春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

出直しにさばさば、

2022-12-16 21:48:51 | 西国33カ所札所
👆西国11番札所 醍醐寺(京都)

きょうは、朝いちばん、
晴れやかな気分になりました。
山道ぐいぐい、
着いた、正法寺👇は西国12番。
山門代わりの、でかい仁王像を背にして、
胸がざわめきました。
ここの敷地のしっとり感、西国札所6カ所巡って、
初めての安堵感。


秩父 坂東の札所巡りを終えた時、
今度の西国では、札所だけではなく、
札所あたりも見聞したいと、
強く、つよく思ってたけど、
巡りだけを消化しようと、
思いが走ってる一両日・・・、
フツ・・ふつとフラストレーション。
地を踏む足に威力が無い。



👆西国12番、正法寺で、巡礼者がお礼に収めた、
額を見ていて、
金持ちも、路銀に余裕のない人も、
巡礼道で繰り広げる辛苦と喜びの、
情景が浮かんできて・・・・。
なんか、すとんと、緊張感が取れた。

西国札所、国宝の建物も、仏像も素晴らしいけど、
それを見ていた、昔の人々の息づかい・・
それが、なかなか見当たらなかった。

11番札所、醍醐寺の金堂👇を見て、


👇山門をくぐって





観音堂の池の渕に座って
威厳の西国33カ所観音巡り
私に、なんか違う・・
思わせ、出直し‼と
京都五条の宿、さばさばして
一杯です

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今夜も大津で、足止め。西国13・14番。切り取り編

2022-12-15 23:54:38 | 西国33カ所札所

今日の札所参りは3カ所の予定でしたが、
2カ所止まり。
西国の札所の敷地はあまりに広くて、
見るものが多く、なかなか次の札所にたどり着かない。
撮影禁止もまた多い。
 ちょっとストレスは、甘味を・・と
ぜんざい。



西国14番、三井寺。
弁慶鐘。
延暦寺山門と三井寺の山門が、
勢力争いの喧嘩して、
弁慶が三井寺の鐘を引きづって延暦寺に持ってった。



で、延暦寺こんな鐘、いらないと、
弁慶がいない時代に蹴飛ばし、
  転げて、三井寺の古巣に戻ってしまった。
  ぜんざい屋の女将さんが教えてくれた。
👇引きづった跡が、転げた時の傷?が・・・



石山寺、13番は、
紫式部が「源氏物語」を構想したところだと。
侍女の方が利発そう・・・


青銅の式部👇、👆と2つの紫式部。
実物、写真でも見たことないしなあ~


山門から、本堂、一山巡って、多宝塔など、
見るところ満載。



旅人の袖をひきとめる留女は
自販機・紫式部



今夜も大津にお世話になってます
帰ったら整理が大変だぁ~

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近江八幡、町は遠く ‼ 西国札所31 32番。切り取り。

2022-12-14 20:56:16 | 西国33カ所札所

昔江戸の頃、女性の旅は関所近くの宿と決まっていて、
朝4時ごろには宿を出た。
関所監視者の隙をねらってのこと。
宿屋は関所に袖の下で、あうんの密約。

現代、宿を何時に出ようが、取り締まりは無く、
まして、一人旅となると、
ますます時間にルーズになって、



今日は、あっちもこっちも、
見る予定が結局札所、2カ所だけで日が暮れた。

夜明けと同時に向かった長命寺では、
近くの港に車を置いて、
石段808段👇登ってしまった。
何を思ったか
駐車場まで車を飛ばせばいいものを・・
これが今日、つまづきの一歩。



草鞋だったら、きっと紐づれして足袋で、
登ったに違いない。
江戸の高名な俳人は、日ごとの紐づれで、
鳥の足のようになったという。


帰りは、もう嫌だ、
アスファルトの坂道転げるように・・
長命寺だけで、5時間が過ぎてた。
腹も減るし、土産物屋の食堂は席がない。
次の32番、観音正寺👇近くで、昼飯をとハンドル握れば、
これまた、山道、山道土産物屋すらない。



この造り👇山菜蕎麦の、なめこにしか見えない。


結局今夜の宿場、大津まで、卵焼きとにぎり2個。
近江八幡市内の見学は、おしゃか ‼
観れなければ今度来る、と
口実にもなるけど
なんのことは無い
心はルーズ

明日こそ、旅の醍醐味、
旨いもので・・と






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着たきり雀 船に乗る。滋賀県琵琶湖。

2022-12-13 22:36:41 | 西国33カ所札所


旅2日目にして、朝の雨、
予定は琵琶湖2番目に大きい島、
竹生島にある、ちくぶしま
と呼びます、と、
汽船乗り場の案内の方が、呼び名を訂正した
西国30番の宝巌寺。
一日2便、午後は出るかどうかと・・
滞在時間80分ばかりは心細けど
ここを抜かせば、宝巌寺は遠くなる。
出航時刻には、船室一杯の人、人。



厳寒服が役立った。
航路30分をデッキで過ごす。
けれど、昼、気温が上がった昼頃には、
全身・・・汗。
今朝、着替えのバックが無いのに気づいて、
首から足まで、昨日の服。
馬鹿垂れ・ドジ・顔を洗ってこい、と自分に罵詈雑言。
そんな言葉の悪い人間でも、
👇観音様の前では、心が静かになり、
何かが洗われた心になってしまう。
この、人間の心の変わりよう、
なんと表現すればいいか・・・。



下船後、高月市
渡岸寺観音堂の平安時代の、
国宝・11面観音様を見学
チケット売り場で、受付のおっちゃんが手招き
感想に腰のくびれがいいと言ったら
あれでおっぱいの形を両手で作って・・が
あったら、何とも言えませんなぁ~
遠いところから、
ありがとうと尻上がりのお礼
言葉の響きが耳に優しい
明日は、
近江八幡、31番と32番


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小さい旅・西国33カ所札所、33番華厳寺参道。岐阜

2022-12-12 21:57:29 | 西国33カ所札所


江戸の頃なら今の季節、
都から離れた果てしないこの地、
雪道も、心清めと・・・
なんて思いながら、雪景色を想定して、
しっかり厳寒対策。
西国33番霊場。
岐阜県揖斐郡揖斐川町。
今日の天気はしっかり晴れ、
最近、勘が鈍くなった。

午後2時、
参道で迎えてくれたのは、
マスコット「いのりちゃん」👇






男一人の霊場巡りはどうも様にならない
女性がいれば、皺伸ばしに一杯と
徳利をかたむけ
瞼の紅色に、旅の疲れも癒えようが・・・
判ってたけどまた一人旅
米原市に来て宿で、一人酒
ワンカップ一杯で
意識が消えかけてきた


明日は、琵琶湖の日本海寄りの竹生島へ
船が出なければ、近江八幡を先に
4~5日の旅
今回はアウトラインだけで・・



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