今日は 卒業した高校の同窓総会がある。毎年 幹事をしてくれている方がお誘いくださるが 今まで行ったことがない。今年もメールで案内を頂いたが 闘病中の旨返信したら「お見舞いに行く」と言われ、これは困った・・・・元気になっているので それでは私のほうから出向く、と言うことで 卒業以来50年ぶりに母校を訪問することにした。 高校時代から山に行ったり、キャンプをしたりした仲間6人が揃うという。同窓会といえば 何を着ていこうかと考えるが、今回の病気で2㎏は痩せて なんと35年前、息子の小学校の入学式の時に買った服がピッタリになっているではないか。色も落ち着いたピンク系の春らしいワンピースで、これは同窓会にふさわしい と 嬉しくなる。
昨夜も 入院中に親しくなったSさんから電話。彼女は75歳だが とても明るいおしゃれな人だ。 同じ乳癌で摘出手術を受けられたが、リンパ節への転移があったので 退院後はしばらく抗がん剤をすることになり 初めての抗がん剤は入院して受けるということでお見舞いに行った。高齢なので 抗がん剤も若い人(50歳で同じに入院していたNさんの抗がん剤治療)よりずーっと少ない量だそうですが 最初の抗がん剤後は 白血球が少なくなって その手当に病院通いが多いようだ。そのことを思えば わたくしは抗がん剤はせずに済み、今 副作用も全く感じられないホルモン剤を1日1錠飲むだけでいいのは どんなにありがたいことか。
手術の傷口はひどいもので とても温泉などに行く気はしないが おまけに脇の近くで小山のような肉の盛り上がりが出来 それが腕に当たって気になるので かかりつけ医のM先生に話すと 「美容面から手術で治してもらったらいいよ」と言われ、今週の金曜日に外来で病院に行くので話してみようかと思う。 が 電話をくれたSさんの話によると 執刀してくださったT先生がいまだに職場に復帰できないそうで 乳腺外科は日替わりで外から先生に来てもらっているようだ。手術などしてもらえる状況ではなさそうだ。 ちなみに 病院の乳腺外科は 初診の人はお断りされて、今までの患者さんだけをフォローしているとのこと。 Sさんも 「T先生のおられるときに診てもらえたのは幸運だったね」 と。
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