Walkingの途中で 民家の脇で大きな「ハクモクレン」が満開に花を付けていた。 山里ではあちこち「ハクモクレン」が満開になって目を引くが ひときわ大きな樹でまだ葉はなく 花だけで空間を埋め尽くしている。おりしも 当地では桜の開花が始まったが この真っ白な花は桜を寄せ付けないほど堂々と青い空に向かって咲いている。よく似た山中に咲く「こぶし」は楚々と素敵だが この巨樹の生命力には圧倒される。「こぶし」と「ハクモクレン」の違いは花弁の数が「ハクモクレン」は9枚(萼片を含めて9枚) 「こぶし」は6枚。花の形もこぶしは大きく開花し 中の花芯が見えるほど大きく開くそうです。山中で咲く「タムシバ」もよく似た花で 「こぶし」の花は 花の付け根で1枚の小葉が付きます。 いずれも頭上高くで咲くので なかなか見分けがつきにくいのですが 「タムシバ」は落下した花びらを噛むとさわやかな味がします, そこから、名前が「噛む柴(柴とは枝のこと)」→「カムシバ」→「タムシバ」となったそうです。昔 ガムのように口にしたのでしょう。いずれも 清廉な花です。
今日 3/22 民家の敷地に咲く「コブシ」に出会ったので スマホでパチリ。開花した花の形が「ハクモクレン」と違うのがわかります
「コブシ」です
山では「タムシバ」も開花していましたが 頭上高くて 写真には撮れませんでしたが 花弁が足元に落ちていたのでそれを口にしながら山道を歩きました。