今回、抜栓したイタリアワインはフラスカーティ スペリオーレ セッコ “サンタ テレーサ”(Frascati Superiore Secco “Vigneto Santa Teresa”)2008です。
3000円以上のフラスカーティを見たことがなく、1000円前後のフードフレンドリーなワインが多くあります。その中にあって、熟成感を楽しめるフラスカーティがあります。その中にサンタ テレーサがあり、3年から10年ぐらいの間の経年経過を楽しめます。
バナナ、アプリコット、黄色いリンゴが入り混じった香りと味わいは複雑と言うよりは渾然一体、と言った感じです。何よりセージやオレガノを噛んだ時の円やかなほろ苦さの味わいとアフターテイストは、フラスカーティをすぐに思い浮かべます。そして、このほろ苦いフラスカーティはサルティンボッカを一瞬で結び付けてくれます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます