昨秋から 夜トイレに立った時に たびたび、パジャマのお乳のあたりが冷たく、何か濡れているような感じがした。手で触ってみるが ほんのわずかな水が感じられ 不思議に思っていた。年末になって 下着に茶色い染みがついていたので これはおかしい とかかりつけ医に話し、すぐ紹介状を持って 年末最終日にO病院で受診した。昨日、年初に乳房のしこりの生検を受けたその結果を聞きに行ったのだが、生検の細胞検査後に病理検査もして 2箇所のしこりいずれにも 癌が増殖していることがわかり 担当のT先生も驚いたそうだ。片方の乳房の離れたところに2か所あり 乳房をすべて切除しなければならないことを説明された。 うぅーん・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 絶句するしかなかった。・・・・・・・・・・・
どうしますか? と聞かれても・・・・ 「手術するしかない」といわれ セカンドオピニオンや 近藤誠氏の 『「がんもどきは何もしなくていい。本当の癌は手術をしたら増殖を早めるから治療は無意味」論』の話もしましたが 一度帰って家人に話し かかりつけ医のM先生とも相談して来週再訪することにして帰宅しました。今までにも O病院で何度も乳癌の精密検査を受けていて マンモグラフィーとエコーで右乳房にしろい塊があり 半年ごとに経過観察をしていたが あまり変化はみられず そのうち、まあいいかぁ と最近はしばらく検診をサボっていたのが悪かったのか? 新たに 新しい塊がひとつ増えて映っている。
夕刻 息子から電話があった。お嫁さんに、今日検査結果が出ることを言っていたので 心配してくれていたのだ。すこしして、お嫁さんからも電話があり 電話を取るなり 彼女の涙声が聞こえてきた。こんなに悲しんでくれる嫁がいたことがうれしくて こちらまで涙があふれてきた。ありがたいと思った。
22日
さっそく 家人と一緒にかかりつけ医M先生を訪問。「あなたはどうしたいですか?」と聞かれたが M先生は「手術はしてちょうだい」と頼むように言われ 手術は覚悟したが 今検査をしてもらったO病院がいいのか、別の大きなK病院がいいのか思案したが かかりつけ医のM先生はT先生をご存じで「今の担当医のT先生は信頼できる」といわれ もう迷わず いまの病院でお世話になろうと思う。 M先生は 『T先生に僕(M先生)からもよろしくお願いしますと言っていた」と伝えてください』とおっしゃってくださった。また、「決して民間療法などに気を取られないでこれからの治療に専念してください。」とも言われた。 先生の温かさを感じ「これからも 相談に乗ってください」と依頼して医院を後にした。
しなければならないことが 次から次から 脳裏に浮かぶ。ひとつづつ 片付けていこう。
闘病の記録を 後日のために残しておこうかと思い 差し障りのない範囲でブログに書いてみようと思う。いつまで書き続けられるかわからないが。
なんといっても 同病の先輩ですものね。今後ともよろしくお願いいたします。
今は医学が進歩しているし、切除する部分も、
最小にがんの部分だけを確実に取り除いて
くれると思います。
今は何と言って慰めていいか、医学を信じてください。
案じるより産むがやすしの言葉で行きましょう。