2018年9月17日。中国・西安の青龍寺を訪れる。参拝・参詣と云えないのは、青龍寺は1086年に廃寺となってしまったからである。
現在の建物は1980年以降に建てられたもので、寺院ではなく記念館と呼ぶべきものである。
弘法大師はこの青龍寺で修行し、阿闍梨の位を恵果阿闍梨から受け継いだ。四国八十八箇所霊場を開創する以前のことなので、ここを第0番札所と呼ぶことにした。日本人旅行客に人気がある。
私の目的も、第0番札所の御朱印を貰うことだった。(日本から西安に行くツアーはこの青龍寺へ立ち寄ることが多い。ツアーの案内に第0番札所の御朱印無料プレゼントと書いてあるかどうか、確認しておきたい。)
総門のように見えるが、実質的には公園の入口というべきか。右側は、公園と古びた遊園地となっている。
青龍寺(正確には青龍寺遺跡)の入口。山門である。
中に入ると、目の前は庭園である。
空海記念碑。
0番ということで、こういうモニュメントがあった。上の丸は0を表す。
寺院らしい建物が並んでいる。
四国の人が寄付した桜の園がある。
<御朱印> 中国には御朱印の習慣がない。あくまで日本人の観光客のためにつくられたものである。
御朱印帳。
中国には御朱印の習慣がないので、御朱印帳と呼ばず、般若心経が書かれた経本という位置づけである。
最初のページに第0番札所の御朱印が書かれている。日本の元号の日付である。(これは無料プレゼントの御朱印ではなく、買い求めたものである。)