我家から岩湧山(標高897.7m)の登山口(岩湧の森)まで車で20分。 ここまでバスは来ていないので、市外から来られる方は南海電車の天見駅か 紀見峠駅から歩くか、河内長野市滝畑まで バスで行ってそこから歩く。 麓の岩湧寺がある岩湧の森に車を置いて登るのが 一番らくちんでファミリーコースだ。山頂まで往復3時間ほど。全域、登山者は少なく 小鳥や植物をゆっくり楽しみながら歩ける。
金剛山(標高1125m)は我が家から車で30分だが バスが登山口まで行く。金剛山は山域がとても広く 登山者は夏も冬もとても多く、登山道はありとあらゆるところに自然に出来てしまって地主さんは苦い顔。大阪府側からも奈良県側からも多くの登山道がある。登山道が無尽につけられているだけあって、発見される希少な植物も多い。
私は 最近は 岩湧山の植物に詳しい仲間もいるので 手軽な岩湧山方面に行くことが多い。 岩湧山は「一般登山道」はさほど多くはないが 南葛城山まで含めた広域を見ると、まだまだ秘境のようなところが多く 新たに希少な植物が発見されることも多々ある。一昨日も 仲間から 新たに 「キバナチゴユリ」が見つかった との報告があった。 「エェッ!」 金剛山には咲くが 岩湧山にはない花がたくさんあるのだが 連絡のあったその花は 私の知る限り、金剛山と高野山に咲くことが知られているだけで 皆でとても大切に守っている花だったのだ。 確認しに行きたいのだが そこは秘境のようなところで 以前に迷って大変な思いをしたところなのだが、天気予報もよいので、「行くなら花の咲いている今日しかない。」と 連れ合いに頼んで 登山口まで送ってもらった。am8:30。 帰りは 何時になるか どこに下りるか決めていないので 「山から下りてきたら電話をするので迎えに来てほしい」 と頼んで 一人歩き始めた。
途中で花観察
お寺の古木に咲く「ヨウラクラン」
道端の「ウメガサソウ」
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