な数字が出ると､少し考えてしまう。

少し前に､生活満足度調査があって、日本人の生活満足度は上がっていることを示した。

日本経済は低位安定だが､それで満足するとはどういうことか。

満足か、不満かは、目標と現実のギャップに依存するから、目標が低い、あるいは、目標がなければ、生活に不満は起きない。

理由はともあれ、日本人の４分の３は現在に生活に不満はない、という数字である。

だから、困ることがある。

不満がなければ、改革しようという気運は起きない。ゆで蛙現象だが、
しょうがないね。国民を甘やかしてきたのだから。


政治家も､改革、改革と言うべからず。落選するぞ。

北朝鮮制裁法案骨抜き

もともとアメリカには事を構える気はなかった。

もし本格的に軍事行動に出るなら、ソウルのアメリカ大使館員が避難していたはず。

韓国にいるアメリカ人に避難勧告も出ていなかった。

口よりも人の動きを見よ。

口先だけかどうか、すぐ分かる。

漢方薬副作用

漢方薬の副作用を批判した記事が「週刊新潮」に載った。

漢方専門医に訊くと、記事の内容は正しいのだそうである。

「ツムラはね、週刊新潮に広告をどんどん出しておけば良かったのよ。広告主の悪口は記事にできないだろ。社長が油断していたんだね。」

批判記事が出そうな気配がしたら、そのメディアに広告を載せること。これがメディアを黙らせる最良の方法である。