群馬榛名湖に訪れたら、立ち寄ってほしい神社、榛名神社。
榛名山の火の神、土の神を祀り、鬱蒼とした、木立、岩に囲まれた神社。
2017年度から2025年度にかけて群馬県内にある文化財の修復事業としては、
過去最大規模となる総額23億円をかけて百数十年ぶりに大修理を行うと。
すでに、国祖社・額殿は、すべての額が外され、修復作業に入っていました。
余分な話、
平成15年、「地球儀を俯瞰する外交」と
豪語した安倍首相が頻繁に外遊した回数は11回。
その費用が23億円。一回当たり2億円。
名古屋の新聞読者の質問に、東京新聞が、
外務省に問い合わせて、返ってきた数字。
榛名神社4棟の修復と同じ23億円。
15年、効果の薄かった外遊の費用に比べたら、
榛名神社にはもう少し割増しを・・と、いかがでありましょうか。
そう思わせる、榛名神社。
隋神門を潜り、神幸殿をまずパスして、20年から修復する、
国指定重要文化財・双龍門
総欅造り、正面と背面に千鳥破風、安政2年(1855)の建立。
双龍門と鉾岩、別名ローソク岩。
門です。門。
龍の彫刻や水墨画が描かれていることから、双龍門。
扉です。扉。
四面に軒唐破風をつける豪華な門です。
こんな派風を施した門、見たことがない。
若い方が、真剣に彫刻を覗いているのが印象に残りました。