おはようございます。
八王子は、今日は朝から太陽が射し、
気持ちのいい朝です
箱根再訪は、先方の業務が落ち着く平日をと云うので、
来週まで延ばすことにしました。
これも、できる限り
対応に応えたい気遣いでした。
その頃は、箱根峡谷の景色は変わっているかもしれません。
塔ノ沢、「千歳橋」を渡ると、左に「環水楼」の、
窓の外の「縁」と「翅高覧」が美しいシルエットを見せます。
元々は、湯治客のために1614年に開場した宿屋です。
「環水楼」の屋号は、「元湯鈴木」の屋号時代、
明治23年、定宿にしていた伊藤博文が名付け、
大正8年に建て替えた木造建築。国の有形文化財です。
車で箱根の山頂を目指すと、塔ノ沢の入口、
いきなりカーブで狭い道路になめため、
この建物の歴史に、時代を識る手がかりがある、など
下調べがない限り、思わないでしょう!
私もそうでした!
環水楼は個人所有の建物ですので歴史等は、
私の説明より下記のホームページの方で
ご覧頂いた方が、いいのではないかと思います。
館内の様子も、詳しく掲載しています
http://www.kansuiro.co.jp/history/
1846年、仁孝天皇の第八皇女として生まれた「皇女・和宮」は、
32歳、明治10年9月2日、この塔ノ沢「元湯=環水楼」で薨去。
和宮の「家茂の側に葬って欲しい」この遺言は、
和宮のすごさを物語ります。
時代に翻弄された、「和宮」をしのんで
天璋院・篤姫は明治13年、どうしても行きたいと、駄々をこね、
訪れた「元湯=環水楼」
簡素な切妻2階建ての「早川」の縁から、亡き和宮を想い、
篤姫を泣かせた、
渓流、早川のせせらぎが、こちら・・・・☟
☟散歩に出れば、心休まる、早川の流れ。
「環水楼」の向かいには、
国の、有形文化財、1630年開場の
数寄屋造りの老舗「一の湯」です。
箱根には7件の「一の湯」があってその本館とのこと。
日本の伝統をしっかりと守っています。
歌川広重が「絵」に描いていますね!
「環水楼」のホームページに載っています。
箱根は風光明媚な観光地だけではなく、
歴史のエピソードが沢山、埋まっていところだ・・と!
塔ノ沢・卒業
では、また!
せせらぎの音聞こえて来ますよ。
温泉宿も日本らしくて素敵です。
箱根はやっぱり良いところですね(^-^)
みんなのブログからきました。
詩を書いています。
建物の伝統を守っているのを
感じると、ホットします!
箱根、いいところ!
そう思わせます。