ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

奈良 東大寺大仏殿

2017年05月29日 09時00分17秒 | 旅行
奈良といえば、大仏様。苦労しなくても観光客が来る。ということで、奈良のお店は大仏商売と呼ばれる。買っていただくのではなく、売ってあげるのである。奈良では、お客様は神様ではない。

奈良公園の道路は、日本中の観光バスが集まったのじゃないかと思うほどの大渋滞だった。

まず南大門へ。



駐車場は観光バスで一杯。修学旅行生の姿が。鹿も見える。



南大門通過である。





次いで、中門へ。



中門を通ると、大仏殿である。



大きいが、江戸時代に再建されたもので、奈良時代の大仏殿の3分の2の大きさである。創建当時のものはいかなる大きさだったのだろうか。

大仏。



奈良時代の仏像の顔は平安以降と異なる。

大仏殿を後にして外へ出る。







ガヤガヤして落ち着かなかった。ゆっくり見学したかったら、やはり、年末か、2月ごろだろう。

<御朱印>



「華厳」と書かれている。


☆東大寺では、いくつの御朱印がもらえるのか?

以前、御朱印行脚をしていた時に塔頭まで回ったことがある。

その時には、①金堂(大仏殿)②二月堂③三月堂④四月堂⑤鐘楼⑥行基堂⑦俊乗堂⑧戒壇院と御朱印を貰った。

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奈良 興福寺

2017年05月28日 16時59分36秒 | 旅行
5月25日。興福寺参拝。

ゴールデンウィーク明けから6月上旬まで、奈良は修学旅行シーズンである。奈良公園周辺の寺社は大混雑する。この季節は、奈良は避けた方がいい。

修学旅行生の間をぬって興福寺をお参りした。外国人旅行客も多数。

国宝館は工事中で、人気の阿修羅像は仮講堂へ移されていた。



(東金堂)



(五重塔)



混雑にまいり、猿沢池へおりる。









<御朱印>



「令興福力」と書かれている。

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天橋立 知恩寺

2017年05月23日 16時23分35秒 | 旅行
籠神社から天橋立を渡ると、宮津の商店街に入る。ここに日本三文殊の一つ、知恩寺がある。

日本三文殊とは、この知恩寺と、奈良桜井市にある安倍文殊院、山形県高畠町にある大聖寺(亀岡文殊)をいう。

安倍文殊院はお参りしやすいが、この知恩寺と亀岡文殊はお参りするのが大変だ。亀岡文殊は山形新幹線の高畠駅でおりてからかなり距離がある。駅にレンタサイクルがあり、これを利用してお参りしたものである。

知恩寺は、天橋立観光を兼ねてお参りすることになる。宮津駅の近くにあるロープウェイに乗れば、股のぞきで有名な笠松公園がある。ここからバスに乗れば、西国三十三観音霊場の第28番札所の成相寺もお参りできる。

前回来たときは、成相寺のお参りが目的だったが、今回はお参りする時間がなかった。

知恩寺の山門。





(文殊堂)



境内に多宝塔がある。







宮津には、この文殊堂にちなみ”知恵の輪”がある。見た目には、なんなのか、理解しがたい。鍵と錯覚しそうだ。



<御朱印>



”文殊大士”と記されている。”大士”とは”菩薩”のことをいう。文殊大士とは文殊菩薩のことである。







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丹後一の宮 籠神社

2017年05月22日 09時00分53秒 | 旅行
日本三景の一つ、天橋立は南北に伸びているが、北側にあるのがこの籠神社(このじんじゃ)で、南側にあるのが、日本三文殊の一つ言われる知恩寺である。

天橋立をウォーキングして、両方をお参りする。天橋立は3.3キロ。約40分で渡ることができる。

まず籠神社を参拝する。ここは元伊勢宮と呼ばれている。従って、伊勢神社風である。









元伊勢宮と呼ばれるのは、天照大神は当初ここに祀られていたということに由来する。この籠神社から伊勢神宮へと遷座したという。

事の真偽はともかく、北近畿タンゴ鉄道宮福線の沿線には、他に元伊勢神社内宮(天皇大神社)、元伊勢神社外宮(豊受神社)が存在する。

古代に、こういう伝説が生じる何かが起きたのだろう。丹後半島一帯には強大な王権があったことが分かる。








<御朱印>

二つある。

一つは「籠神社」のものである。



もう一つは「元伊勢宮」のものである。




ところで、この二つの御朱印代が違う。「籠神社」は300円だが、「元伊勢宮」は500円である。

「元伊勢宮」は、印判を読むと、内宮の籠宮大社と外宮の眞名井神社の二つの神社分である。だから、500円になるらしい?






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城崎温泉 温泉寺・薬師堂

2017年05月21日 11時16分03秒 | 旅行
城崎温泉に、温泉寺がある。ただ、大師山の中腹にあり、階段だと10分ぐらい時間がかかるという。ロープウェイで行くこともできるが、夕刻で時間も迫っていたので断念する。

大師山の麓に、温泉寺の薬師堂がある。ということで、ここでお参りをすませる。





山門も薬師堂も江戸時代の建物で、年代物である。





薬師堂のお寺の人は、かなり高齢で浮世離れした感があった。


<御朱印>



御朱印は4種類あったと思う。薬師堂なので「瑠璃殿」を選んだ。

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城崎温泉 極楽寺

2017年05月21日 10時58分58秒 | 旅行
城崎温泉の寺社というと、まず温泉寺があげられるだろう。極楽寺は、温泉寺がある大師山の麓にある。温泉街を通り、大師山の麓を左に歩くと、極楽寺に出る。奥まった場所で、ここで行き止まりである。



禅宗の寺である。「極楽禅寺」とある。(臨済宗大徳寺派)



枯山水の庭園が特徴である。













(本堂)



<御朱印>



極楽寺の本尊は阿弥陀如来であるが、御朱印は”南無観世音”である。


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丹後 浦嶋神社

2017年05月21日 09時33分57秒 | 旅行
四国遍路の続きを書くべきところ、昨日まで丹後半島を旅行したので、その近辺の寺社について書く。天気は快晴だったが、快晴過ぎて気温は30度を超えた。おまけに大陸からの黄砂に襲われて、花粉症状態になった。花はグズグズ、目はかゆい。この季節の九州、日本海側の旅行は考えものだ。

2017.5.19 丹後半島にある浦嶋神社を参拝する。丹後半島は、関東からの交通の便が悪すぎて、なかなか行けないところである。

浦島太郎の伝説は日本各地にある。横浜にも浦島が丘という地名があり、浦島伝説に由来するものらしいが、やはり、この丹後半島あたりが一番伝説にふさわしい。古代には、大陸との関係で賑わった地域であるからだ。











神社の位置は今では内陸であるが、かっては浦だったという。神職さんの説明では、土砂が堆積して裏が埋まったというが、海岸線が後退したことも考えられる。古代は海面が今よりも高かった。

周辺は丘に囲まれていて、古代の浦の風景は想像しにくい。






浦島太郎と乙姫のモニュメントがある。縁結びスポットとしてはもってこいだ。



<御朱印>



浦嶋神社は正式には浦神社という。印判では「宇良神社」と表記されている。”水乃江里”はこのあたりの地名である。浦島太郎は、正式には水江浦嶋子という。女の名前と間違えそうだ。

”水乃江里”のあとの文字が読みにくいが、”吉野宮”と記されている。

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四国遍路 第41番・龍光寺

2017年05月17日 10時57分53秒 | 旅行
観自在寺をお参りした後、宇和島に立ち寄り、昼食をとる。四国巡礼の旅は食事時間がまちまちである。11時頃になる場合もあるし、13時半ごろになる場合もある。もっともお参りに追われるためか、空腹感は起きない。

宇和島で凸凹神社の噂が出た。性に関する資料が数万点という。すごいという話を聞いて、行けるかどうか確認した人がいたが、時間の余裕が30分ほどでは往復するだけで、中を見ることができないという従業員の話だった。

凸凹神社は、正式には多賀神社である。凸凹神社を呼ばれるのは、性資料を収集した神職さんの名前が”凸凹丸”だったからである。神職とはいえ、こんな名前を付ける親の顔が見たい。

宇和島で昼食した後、第41番札所・龍光寺へ行く。参道の入り口に鳥居が立っている。



明治以前は”三間の稲荷”と言われ、四国霊場の総鎮守とされた。明治の神仏分離により、旧本堂は稲荷社となった。

参道を上がると、正面に稲荷社が見える。



龍光寺の本堂も大師堂も見えないが、参道途中にあり、参道の左に本堂、右に大師堂がある。影に隠れた形になっているのは寂しい。

神仏分離令の結果、神社と寺院を分けた場合、必ず神社が上方に位置する。寺院は下である。神社の方が格上であることを示す。

(本堂)





(大師堂)



三間平野を見下ろすところにある。





上に稲荷社があるが、先達はそちらには全く足が向かない。神社は無視される。時間がないということもあるだろう。これが、個人的な旅行だったら、必ず稲荷社もお参りしただろう。


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四国遍路 第40番・観自在寺

2017年05月16日 22時28分15秒 | 旅行
四国八十八カ所霊場第40番札所は、観自在寺である。

高知県から愛媛県に入って、最初の札所となる。所在地は愛媛県の最南部の愛南町である。ここは「四国霊場の裏関所」と呼ばれている。第1番の霊山寺からもっとも遠い札所だからである。

駐車場からお寺までの道はかなり分かりにくい。帰り道で迷わないように注意される。



ここの山門前にある桜は、黄色い花を咲かせる種類のもので、記憶に残る。もちろん今回は葉桜だったが。



境内は美しい。四国霊場では、境内が美しいと思わせる寺は案外少ない。

(本堂)





(大師堂)






境内。







帰り道、小学校の校庭前で、二宮金次郎の銅像を見る。今では、歩きながらの読書は悪い見本ということで、二宮金次郎の銅像は撤去されているという。



今ならスマホを見ながら、ということか。スマホを見ながらの歩行はやめてくださいとホームでアナウンスされるご時世である。時代の違いを感じる。

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四国遍路 第39番・延光寺

2017年05月15日 15時18分42秒 | 旅行
四国八十八カ所霊場第39番札所の延光寺は宿毛市にある。室戸岬の方向から巡れば、ここが高知県最後の札所となる。次の第41番・観自在寺は愛媛県に在る。

宿毛市と言っても、港の方ではないので周辺は山である。



駐車場から少し歩く。



(本堂)




(大師堂)



この寺には、亀が竜宮から鐘を背負ってきたという伝説がある。それゆえ、鐘を背負った亀の像がある。



こういう話は、霊場では至る所にあり、いちいち覚えていられない。先達がこういう話を数多くするので、最後はどうでもいいという気持ちになる。女性の参加者がどう感じるかは分からないが、男はどこか冷めているところがあるので、聞き流すことになる。

亀に由来があるので、ここで亀の御朱印を白衣に押してもらう人が多い。第20番の鶴林寺で鶴の御朱印を白衣に押して貰うのと合わせて、鶴亀の御朱印が揃う。

白衣に御朱印を貰うと、乾かすのに一日かかる。それゆえ、押してもらった日は、以後白衣なしでお参りするわけである。










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四国遍路 第38番札所・金剛福寺

2017年05月15日 11時32分09秒 | 旅行
第37番札所の岩本寺から第38番札所の金剛福寺への距離は90キロある。歩き遍路だと、2泊3日、かかる。金剛福寺は足摺岬にある。

バスの旅なので楽だが、それでも移動時間が長い。

金剛福寺へ行く途中、土佐清水で休む。土佐清水は思い出の土地である。母方の祖母がこの土佐清水の出身だったからである。





土佐清水から足摺までバスで約15分。金剛福寺へ到着。



石と池が目立つ美景の寺である。







(本堂)



(大師堂)




この日は、足摺岬の温泉旅館に宿泊した。

翌朝、足摺岬温泉街を歩いた。





地方へ行くと、学校に注目する。小中学校があるかどうか? その地の将来性が分かる。

足摺岬の場合、小学校はあったが、中学校は廃校になっているという。中学生は土佐清水の学校へバス通学しなければならない。

まだここは小学校があるからいいが、これが小学校まで廃校になってしまうと、子育てのため、若い夫婦は町へ出てしまう。残るのは高齢者ばかりということで、消滅自治体になる可能性が高い。

地方へ行くと、廃校になった学校の建物を見る機会が多い。先細りを暗示しているので不気味である。

足摺岬の風景を1枚。






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四国遍路 第37番札所・岩本寺

2017年05月15日 10時06分55秒 | 旅行
四国遍路の第2回目のツアーに参加した。第37番・岩本寺から第70番・本山寺までを巡る旅である。

3月の第1回目のツアーでは、第1番から第36番までを巡ったが、どういうわけか、ブログを書く気になれなかったので、いきなりの第37番からのブログ・スタートとなった。シニアは気分の変動が激しい。自分でもコントロールできない時がある。

気まぐれブログになるのは致し方ない。

高知空港から岩本寺まで行く。時間がかかる。11時半ごろについた。所在地は、JR土讃線の窪川駅から徒歩7分である。

四国遍路というが、札所の所在地のマップを見れば一目瞭然、札所は圧倒的に瀬戸内側に偏っている。高知県の札所はパラパラと存在している。

岩本寺の山門を見ると、いよいよスタートという気がする。張り切るというよりも、また忙しく巡らなければいけないという気の重さが生じる。取っつきはこうなる。億劫な気持ちになる。





緑が目立つ。新緑の季節だ。本堂も樹木に隠れる。





燈明に火をつけ、線香を立てるが、まだ覚束ない気がした。

”お勤め”はだいたい5分で終了する。ここは本尊が5体あるのが特徴で、不動明王、観世音菩薩、阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩の5つのご真言を唱える。

本堂のお勤めが終われば、大師堂で同じくお勤めする。観音霊場にせよ、不動霊場にせよ、お勤めは本堂のみだが、四国遍路では本堂・大師堂と2回行う。ここが他と違う。

(大師堂)



(鐘楼と大師像





終われば昼食で、ここの宿坊で食事した。



遍路中は和食中心である。肉食系の私にはつらいところがある。前日にステーキ屋に行った。帰宅した翌日にも同じくステーキ屋に出かけた。


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