ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

ご朱印めぐり 東京都 池上本門寺

2023年03月29日 15時53分39秒 | 旅行
池上本門寺を訪れる。桜の名所だが、墓地に咲いているものが多く、花見気分にはなりにくい。

東急・池上線の池上駅から歩く。池上駅は以前はオンボロ駅だったが、瀟洒な駅ビルに変身したね。チョット来ないと、すぐ変ってしまう。

池上本門寺は、日蓮聖人が入滅した地に開創された寺院で、日蓮宗の大本山の一つに数えられている。


長い階段を上らなければならないが、右隣にある小さな楽ちん階段を上がった。


仁王門。


本堂。本尊は? 日蓮宗には本尊に当たる仏像はないようなのである。池上本門寺の場合は、大曼荼羅がこれに当たる。

ご朱印は本堂内の右奥で貰うが、何か、儀式を行っている最中だった。若い僧侶が多かった。卒業式かなと思って、お寺の人にきくと、入学式だった。これから学ぶのだ。


桜は満開で、散り際だった。週末までは、保たない気がする。


五重塔の前が一番密度が濃い。



日蓮上人像の前の桜並木。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご朱印めぐり 静岡市丸子泉ヶ谷 吐月峰柴屋寺

2023年03月27日 16時08分24秒 | 旅行
吐月峰柴屋寺(とげっぽうさいおくじ)を参詣する。静岡駅から藤枝行きのバスに乗った。静岡市の丸子宿よりやや谷間に入った泉ヶ谷にある。泉ヶ谷は鄙びた風景で、多いに魅せられた。

吐月峰柴屋寺とはお寺の名前としてはユニークだが、もともとは連歌師の宗長が草案を結んだところである。吐月峰柴屋と呼ぶと、茶室のイメージが起きるね。

宗長は1448年生まれ、1532年没。今川義忠に使え、義忠の没後、一休宗純に師事した。


竹寺として有名だが、竹林の印象は希薄である。


本堂。臨済宗妙心寺派の寺院である。本尊は十一面観音。


吐月峰柴屋寺の庭園は、国指定の名勝・史蹟に指定されている。

住職さんの奥さんに説明して貰いながら拝観したが、説明がなかったら、借景が分からなかっただろう。説明の時間があるわけで、御朱印を貰ってすぐ退出というわけにはいかない。15分ぐらいはかかる。




庭園よりも、安置してあった、宗長が足利義政公より賜ったという文福茶釜が印象に残った。一休和尚より賜ったという鉄鉢も印象深い。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご朱印めぐり 埼玉県久喜市 鷲宮(わしのみや)神社

2023年03月25日 16時11分31秒 | 旅行
東北本線・久喜駅で東武伊勢崎線に乗換え、鷲宮駅で下りる。鷲宮駅からこんもりした森が見える。鷲宮神社である。

鷲宮神社は、アニメに取り上げられ、アニメ・ファンが参拝するようになったことで知られている。



ところが、あいにくと拝殿は改修中だった。すっぽり覆われている。参拝は、拝殿前のテントで。


お参りした気になれなかった。


本殿の方へまわる。


アレッと思ったことである。本殿が二つあるのか?

社務所で訊いたところ、左側が本殿、右側が神崎神社である。神崎神社には大己貴命(おおなむちのみこと)が祀られ、本殿には天穂日命(あめのほひのみこと)と武夷鳥命(たけひなりのみこと)が祀られている。出雲系の神様である。

鷲宮というと、酉の市を連想するが、ここは12月の初酉の日に大酉祭が行われる。

(追記)

鷲宮神社で重要なことは、神社及びその周辺は堀内遺跡として久喜市の史跡として指定されていることである。堀内遺跡は、縄文・弥生・古墳時代の複合遺跡である。

縄文時代の遺跡があるということは、ここは海に面していたことを示す。東京湾は、ここまで深く侵入していたのだ。

鷲宮神社は以前、浮島大明神と呼ばれていた。海の中に浮いているように見えたからである。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご朱印めぐり 栃木県小山市 網戸(あじと)神社

2023年03月23日 09時32分09秒 | 旅行
間々田八幡宮を参拝後、タクシーで網戸神社へ向う。距離はさほど離れていない。思川(おもいがわ)を越えるとすぐに着いた。

周囲にお寺が多かったが、お彼岸だというのに檀家さんが姿がない。タクシーの運転手さんは「みんな、もう日曜日にすませました」とのこと。

網戸神社も、栃木県の限定・御朱印特集に記載されている一社だが、今年のパンフレットには載っていない。帰宅して去年と今年を比較したところ、全部で十五社だが、そのうち三社が入れ替わっている。毎年、三社ずつ入れ替えるのではないだろうか。


網戸神社は、思川の近くに鎮座する。鳥居前から思川の土手が見える。菜の花が咲いていた。箒のような桜の木が見えるが、まだ咲いていない。思川の桜並木は約7キロの長さがある。



社殿は古い。祭神は田心姫命(たごりひめのみこと)である。宗像三女神の一つである。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご朱印めぐり 栃木県小山市 間々田八幡宮

2023年03月22日 10時32分47秒 | 旅行
間々田(ままだ)八幡宮を参拝。東北本線・間々田駅からタクシーを利用した。栃木県の限定・御朱印特集に記載されている神社である。


境内は広く、2万坪あるという。




ひょうたん池がある。


創建は、1300年ほど前の天平年間という。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご朱印めぐり 埼玉県深谷市 瀧宮神社

2023年03月18日 16時23分44秒 | 旅行
JR高崎線・深谷駅前に鎮座する瀧宮神社を参拝する。

深谷は、渋沢栄一の故郷である。明治20年に深谷に日本煉瓦製造株式会社を設立した。渋沢栄一と煉瓦で街おこしをしている。

ということで、レンガ造の深谷駅はミニ東京駅というべきものだ。深谷駅の外に出て全景を見るとビックリする。


駅前の濠は桜並木になっている。ここは、桜の季節がいい。


瀧宮神社の境内は広い。格式を感じる。




橋を渡ると両側は池である。



社殿は案外と小ぶりである。祭神は、天照大神である。


境内は広い。社殿の右側は、鎮守の森になっている。ご朱印には「霊泉の杜」と記されているね。


神社から深谷駅を見る。立派、立派すぎる…。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご朱印めぐり 金鑚(かなさな)大師

2023年03月16日 08時18分49秒 | 旅行
金鑚神社を参拝後、金鑚大師をお詣りする。坂を下ればいい。神仏習合時代には、金鑚神社と金鑚大師は区別されていなかった。

金鑚大師の案内によると、金鑚大明神(=金鑚神社)は金鑚大師の奥の院であった。

金鑚大師の寺号は大光普照寺である。




平安初期に慈覚大師が開基した。平安中期に元三慈恵大師が教えを広め、元三大師のお寺として知られるようになった。

従って、金鑚大師の「大師」は元三慈恵大師のことを示す。大師と云えば、思い起こすのは弘法大師だが、ここは異なる。天台宗の寺院である。川越大師(=喜多院)も元三大師を祀っていて、関係が深い。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご朱印めぐり 武蔵二ノ宮 金鑚(かなさな)神社

2023年03月14日 10時59分20秒 | 旅行
日本神社の宮自宅から、武蔵二ノ宮・金鑚神社へ向う。近くに金鑚大師もあり、明治以前は、両者は分離されていなかった。

以前にお参りした時は、本庄駅からバスを利用した。40分ほどかかった。

金鑚神社の大鳥居。


参道は長い。




途中に多宝塔がある。神仏習合時代の名残である。


太鼓橋を渡り、拝殿に向う。


拝殿。金鑚神社には本殿がない。御室ヶ嶽が御神体である。奈良の大神神社と同じで珍しい。


創建は、日本武尊の時代という。金鑚という名前から、この地で重要な鉱物資源が産出したことを窺わせる。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご朱印めぐり 埼玉県本庄市 日本神社

2023年03月13日 09時09分02秒 | 旅行
日本神社を参拝する。そのものズバリの神社名で日本唯一という。祭神は、もちろん、神武天皇である。

最寄りの駅は、八高線の児玉駅だが、バス便はない。児玉駅にはタクシーがなく、電話で依頼したが、本庄駅からやってきた。タクシーを利用するなら、本庄駅から乗る方がいい。

道路沿いの入口に新井商店があり、普段はここで御朱印を貰う。


ひょっとすると、丘の上にあるのか、シンドイ気持ちになった。




情けないが息切れした。


やっとテッペンに到着。


拝殿は小さい。左右に摂社が並んでいて、横長である。





下におり、新井商店で、御朱印を貰おうとしたが、戸が閉まっており、休みだった。宮司宅の電話が貼り付けてあった。電話し、宮自宅に向う。1キロぐらい元に戻った。門に看板があるので迷うことはなかった。このあたりではもっとも綺麗な家だったな。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご朱印めぐり 上総國一宮 玉前(たまさき)神社

2023年03月06日 10時33分22秒 | 旅行
遠見岬神社を参拝後、勝浦駅から外房線で上総一ノ宮駅まで乗る。上総一ノ宮駅から横須賀線直通の電車で、横浜駅に戻ろうというのだ。時間はかかるが、居眠りするには丁度いい。青春18切符を利用したので、特急は不可である。

上総一ノ宮駅で乗り換えなので、どうしても上総國一宮・玉前神社を参拝したくなる。駅から徒歩10分である。



御神水がある。


社殿には、階段を少し上がる。ここは宮之台という台地にある。


階段を上がる。社殿は、黒塗りの権現造り。いつも思うことだが、黒塗りの社殿は珍しい。1687年に建てられたもの。



旧い文献が消失しているので、創建年代は不明。

祭神は、玉依姫命である。玉依姫命の子が神武天皇になる。

上総一ノ宮駅に戻ると、総武線は人身事故で運行が乱れていた。乗車予定の電車は運休で、50分ほど駅で待った。千葉駅行だった。結局、千葉駅に着いたのが18時前。夕食のため、千葉駅で下りる。千葉駅も大改造され見違えるようになったが、混み方が半端でなかった。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝浦 ひな祭り

2023年03月05日 10時07分34秒 | 旅行
勝浦の名物は、朝市とひな祭り。

勝浦駅の階段から、ひな祭りモードでだったな。

左の鉢巻きをした魚が、勝浦のゆるキャラの、勝浦カッピーである。カツオである。



駅ピアノがある。お好きなように弾いてくださいとのこと。これも流行なのか。TVでも随分放映されている。


駅にタンタン麺の店の看板があった。店舗数も多い。勝浦のB級グルメは、タンタン麺らしい。知らなかった。

勝浦駅を出る。日差しが横浜とは違う。微妙な差なのだろうが、こちらの方が柔らかく暖かい。老年者向きである。引っ越ししたいところではある。


街を歩く。







勝浦らしいカッピー君のひな人形。


到着点は、遠見岬神社だった。


近くでタンタン麺を食べて駅に戻る。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご朱印めぐり 勝浦 遠見岬神社 ひな祭り

2023年03月04日 10時33分40秒 | 旅行
外房は勝浦のひな祭りを見学に外出する。ひな祭りのメインは、遠見岬神社の大雛壇である。社殿に上がる階段を雛壇にしている。

大変な人出で混雑していた。拝殿に上がる階段が雛壇になっているので、拝殿までは上がれない。


右に社務所があり、ご朱印の行列ができていた。結果としては、1時間、待った。







神社の由緒が分からなかったが、調べたところでは、祭神は、天富命で、神武天皇時代に房総を開拓した。

天富命は阿波の忌部氏で、黒潮の流れに乗り、房総半島の先端に到着しこの地を開拓した。その時に祖神・天太玉命を祀ったのが、安房一之宮の安房神社の始まりである。

天富命はなお北上したらしい。勝浦の八幡岬ちかくの冨貴島で没したという。その居館のあった冨貴島に没後に社を建てた。これが遠見岬神社の始まりである。

冨貴島は1601年に大津波に襲われ、社殿を流出した。その社殿の一部が流れ着いたのが現在の遠見岬神社付近であったという。この地に再建した。

冨貴島は、この時の大津波と1793年の元禄大地震で、ほぼ水没し、一部が平島として残っているのみである。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする