今年のGWは 天候に恵まれ 家でいるとウズウズしてくる。 一昨日の雨が いっそう緑を鮮やかにし 五月らしいさわやかな風が心地よい。野山に出かけよう!・・・・と 近所の友人を誘って岩湧山に行くことにした。 登山口のある駐車場は いつになく空きがなく、ハイキング姿の老若男女、子供、ファミリー、ペット連れ などで大賑わい。何とか、車を止めて 緑に染まった空気をいっぱい吸って 山頂を目指す。小鳥のさえずりも爽やかだ。この道には あまり目立った花は見えないが とにかく新緑が美しく 吹く風が心地よい。
ボケた写真ですが・・・
山頂は 4月12日に山焼きをして そのあとに生えたススキの間に レンゲツツジの赤がところどころにあり 地面は陽の光をたっぷり浴びて 「ホコバスミレ」が たくさん咲いている。岩湧山頂は 他にも 希少なスミレが咲くのだが まだ花はつけていないようだ。大勢の人がお弁当を広げているが ススキ(茅)の斜面で蕨取りに余念のない人も多い。 大勢の人が 次から次から蕨を取るので小さいうちに摘まれてしまい 大きな蕨は少ないようだが 茅原の下の方に降りていくと 取り残された蕨がついつい目についてどっさり収穫してしまった。ゼンマイはなぜか取る人が少ないようで 山の斜面がゼンマイの若葉に埋め尽くされている。
岩湧山頂
ゼンマイの若葉
レンゲツツジ
ホコバスミレ
千石谷に降りて いろんな花に出合う。
「ヒメレンゲ」
「シロバナハンショウヅル」
イタドリが これでもか、と言わんばかりに生えており 山蕗もそこいらじゅうにはえていたので これも食材にとザックに詰めると 荷物はすっしり重くなった。 すっかり疲れ切って よろける足で岩湧寺に戻ってきたのは 5時を過ぎていた。
疲れた体をお湯に沈めて 早々と就寝、山菜の処理は明日へ持越しだ。楽しい一日だった。