こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
フランスで市民を巻き込んだ大規模なテロが起こりました
まずは犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げさせて頂きます
さて、標題
「悪いのはどっちだ!」
もちろんこのような市民を狙って無差別に虐殺するなど、決して許される行為ではありません
しかしですね、何でこんなことが起きているんでしょうかね
そのテロに対する報復の空爆
いつまでこんなことを続けてるんでしょうかね
「悪いのはどっちだ!」
小平次はしごく単純に考えます
「悪いのは白人欧米諸国」
です
なんで?
いや、繰り返しますが今回だけでなく、テロなんていかなる理由があろうが許されることではありません
ISの奴らだってろくな連中ではありません
悪い奴らであることに間違いはありません
しかしですね
どっちが先にちょっかい出したんだ?
ちょっかい出してそんな悪い奴らを作り出したのは誰なんだ?
ある家庭が、庭で犬を飼っていたとします
そこへ男が入り込み、犬を威嚇したり、耳を引っ張ったりいじめてたら噛み付かれた
そしたらその男
「犬に噛まれた!」
ってそこの一家に文句を言って大騒ぎして
「仕返しだ!」
ってんでその一家と犬を棒でぶった叩いたりしてコテンパンにしてしまった
人んちの庭に入り込んで犬をいじめておいて…
今起きているのはこれと同じことなんじゃないんですか
小平次の認識は間違っていますかね
小平次はバカだからそうとしか見えません
札束で作った家に住んだって満足しないほんの一握りの金の亡者たち
その亡者たちだけの利益のために国を動かし、その亡者たちだけが得をするようなしくみを
「国際ルール」
であるかのように世界中に押し付けようとしているのがアメリカを始めとする白人欧米諸国なんじゃないですか
そして、かの地の石油の利権のために、自分たちに都合の良い秩序を中東に持ち込んでいる
自分たちの言いなりになる国は支援し、反発する国はコテンパンに叩きのめす
アメリカは以前イランと仲が良かったんじゃなかったですか?
そのイランがホメイニの革命でイスラムの国へと回帰し、アメリカの横暴に反発したら、今度は隣のフセインイラクを抱き込みイランと戦争するようにし向けた
そのフセインが不要になると無理やり排除しようとして、反発されると、今度はありもしない大量破壊兵器をイラクが隠し持っていると言い張って、無垢の市民を巻きむ空爆をやらかして…
こんなのアリですか?
もう出鱈目ですよ!
出鱈目ですが
彼らはそんな出鱈目をもう500年以上も前から繰り返しているのです
いきなり暴力を振るい土地ごと奪いとったり、植民地にしたり、自分たちにだけ都合の良い仕組みに不平等な形で無理やり組み込んだり…
ずっとずっと同じ事を繰り返しています
それでも、そんな横暴な秩序に徹底的に歯向かい抵抗した国家民族もありました
そのあまりに激しい抵抗に恐怖したアメリカは、ついに核爆弾まで使用してようやくその国を黙らせたのです
これに懲りた欧米白人国家は、その後、手を変え品を変え巧みに自分たちだけが得をする経済圏を創りながら、現在に至っているわけであります
「欧米白人国家」
特にアメリカは、一部の金の亡者たちだけが得する仕組みづくりのためには、平気で大嘘もつきますし暴力もふるいます
それは時に中国や韓国なんかよりもタチが悪いかもしれません
祖国のためにと戦場に向かったアメリカ兵の方々も、そういう意味では金の亡者たちの犠牲者かもしれません
さて、フランスのオランド
今回のテロに対する報復の空爆を宣言、実行しました
バカですね
一体誰を相手にしているのかわかっているのでしょうか
かの地は古のメソポタミア
そこに繁栄したバビロニアのハムラビ法典には何て書いてありましたかね
「目には目を 歯に歯を」
小学生でも知っています
(まあ実際はそういう意味ではないですし、イスラムの教えとも違いますが…、というより旧約聖書にもそんなことが書かれていましたっけね)
いずれにせよテロリストたちは決して引き下がらないし、やられたらやり返すということです
(9.11だってアメリカの自作自演陰謀説もあるくらいだ)
彼らは強国との戦い方を知っているのです
真正面から立ち向かった我が国の先人たちとは違います
最も嫌がることを効果的に実行しているのです
これを今の一部の金の亡者立ちのための国際ルール、しくみの押しつけを続けながらやめさせようとするならば、もはや方法は市民まるごとイスラム圏の国々を殲滅する外ないでしょう
オランドはそれを承知で報復に出ているのでしょうか
正義の戦いヅラしていますが、ISは市民を人質にとってたんじゃなかったですか
「テロリストの拠点を空爆」
なんて言ってますが、平然と市民を巻き込んでるんじゃないんですか
我が国はいまやその「報復の連鎖」のなかに入っています
いつの間にか、横暴な金の亡者たちのしくみ作りに加担しつつある、というより大いに加担していると言えるかもしれません
目を覚ましていなくてはなりません
そして知らなくてはなりません
我が国の尊い先人たちは、一体何を護ろうとして誰と戦ってきたのかということを
いや 「誰と」 ではなく
「何と」
と戦ってきたのかということを
御免!
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