山野草の全盛期を迎えて 花仲間が次々と花情報をメールで届けてくれる。 今日のようにいいお天気だともうじっとしていられない。この足でどれだけ歩けるだろうか? 高齢になってそういつまでも山歩きは出来るまい。 そんな日が来るのが寂しくて 1年でも長く歩けるように外へ飛び出そう。 岩湧の山頂はスミレの宝庫、山菜の宝庫だがこの足じゃ自信はないので今日は千石谷を歩いてみよう。
千石谷は 岩湧山と南葛城山との間を西に向かって流れる渓谷だ。 千石谷に沿って 山頂のススキを刈り出すための広い林道が作られており、新緑の木々が林道と谷を覆っている。花仲間のN氏は「奥入瀬渓流のようだ」とご満悦の谷。 どこまで歩けるかなぁ、、、 どこかで ツツドリが「ポポッ ポポッ」と啼き 「ピューピュー」と啼くのはウソだろうか?
前を行く若い女性は話し声からどうも中国人のようだ。 大滝でお昼休憩にしようと 谷に降りると彼女たちは先にお昼ご飯にしていた。離れたところに私が腰を下ろすと 先ほどまで中国語でしゃべっていた一人が 自然な日本語で「これどうぞ」ってチョコなどのお菓子を持ってきてくれた。臆せずに声をかけてくれお菓子をいただき ありがとう。
いろいろ見たかった花も見頃で来てよかった~ 林道脇には太いイタドリがニョコニョコ生えている。 出来るだけ太く生えたばかりの柔らかい短いものを折る。所々で折り採って道の脇に置いておく。 帰路に拾って帰ろう。 森の谷では3時になっていた。ルイヨウボタン イチリンソウ ニリンソウ フタバアオイ が花をつけている。 モミジガサ オタカラコウも勢力を広げている。
ルイヨウボタン
イチリンソウ
ニリンソウ
フタバアオイ
ヒメレンゲ
トリガタハンショウヅル
シロバナハンショウヅル
そろそろ足の痛みがひどくなってきた。 ウーッ・・・・ 今日はここまでにしよう。 ストックをつきながら1歩1歩 ゆっくりゆっくり。来るとき摘んだイタドリを集めながら 6:00 駐車場に戻った。 昨年は山菜摘みどころじゃなかったし イタドリを食するのは久しぶりだ。
イタドリ調理・・・ とってきたイタドリは 広い桶などに入れて たっぷりの熱湯をかけ 皮の色が白っぽくなったら取り出して皮をむく。節でちぎれてしまうことも多く面倒だが あまり気にしないで続きを剥く。 皮を剥いたら イタドリをまな板に載せて5ミリぐらいの斜め切りにしたら 時々水を換えながら一晩水にさらすと 酸味が抜ける。 これをきんぴらごぼうを作るように ゴマ油、砂糖 醤油、で炒める。最後にゴマを振る。シャキシャキの食感でとてもおいしいです。 くれぐれも 熱湯につけたままにしないように。シャキシャキ感がなくなり ぐにゅっとしてしまいますからね。
摘んできたイタドリ
離れているけどドキドキしちゃいました(笑)
RYUちゃん 手術はいつですか? 小さいのに 辛いです。