標高1300mを走る夕暮れの電車は、
長野県佐久市川上村のレタス畑。
寒冷地、川上村には縄文時代の人々の跡が点在していて、
日本で一番高い場所にある集落遺跡と記録され、
江戸時代辺りは、農作物に適さない気候に住む人たちは、
近在の山の、カモシカ猟で生計を立て、
戦後の植林用苗木の栽培が盛んになるまで続きます。
今は、食卓用のレタス栽培、広大な土地一面、
春植え、秋植えと広大な土地が、レタス一面となり、
壮観な風景に変わるといいます。
一時、外国人が働き、就業時間、賃金などで、
国から指摘され、問題になっことがあるけど、
今は改善されてなお、レタス生産量は日本ではトップに。
この地で、栽培の手伝いをした、
大阪に生まれた若い女性、これから住む場所は、
川上村にしたいと言い、目を輝かせたのが印象的でした。
きっと、この道の八ヶ岳の風景も、
そう思わせたのでしょう
👇 長野県南佐久郡川上村で飼われていた柴犬は、
ニホンオオカミの血を引き、カモシカ猟に欠かせなかった、
寒冷地に強い、野性味が強く残る、
川上犬。
生存の絶滅を危惧しているといいます。
氷の張った堰堤から、
簡素な川上村を流れる、清流、
千曲川214キロ、長野県を流れれば、
新潟県信濃川を153キロ、
千曲川と信濃川は1本の川367キロ。
日本で一番長い川となる、その源流がここ。
千曲川、信濃川の一滴を落とすのは、
木毛平を登山口にする(途中で雪面、行けなかった)
👇 写真左の凸っとした山、甲武信ケ岳。
手にすくった水に手が凍えた、梓川も、
旅情を詠わせた、小諸の千曲川に・・・。