ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

2019年1月 最後の海外旅行 ネパールへ

2020年03月31日 16時30分57秒 | 旅行
コロナウイルスの自粛ムードで外出は控えている。去年のネパール旅行についてはまだ書いていなかった。写真はアップしているが。

※※※

2019年1月、ネパールへ旅行した。きつい旅行だった。結果として、これが最後の海外旅行になった。

海外で倒れたら、あとが大変だ。体力に不安を感じたら、海外旅行はやめた方がいい。見たい観光地はまだまだあったが、それらの全部をまわれるわけではない。どこかで止めなくてはならない。止め時というものがある。去年の冬に海外旅行を諦めた。

ネパール旅行については、行く前から不安を感じていたぐらいである。それでも出かけたのはキャンセル料が高かったからだ。1ヶ月分の生活費に匹敵する額だった。

ネパール旅行以後は、海外旅行は諦めたが、平成から令和への改元があり、朱印熱が復活し、寺社参り専門になった。

その朱印熱も今年2月の京都・神戸が最後になりそうだ。

コロナウィルス騒ぎで自粛しているうちに、朱印熱も急激に冷めてしまった。高齢者の気持ちは変りやすい。我ながら、呆れる。

御朱印ブームはどうなっているのか。知っている神職さんにきくと、3月は全くダメだったそうである。半月ぐらい、まったく来なかったと云っていた。年間で4000枚ぐらい御朱印を書く神社でこれである。

※※※

ネパール旅行は1月19日から26日までの8日間のスケジュールだったが、実質は短い。

1月19日は、夜の9時50分集合である。飛行機は、翌日の20日の午前0時半出発。
1日目は集合するだけ。集合時間から旅行が始まるということになっているらしい。

8日目の26日も朝6時半に羽田空港に着陸したのだから、飛行機で移動するだけだった。

ネパールのカトマンズ空港へ行くには、直行便がなく、我々のツアーはタイのバンコク空港で乗り継いだ。

8日目の1月26日は、朝の6時半に羽田空港に到着した。


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記憶が分断された

2020年03月30日 11時10分12秒 | 雑感
今回のコロナウイルス禍で、生活が変ってしまった。記憶というのか、意識というのか、以前と別のものになった気がする。

今年の元旦に箱根七福神めぐりをしたのだが、遙か、遠い昔のことのように思える。

3月しかたっていないはずだが、10年以上前のことのように思える。

ショックというのは、人間の意識を変えてしまうらしい。

若い人は抵抗力があり、回復力も強いだろうが、高齢者は違う。宙ぶらりんになって生活しているような気がする。

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南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港

2020年03月30日 10時20分21秒 | 旅行
石垣島へ行くには、新しい石垣空港ができる以前は那覇空港経由だった。

新しい石垣空港ができ、羽田や成田からの直行便で行くことが可能になった。ただ、正規の運賃はバカ高くて片道7万円前後である。往復で14万円前後。

空席があるときに、シニア割引で行くしかないと思っていたら、若い人が片道7000円で行ってきたという。格安航空便が運行されているのだ。

スカイチケットで検索すると、最も安い日は7980円だった。ピーチ航空である。安いに越したことはない。これで行くことにした。

しかし、7980円というのは正味の航空運賃で、これに付随して、取扱料や事務手数料が上乗せされる。座席指定の予約料も払わなければならない。それでも往復で27000円だったから安い。

石垣空港は、石垣市の中心部からバスで30分ほどの場所に建設された。例によって、というべきか、環境保護問題で完成が遅れた。目の前に珊瑚礁が見える。


成田空港から石垣空港までの正味フライト時間は3時間15分である。






1階は土産物店とフードコートになっている。店舗型のレストランはない。








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西表島 浦内川河口

2020年03月29日 09時56分30秒 | 旅行
浦内川の遊覧ボートからおり、浦内川の河口を見る。

バス便は本数が少なくえらく不便である。

浦内橋に休憩所があった。







ボンヤリと景色を見て過ごした。漠然と思ったことは、旅の終わり、ということである。ここ20年、旅に明け暮れた。旅をすれば、慣れないホテルで熟睡することもままならない。高所を歩くこともあった。体を痛めてきたことは間違いない。

そろそろ、旅も限界かと思う。自分の体力を思うと同時に心の声にも耳を傾ける。飽和感は感じれば、その時にはやめなければならない。食べ過ぎれば、食べるのを止めるのと同じである。

さて、これから、どうしよう…。今後のことを思った。
















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西表島 浦内川

2020年03月28日 09時47分27秒 | 旅行
石垣島から西表島(いりおもてじま)へ。

石垣港の離島ターミナルから西表島へ行くには、二つの航路がある。西表島の南にある大原港行きと、北にある上原港行きである。ただし、北の上原港行きは欠航が多いので当てにならない。上原港行きが欠航する場合は、大原港まで乗船し、港からシャトルバスを利用することになる。

旅行会社のツアーだと、当てにならない上原港は利用しない。大原港へ行き、港近くの仲間川遊覧ボートと由布島めぐりで終わってしまう。

島の北にある浦内川に行くコースは限られている。個人旅行だったので機会が少ない浦内川遊覧ボートに乗船した。

遊覧ボートに乗る人は少なかった。7人ほどだった。この遊覧ボートに乗る人はマリュドゥの滝、カンピレーの滝観光が目的だった。しかし、滝に行くには、40分ほど歩かなくてはならない。乗船場でボート会社が用意した長靴に履き替える。

私は、滝は諦めた。高齢になると、諦めることも多くなる。


マングローブを見ながら航行する。





船着き場。滝を観光する人は、ここから歩くわけである。



日本の滝100選に選ばれた滝を見られないのは心残りだったが、体力がなければ仕方ない。



船は、2時間後に、滝を見学した人を迎えに来るようになっている。帰りの船は、私一人で船長を話しながら戻った。



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石垣島 新栄公園

2020年03月27日 09時49分39秒 | 旅行
石垣港の離島ターミナルの近くに新栄公園がある。



何でもない公園だが、不思議な樹木が2本立っている。


細長く、枝は短い。石垣島は台風が多いが、よく折れないものだと、感心する。


公園に主要都市との距離を示す案内板がある。

稚内とは2820キロ。東京都とは1950キロ。

これに対し、台湾とは220キロ。香港とは1100キロ。フィリピンとは1220キロ。

石垣島は緯度から見ると、台湾の中部と同じである。石垣空港は、台北の空港より距離がある。


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石垣島 川平観音堂

2020年03月25日 17時04分39秒 | 旅行
唐人墓から川平湾へ移動する。

川平湾というと、グラスボートで珊瑚を見るのが楽しみだ。もっとも一度ボートに乗船したことがあるので取りやめた。

観音堂へ行く。




石垣島にも観音信仰が定着しているらしい。唐人墓の近くには富崎観音堂がある。航海の安全を祈願するらしい。

観音堂の近くから川平湾を眺めた。







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石垣島 唐人墓

2020年03月25日 10時40分27秒 | 旅行
石垣市郊外の唐人墓を訪れる。

1852年にバウン号事件が起きた。米国カリフォルニア州の金山で働く中国人労働者を乗せたロバートバウン号で起きたものである。

病んで動けなくなった中国人労働者2人をここで海に突き落とした。これに怒った中国人が反乱を起こし船長を殺害した。しかし、首謀者は処刑され、他の者は、ここで強制的に下船させられた。

島の人たちの援助で生活していたが、翌年やって来たイギリス海軍により、多くのものが射殺された。自殺したものもいる。

今から思うと、とんでもない事件だが、19世紀はこんなものだ。動けなくなった労働者を海に突き落としたということは、不良品を在庫処分したようなもので、当時としては当たり前のことだった。

唐人墓は三百人墓と呼ばれ、石積みの墓だった。1971年に中国風の華麗な墓が建てられた。その墓も色褪せてきたので10年ほど前に台湾の業者の手により新たに建て替えられた。



目の前は東シナ海である。


2007年に旅行会社のツアーでここに来たことがある。立て替えられる前の墓は、こんな様子だった。







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石垣島 桃林寺・権現堂

2020年03月24日 11時42分49秒 | 旅行
石垣島の信仰の中心は、御嶽(オン)であるが、日本の寺院や神社にあたるものが存在しないかというと、少しは、ある。日本の領土だからね。

もっとも石垣島を”日本固有の領土”というのはおかしい。力関係で日本の領土になっているのが現状である。

もともと石垣島は、琉球王朝に征服された島である。琉球(沖縄)の固有の領土でもない。琉球王朝の重税に対する反乱を起こしたオヤケアカハチは、今でも石垣島・波照間島の英雄である。

朝廷や幕府に抵抗した蝦夷やアイヌの首謀者の反乱は小説になっているが、このオヤケアカハチを主人公にした小説はあるのかどうか、知らない。沖縄本島に忖度している可能性がある。

沖縄県を一括りにしては認識を誤る。

桃林寺と権現堂は石垣市内にある。石塀で隔てられているが隣接している。もともとは同一境内にあったものと思われる。神仏分離の結果、石塀で区切ったものと思われる。

権現堂。



権現堂は、熊野権現を勧請したもの。石垣島ばかりではなく、沖縄本島も熊野信仰の流れをくんでいる。



権現堂に隣接して桃林寺がある。臨済宗の寺院である。1614年に創建された。臨済宗だから、禅宗である。

鎌倉時代・室町時代の寺院は信仰という面ばかりではなく、貿易・金融商社も兼ねていたということを忘れてはならない。ここもそうだったのかという気がする。




本堂の前に御守類が置かれていた。買い求める人は、小銭を用意しておくべきである。



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コロナウイルス的

2020年03月22日 16時40分39秒 | 雑感
コロナウイルスの影響で、旅行もでかけにくくなった。

「みどりの窓口」で購入してあった切符をキャンセル・払戻してもらった。

キャンセル理由を訊かれた。

窓口の若い女性が「コロナウイルス的に、ですか」というから、「そうです」と答えた。

窓口の女性がいいたかったことは「コロナウイルスの影響で切符をキャンセルするのですか」ということだろう。

これを「コロナウイルス的」と縮めて云われても、云われた瞬間は意味不明である。省略しすぎである。

キャンセルは簡単で、キャンセル料も発生しない。通常なら、切符の払い戻しは手数料がかかるが、このコロナウイルス的状況?では手数料ナシだった。

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石垣港

2020年03月22日 16時33分57秒 | 旅行
石垣港の情景。

ホテルから埠頭を見る。ホテルは、コンテナ・ターミナルの前にあった。


石垣港の先端は、海上保安庁の基地である。出動しやすい位置に停泊していなければならない。


ホテルから歩き、巡視艇を見に行く。


尖閣列島を巡る中国との軋轢の最前線である。




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石垣市 730交差点

2020年03月20日 17時11分15秒 | 旅行
石垣市の中心街は730交差点である。

奇妙な名称だが、1978年の7月30日に本土と同じく左側通行に変ったことを記念して名付けられた。それまでは米国と同じく車は右側通行だった。沖縄の施政権が返還されてから6年後のことである。


石垣港の離島ターミナルはここから近い。




離島ターミナルの遠景。


八重島諸島は石垣島を中心に連絡船で繋がっている。従って、竹富町の町役場は石垣港の近くにある。竹富町役場が石垣市にあるというのは奇妙だが、船便から考えると、石垣市にある方が便利なのだ。

もっとも竹富町役場は近いうちに西表島に移動するという話を聞いた。


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石垣島 石垣市内 美川御嶽(アーマーオン)

2020年03月20日 16時21分01秒 | 旅行
石垣市内に戻り、美川御嶽(アーマー・オン)を訪れる。

沖縄地方で、日本の神社に相当するのは「御嶽」である。沖縄本島では「うたき」というが、石垣島では「おん」という。

美川御嶽は道路沿いにあるので目立つ。裁判所の隣である。御嶽は他にも多くあるそうだが、雰囲気は神社と相当に異なる。

拝殿。この日は女性の集まりがあったようである。


拝殿の奥に聖域がある。立ち入ることはできない。






本土の神社や寺院なら一通りの作法は知っている。しかし、この御嶽の作法を知らない。失礼になるかもしれないのでサッサと境内の外に出た。




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石垣島 米原のヤエヤマヤシの群落

2020年03月19日 20時26分05秒 | 旅行
玉取崎から東シナ海方向に向う。

米原のヤエヤマヤシ群落を見る。ヤエジマヤシは、石垣島と西表島にしか自生していないという珍しいヤシである。

とはいっても、他のヤシと、どこがどう違うのかが分からない。植物学に興味のある人には絶好の観光スポットだが、私は花の名前さえロクに知らないのだから、興味は起きなかった。原生林の中を散策した。












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石垣島 玉取崎展望台

2020年03月17日 15時28分07秒 | 旅行
石垣島へ行ってきた。旅行会社のツアーに参加したのではなく、個人旅行である。

玉取崎展望台へ行く。石垣島は南部が幅広く大きい。北部は細長い。北部は野底半島を形成しており、その野底半島の先になお平久保半島が伸びている。半島の先にもう一つの半島があるという珍しい形になっている。

玉取崎展望台は野底半島の先端にある。


中央奥に見えるのが、平久保半島である。野底半島と平久保半島は幅200メートルの狭い平野で繋がっている。

こういう地形を考えると、もともとは平久保半島は石垣島とは別の島だったのだろう。石垣島との間が砂で埋まり、石垣島と繋がった。

こういう例は他にもある。八丈島がそうで、もともとは二つの島だったものが島間が砂で埋まり、一つの島になり、八丈島ができた。

平久保半島を見る。


玉取崎展望台。



展望台から南側を見る。石垣空港の方向である。


正面を見る。玉取崎は岬のように突き出た形をしていないので、風景としては平凡である。目の前の海は太平洋である。


珊瑚礁の水色の部分と海の蒼い部分がハッキリと分かれている。八重島列島のどの島もこれと同じだ。


展望台周辺はハイビスカスが咲いていた。ここに限らず、南の島で見る花の鮮やかさは目にしみる。







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