先日このblogに書いた湿地でカキランが咲き始めた。この小さな湿地に 本当に次々と希少な花が咲く。「ヤマトキソウ」が終わって今は「カキラン」が咲き始めた。湿地全体に株が増えている。 咲き始めはどんな花もきれいだが、梅雨に入るとなぜかこの花は花茎がうなだれ 黒くなっていくことが多い。 今しばらくは 毎日が楽しみです。
咲き始めたカキラン
その横で 「ヤマサギソウ」が何本か咲いている。 「オオヤマサギソウ」は高野山や金剛山でも見るが 「ヤマサギソウ」はここ以外では見たことがない。
ヤマサギソウ
これら、ラン科 ツレサギソウ属はこの辺りでは「オオバノトンボソウ」を時々見かけるがまだ蕾です。これも咲く前に黒くなって なかなかきれいに咲き切ることは少ないです。
オオバノトンボソウ (以前に撮影)
「オオヤマサギソウ」「ジンジソウ」も数は少ないが高野山などで見る。「コバノトンボソウや」「キソチドリ」「ミズチドリ」などは信州などで見たことがある。いずれも細い茎にたくさんの トンボ や サギ や チドリ など いろんな生物が並んでいます。面白いですね
13日
真っ青な空が広がっているので 早朝観察に出かけた。 スズサイコが花弁を広げている。 この花は 太陽が上がり 気温も上がってくると花弁を閉じてしまう。 11日には花弁を閉じてうなだれていたが 今朝は青空に向かってしっかりと広げていた
スズサイコ am6:30
11日 pm1:00
、
可愛い花たちに逢いに、無理なさらないよう行ってきてください。
きっと花たちも、いつも来てくれている人とカメラを待っているのでしょうから。
そして普段観ることが出来ない珍しく貴重な花たちに逢わせてくださいね。
楽しみにしてます♪