風もなく 穏やかな日になりました。お彼岸が過ぎると太陽も高くなって 庭にも陽が当たるようになってきたので花の様子が気になり 庭で過ごす時間が長くなります。
「うずのしゅげ」ってなにかわかりますか? 宮沢賢治の童話に「おきなぐさ」というのがあります。岩手では オキナグサを「うずのしゅげ」と呼び 誰からも愛される花だそうです。 「うずのしゅげ」というほうがあの花の姿をよく表していると書かれています。「うずのしゅげとはなんのことかといわれても私にはわかったようなまたわからないような気がします。」と書かれていますが うずというのはおじいさんの、しゅげというのは髭のことなのでしょうか? 東北の人のやさしさが伝わるような名前ですね。私も 5月ごろ 日当りのいい草原に咲くオキナグサ を一度見に行きたいと思っていましたが 念願がかなうことはありませんでしたが 数年前にオキナグサの鉢植えが売られていたので迷わず買い求めました。花の文化園では たくさんのオキナグサが植えられていますね。栽培しやすいのでしょうか? あまりたくさんに咲いているので「夢の花」へのあこがれがそがれてしまいそうですが 環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。 私も鉢植えの種を採り 発芽した苗を友人たちにも分けました。 鉢植えじゃかわいそうな気がしますが 大切に育てて今年も花芽が大きくなってきました。 開花までもう少し、たのしみです。